が部屋にあふれだすと、あぁそろそろ +books の更新をしなきゃ、と焦ります。お正月以降、ばたばたと慌しかったためか、整理してでてきた本たち、ほっとする系が多かったかな。あと数冊、アップするつもりだったのだけど、なんだか集中力が途切れてきたので、今日はこの辺で閉店にします。近々アップしますので、お楽しみに〜。

(2005/4/10)

cover 世界で仕事をするということ グロ ブルントラント (著)
女性初のノルウェー首相、前WHO事務局長、というスーパーウーマンによる手記は、確かに、すごい!やっぱりスーパーウーマンだわ、と思う部分と、働く女性として共感する部分と、実際のところは半分ずつ。息子の死に際しての件は、読んでいて、胸がしめつけられるよう。母親としての自分、要職を持つ自分に揺れながらも、き然とふるまう様子に「プロ意識」の強さをみました。
訳者あとがきにある「ふつうのおばちゃんだった」という本音はなんだか嬉しく、勇気を与えられたような気がする。
21世紀、女性はもっともっと社会の表舞台にでて、自分らしく振る舞っていくべきと思う。そうすることで、社会は、あるべき姿に、少しずつ近づいていくのだと思う。


cover Room talk 岡尾 美代子 (著)
「afternoon tea」の公式サイトに連載されていたエッセイをまとめたもの、と知って納得。ほのぼのするスナップとエッセイは、「afternoon tea」のイメージにぴったり。
スタイリストらしい、モノやコトに対する雰囲気感の伝え方、にはしびれます。
FYI:岡尾 美代子さんのインタビュー記事(@cafeglove)


cover イギリスの住まいとガーデン―暮らしを楽しむエッセンス 川井 俊弘 (著)
家というのはその土地ならではの生活習慣が大きく影響を与えているもの。日本の家と比較すると恐ろしいほどに長寿のイギリスの家々、その暮らしかたに踏み込んで、まとめられた一冊。
コージーな雰囲気の作り方、庭やキッチンの使い方など、我々日本人の常識とはかけ離れているものの、参考になる部分もたくさんある。また、堅実なイギリス人たちは、取り敢えず、という感覚で家具を買わない、という件にはどきっとしつつ、本当に気に入るものが見つかるまではがまんする、ができてしまうことを、ちょっぴり羨ましくも思ったり。これから、家を作ろう、家を買おうとしているヒトにとって、頭をやわらかくするのに、非常に役だつ本だと思う。


cover マイ・ストーリー 山本 容子 (著)
sunameri の店長日記 vol. 42 (2004/10/20 発行)より
すてきだな、と思う、おとなの女性の1人、山本容子さん。本屋 さんで、ふだんのイメージとちょっと違った彼女の写真の表紙に 惹かれ、手にとった1冊です。
「マイ・ストーリー」 山本容子(著)
年齢を重ねた女性の美しさというのは、心の自由さ、とつながっ ているんじゃないかなぁ、という漠とした思いが、この本を読んで、確信に変わりました。
とにかく「私はこうだから・・・」と自主規制しちゃうヒトがい っぱい!と残念に思う今日この頃、彼女のように、そのとき、そ のときの思いで、情熱を傾け、つっぱしれること、ほんとにステ キと思います。
やりたいと思うことを実現するのに、必要なのは、お金でもない し、後押ししてくれる環境でもなくて、やりたいと思う、強い情 熱なんだ、ということ。その情熱が、知恵を働かせ、周囲を巻き込み、協力者を出現させて行くんだ、と。
自分の思いにすなおに生きてきたヒトは、年齢を重ねてもなお、 すがすがしく、自信に満ちた眼差しをもてるのだと思いました。 自分らしさ、をとことん追求してゆく彼女の生き方は、私たち女性が見習うべきこと、たくさん教えてくれているような気がします。
あなたは、最近、自分の思いにすなおに行動してる?


cover かんたん、おいしい!マクロビオティックはじめてレシピ 中島 デコ (著)
穀物菜食を基本とするマクロビオティック、焼き肉女王の異名をもつワタシ(笑)としては、ちょっと縁遠い感じもしますが、以前から強い関心をもっています。バリエーション豊かで彩り鮮やかなお料理のレシピも目を見張るものがありますが、冒頭、著者のデコさんご自身のマクロビオティックとのつきあいを綴ったもの、大変興味深かったです。本来の主旨からははずれてしまうかもしれませんが、お料理の1つとして、取り入れていく、というのもありかな、とも思っています。


cover なっちゃんレシピ 小島 奈津子 (著)
お料理って人柄がでるなぁ、ということを実感する一冊。楽しみながら料理をしている様子が伝わってくるようで、ページをめくっているだけで、ほのぼのとした気分になってきます。


cover しあわせの受け皿―暮らしに器とシンプル雑貨 石村 由起子 (著)
このところキツイなぁ、と思うと、勝手しまう雑貨本。こちらも、美しい写真をぼんやりながめるだけで、やさしいキモチがよみがえるような。器好きにはたまらないページもたっぷり。そのたたずまい含めて、いろいろ参考になりそうです。


cover 26枚のテーブルクロス―わが家のテキスタイルabc 堀井 和子 (著)
ハウスリネンを扱うお店の店長として、リネンものの本、折にふれて、チェックするようにしています。彼女のご主人と以前お仕事をご一緒させていただいたことがあったりして、勝手に身近に思っています。(笑)
北欧のテキスタイルを中心に、えー!っと思うようなものをテーブルクロスに使いこなしてしまうところはさすがです。いずれも、食卓のイメージがありき、だからできること、なのだと思います。
なんでも最初は「すてき」と思うことを真似ることから、といいます。彼女の布使い、身近に思うものから、自分の暮らしに取り込んでいけたら、と思っています。


cover テーブルの上のしあわせ 大橋 歩 (著)
彼女のイラストが大好きです。で、彼女の生活本もやっぱり好き。ギョーカイのヒトなのに、そんな気取りを感じさせてないところがすごい、と思う。こだわりまくりなのに、こんなにこだわっちゃうワタシって・・・という雰囲気がないところ。(笑)
気合いをいれずに作れそうなふだんのお料理のレシピも◎です。

 

好きの冬の夜。部屋の明かりを落として、ベッドに座り込み(もちろん足元はおふとんの中に)、あたたかな飲み物を傍らに、音楽もなし、ケータイの電源もオフ、あとはまぶたが重たくなるまで、文字たちとのたわむれの時間。こんな恍惚のひとときが、かんたんそうで、なかなか持てないもの。まだまだ他の誘惑に勝てない、へなちゃこな"本の虫"です。(笑)
冬休み最終日、気合いをいれて、本のページ、更新することにしました。私の小さな部屋、本に埋もれつつあるので、整理をしなきゃ、な状況。好きな本を好きなだけ手元に置いておける環境、早く手にいれたいです〜。

(2005/1/4)

cover 24の家 建築家と建てた夢を育む住まい 鈴木 紀慶 (著), 白鳥 美雄 (写真)
建築家の立てた24の家。いずれも「思い」のぎゅっとつまった、美しい家ばかり。どんな家族がどんな暮らしをするんだろうと思いを馳せるのも楽しい。


cover 建築的思考のゆくえ 内藤 廣 (著)
「デザインってなんだろう」という好奇心に対して1つの答えを出してくれたのが本著。あるべきカタチを見出すこと、それが建築だったり、プロダクトデザインなんだろうな、ということ、この本を読む中で自分なりに納得できたような気がします。建築に「時」の要素を強く意識している、という件には、思わずぞくぞくしました。
大好きな五浦美術館が著者の手によるものと知り、ビンゴ!と、ちょっぴり感激。彼の建築作品、これから少しずつに行きたいです。


cover 木工の世界 早川 謙之輔 (著)
木という「生き物」を扱う木工というシゴトが語られた1冊。職人の世界の厳しさ、そこにある喜び、そして、ピンとはりつめた空気が伝わってくるようなキレのある文章にうっとり。造形を生業とするヒトというのは、こういう視点でもって、日々暮らしているんだなぁ、というのも新鮮で興味深く思いました。


cover 巨匠の宿 稲葉 なおと (著)
世界的にも著名な建築家や庭園家が手がけた名建築の宿を集めた1冊。美しい写真とともに綴られる素敵な宿での夜、そして、朝。四季折々を著者とともに旅しているような気分になれる。名建築といえども、古くなる建物を維持することはたいへんなこと。その価値を知り、その維持に努める人がいることを嬉しく思うし、応援していかなければ、と思う。


coverアメリカの61の風景 長田 弘 (著)
メルマガ:「sunameri の店長日記 vol. 47 (2004/11/25 発行)」で紹介。
大統領選挙の顛末をみながら、私のイメージするアメリカと、リアル・アメリカはずいぶんギャップがあるんだな、と思いました。で、大統領選挙とは次元が違うものの、リアル・アメリカを知りたいと求めた本がとっても素敵だったので、ご紹介します。
「アメリカ 61の風景」長田 弘(著)
詩人である長田氏のつづるアメリカの風景。一般的にアメリカをイメージする、ニューヨークやロスとは全然違う世界。美しい言葉でつづられるアメリカの景色を想いながら、人、だとか、歴史、自然、だとか、大きな普遍的なもの、を強く感じます。日々のいろいろにあくせくすることないよ、って、あたたかく、大きななにかに包まれるような気分に満たされてきます。こんな風におだやかな本は、一気読みするのがもったいなくて、 大事に大事に読んでます。(笑) 秋の夜長にぴったりな励まし本、アメリカのあんな一面、こんな一面にどきどきしてみませんか?


cover 庭の旅 白井 隆 (著), 白井 温紀, 小林 庸浩
世界の美しい庭について、写真とともに綴られるエッセイ集。著者と一緒に旅しているような気分にひたれます。庭について、公園について、そして、鎮守の森について、美しい写真を眺めながら考える、静かな時間が心地よく・・・。

cover 0歳からの母親作戦―子どもの心と能力は0歳で決まる 井深 大 (著)
晩年は幼児教育の研究をされていた井深大氏による著書。幼児教育のみならず、人間の能力の可能性を説いているように思えます。お母さんと赤ちゃんとのつきあい方は、大人社会での人とのつきあい方にも通じることはたくさんあるような気がしてなりません。本書を読んでいると、井深氏の大きな愛に包まれているようで、なんだか勇気が湧いてきます。


cover 健康と食事 ルドルフ・シュタイナー (著), 西川 隆範 (翻訳)
食べるということを哲学するのにぴったりな1冊。自分のカラダが宇宙の一部だと感じられたら、ふだんの食事や自分の健康についての考え方がちょっっぴり変わるはず。読みやすい本ではないけれど、私はこういう話、結構好きです。


cover 東京都・豆南諸島まるごと探検 山下 和秀 (著)
夏の八丈島ツアーで、八丈島空港のお土産やさんで購入した本。東京にこんなにワイルドなところがあったんだーと感動!興奮!船の上から世界を見ている著者の視野の広さにドキドキ。巻頭の美しい写真も必見。


cover 行列のできるメルマガ 高橋浩子(著)
今、週に2つのメルマガを発信しています。「継続は力なり」の思いでがんばっていますが、メルマガの本当の魅力、にはまだ到達できていないよう。
ということで、人気メルマガの著者のインタビューがまとめられた本書を購入。やっぱり成功者というのは、目的に向かって、知恵を絞るし、 努力もしてるなー。
はじめの一歩は踏み出しているので、これから、購読者数を増やす努力もしていかなきゃな、と思いました。
メルマガ発行までの手続きが詳しく説明されているので、メルマガを発信してみたいな、と思うヒトにもぴったりの1冊です。


cover レストランで最高のもてなしを受けるための50のレッスン フランソワ・シモン (著), 岡元 麻理恵 (翻訳)
フランスの高級レストランでの食事の楽しみ方について書かれたもの、を予想していたのだけれど、著者が料理批評家ということもあり、どちらかというとレストラン評に近いものに。その辛口ぶりが爽快、でも、高いお金をだしてこんな思いをさせられるのー、とレストラン恐怖症になってしまうかも。って、フランスの高級レストランなんて行く機会もないから、心配することないか。(笑) それでも、生業としてレストランをやっているヒトと、お客さんとの間にある、期待値のギャップを理解すること、これは外食を楽しむのには大事なことかも。


cover キッチンスペシャリスト 大倉祥子 (著)
新居のキチンプランを練るのに購入。キッチンに関する基本的な理論が網羅され、「そーなんだ」と気づかされることが満載。キッチンスペシャリストという資格の存在も初めて知りましたが、お料理好きの方なら勉強するのも苦にならないかも。


cover ポータル、プロバイダ別blogデザインカスタマイズ事典 外間 かおり (著)
イエヅクリのサイトで blog に挑戦したものの、cssに苦戦し、なかなか思うようにレイアウトが変えられない!ということで購入した本。そのロジックを理解しなくとも、マニュアル通りに修正をすれば、とりあえずは自分の思うことができるように。難しいことはよくわらないけれど、blog をカスタマイズしたい、というヒトには便利な1冊。


cover器つれづれ 白洲 正子 (著)
骨董の魅力を覗かせてくれる1冊。著者お気に入りの器の写真を眺めるだけでも楽しいけれど、その器、それぞれの歴史、そのカタチの所以など、「知ること」の喜び、を垣間見せてくれる。器のこと、もっともっと勉強したいな、という気分に。


cover 文章王―プロ編集者による文章上達秘伝スクール〈2〉 村松 恒平 (著)
メルマガ:「sunameri の店長日記 vol. 34 (2004/8/26 発行)」で紹介。
まずね、書くこと自体、すごく励まされるってこと、これはsunameriの持論です。私のまわりでも、ホームページはじめたり、ブログはじめたりするひとが増えてるけど、書くことで、自分の気持ちをすっとだせたりして、気が楽になること、多いんだよ。思いがけず、正しい自分を見出せたりすると、ほんとに嬉しいし。
で、励まし本の話。この本は、作家になりたいヒト、文章を書くことをシゴトにしているヒ ト、その他いろいろ書くことに疑問を抱いているヒトビトが、プロの編集者にいろいろ質問、それに答えてもらえる、というメルマガをまとめたものです。でね、この村松さん、とても筋のとおった考えをもっているヒトなので す。こんなヒト、なかなかいそうでいないなぁ、と、いつも感心(ハー ト目)なんです。愛があって、情熱があって、毒もあって。(笑) 真剣勝負のQ&A、読み物としても、本当に面白いし、へらへら読んでると、ぐさっとくる話がまぎれていたり。書くこと=人生?なーんて思えてくるほど。モノを書くとき、ヒトはどうしても、自分に向き合わざるをえない。そこには、いつも自分の好きな自分がいるわけではなくて、どちらかというと、嫌な自分と向き合わなきゃいけないことがたくさん。そんなとき、嫌な自分を好きな自分に変えたい!と思うことが、大事なんだと思う。嫌な自分が書いたことが残るのは、嫌だもんねぇ。書くということ、自分と向かうこと、生きるということ、いろーんなことを考えて、なんだか元気が湧いてくる、そんな励まし本です。あなたは、最近、なにか文章書いてますか?

cover 木と語る 佐野 藤右衛門 (著)
メルマガ:「sunameri の店長日記 vol. 33 (2004/8/19 発行)」で紹介。
庭づくりについて、京都の桜守こと佐野籐右衛門氏へのインタビューをまとめたものです。実は、彼(といってもおじいちゃんなんだけど)の大ファン。彼のねぇ、自分を「植木職人」と言い切っちゃうところ、そして、そのシゴトへのプロ意識、りりしくてステキ。そして、自分のシゴトを通じて、世界観をもっているところなんて、もぅシビレちゃう。(笑)草木だけじゃなく、土さえも、生き物であって、その気持ちになって、対 処のしかたを考えなきゃいけないと。自分はエアコンの効いた部屋にいては庭づくりなんてできない、まずはエアコンのスイッチを切って、木がどういう気持ちでいるか感じてみよ、と。どれだけ自分の暮らしが自然とかけ離れてしまっているかと、がつーんと効いてくる言葉ばかり。彼の言葉を追っているうちに、自分が自然の一部であることを実感、なんだかココロ強い気分に満たされてくるようで不思議です。もともと日本人が当たり前に持っていた「お天道さまに感謝」の気持ち、取り戻さなきゃ、と思ったり。あわただしい毎日でも、街路樹をふりかえったり、青空をあおいだり、そんなひととき、取り戻さなきゃ。


cover 東京日和 荒木 陽子 (著), 荒木 経惟 (著)
写真家アラーキー氏と奥様の陽子さんが綴る東京の風景。なぜか見慣れた景色が彼のファインダーごしには切なさが漂うんだろう。はかなさが漂うんだろう。同じ景色に、私はどんな言葉を連ねるんだろう。ぶらりと出かけてみたい気分になってくる1冊。


cover 白洲正子"ほんもの"の生活 白洲 正子、他(著)
キレ味鋭いエッセイなどにファンの多い著者の暮らしぶりをまとめた1冊。骨董好きだった彼女が愛した器や雑貨たち、なんだかどれもほっとする雰囲気をまとっているのが意外といえば意外かも。ヒトはいずれ命をまっとうして消えてしまうけれど、使っていたモノはずっと残っていくわけで、ある意味、残されたモノが、そのヒトとなりを語っていくんだなぁ、としみじみ。私も自分の納得のいくモノをきちんと選んで、使いこなして、暮らしていきたいなぁ。


cover 骨董の眼利きがえらぶ ふだんづかいの器 青柳 恵介, 芸術新潮編集部
食いしん坊が嵩じて、器に興味を持つようになりました。セットものの洋食器を揃えるよりも、ふだんづかいのできる手頃の値段の和食器との出逢いが楽しみで仕方ありません。この本は骨董やさんが自ら気に入ってふだんづかいする器を紹介するもの。どんな器がでてくるのか、どんな風に使われているのか、そして、骨董やさんたちはどんな食事をしているのか、あくなき好奇心を存分に満足させてくれます。「選ぶ眼」も大切ですが、「使いこなす」も鍛錬が必要だなぁ、と痛感。


cover 魔法のラーメン発明物語―私の履歴書 安藤 百福 (著)
メルマガ「sunameri の店長日記 vol. 36 (2004/9/9 発行)」で紹介
タイトル、装丁からして、おいしそう〜な、チキンラーメンの開発物語。ちなみに、今日の私のランチ、おにぎり1つとチキンラーメン(ミニ)とサラダ。かなりハッピィでした。著者は、若い頃からいろんな事業を立ち上げて、戦争も経験されて、チキンラーメンの開発をたったひとりで始められたのが40歳を過ぎてから、とのこと。ふだんの自分がどんなにあまったれかと、がつーんとゲンコツされるよう。ひとは食べることに満たされていれば穏やかに暮らしていける、という信念のもと、おいしくて、栄養もあり、大量生産ができるラーメンを作ろうと、朝から晩まで、自宅の庭に作った小屋の中で1年以上かけて研究を続けられた著者。その情熱、持続力がどこから来るのか、教えて欲しいです。今、起業をすることが、1つのファッションのようになっていますが、本来、志を実現し、社会的に認められることこそが起業なんだ、と。インスタント、大量生産、というコトバが持つ響き、なんだか、ネガティブにとらえがちだったこと、反省です。手軽においしい、は、ひとをハッピィ にするのです。大量生産できることで、多くのひとをハッピィにできるので す。志を持つこと、そして、モノを創りあげていくこと、のすばらしさを教えてくれる1冊です。元気のでないとき、ぜひ、読んでみて。


cover うちの器 高橋 みどり (著)
食のスタイリストである著者、携わった書籍が100冊を超えるという。そんな彼女の暮らしぶりがのぞける1冊。自分の好きなものへのこだわりが徹底していること、これって、生活の道具を揃えるとき、なかなかできそうでできないこと。あ、安い!とか、便利そう!とか、お店には誘惑がいっぱい。そんな誘惑に負けずに、この先ずっと一緒にいたいと思うモノたちだけを家に連れて帰り、大切に大切に使いきること。そんなまじめさがあふれている高橋さん、とってもステキと思います。

cover おいしいをつくるもの―而今禾=jikonkaの道具たち 西川 弘修 (著), 米田 恭子 (著)
西川さん、米田さんの暮らし振りは、21世紀型のライフスタイルの1つのモデルとも言えるのではないかな、と思います。ふるいものを自分たちらしく使いこなし、手作りをたいせつにするスロー・ライフ。ゆったりとした時間のなかに、都市部ではなかなか見つけることのできない豊かさが垣間見えます。


cover リネンと暮らす クニエダ ヤスエ (著)
70年代に、テーブルコーディネイターというシゴトを確立し、パイオニアとして活躍しつづけているクニエダさんによるリネンの本。リネンの歴史から、その使い方まで、美しい写真とともに紹介。ハウスリネンを扱うオンラインショップをやっていくにあたっての教科書の1つです。


cover センセイの鞄 川上弘美 (著)
メルマガ「sunameri の店長日記 vol. 37 (2004/9/16 発行)」で紹介。
久々に読んだ小説、ハートをぎゅぅっとわしづかみ、されちゃいました。
話題にあがることも多かったので、すでに、読まれたかたもいらっしゃるかと思います。でも、やっぱりこのコーナーで紹介したいくらい、私、とても励まされてしまいました。こんなステキな日常もあるってことに。孤独を愛しながらもやっぱりどこかで寂しいツキコさん、年代や立場の違いこそあれ、わかるわかる!とたくさんうなづける、とにかく身近なキャラクターです。そんな彼女がセンセイに再会し、愛し合い、別れていくまでのストーリー。フツーなツキコさんが見ている風景は私たちの風景でもあり、彼女の瞳を通すことで、あたたかさや、おだやかさや、ささくれや、がなんとも新鮮で、彼女と一緒にセンセイの言動にどきどきしたり、がっかりしたり。そうそう、恋をしてるって、こんな気分なんだよね〜って。(笑) ヒトを愛するって、他愛ないおしゃべりしたり、一緒にごはん食べたり、笑ったり、泣いたり、ケンカしたり、そういうことなんだよねぇ、と改め て思ったり。そんなことも、未来永劫続けていけるわけじゃないんだよね。だから、だからこそ、身近にいるヒトをちゃんと愛さなきゃ、なんだし、日常の風景も、きちんと味わわなきゃ。と、なんだか謙虚な気持ちにさせられてしまう、ラブ・ストーリーです。あ、これって、センセイからのメッセージ、なのかな?(笑)


cover ことばは届くか 上野千鶴子・趙韓惠浄(著)
メルマガ:「sunameri の店長日記 vol. 35 (2004/9/2 発行)」で紹介。
女性学を研究する2人の研究者の往復書簡をまとめたもの。女性学って?と思われる方も多いと思います。男性学、なんて、ないのに、そんな研究分野があること自体、不思議、ですよね。私も初めて 「女性学」というコトバに出会ったとき、そう思いました。でもねぇ、男性、女性と、分けて考えると、なんだか対立するグループみたいな印象を受けるけど、Aさん、Bさん、みたいに、それぞれの個性、ととらえると、いくつかある中の1つの考え方、生き方、と考えることもできて、結構、しっくりくるのです。国家とか、民族とか、世の中には対立の理由になるグループ分けがたくさんあるけれど、女性、という「個性」から見る世の中は、なにかこう、普遍的な、目指すべきもの、みたいなものがあるような気がするのです。愛すべき家族と、居心地のよい家で、おいしいものを食べて、安らかに眠る、みたいな。よくよく考えてみると、実はそれって、女性だけが求めているものでもないよな、と。戦争とよばれる国家や民族の対立から、仲良しグループ内でのもめごと まで、人間社会には争いごとが絶えないけれど、ひとりひとりが、ほんとに欲しいものはなにか?をつきつめて考えれば、もっと暮らしやすい、穏やかな生活を得ることって、案外、難しくないのかな、と思ったりし ます。読みやすい本ではないかもしれませんが、世の中の大きなうねりが語られるのを読み進めていくうちに、日々の小さな悩みが、ふっと解けてゆくような、じんわり励ましてくれる本です。自分のこと、今、この時代を構成する一員だ、なーんて考えたこと、ありますか?


cover 雪とパイナップル 鎌田 実(著)
メルマガ:「sunameri の店長日記 vol. 31 (2004/8/5 発行)」で紹介。
ベラルーシ(白いロシア)という美しく、貧しい国の少年アンドレイは、重たい白血病と闘っています。そんなアンドレイの希望をかなえるべく、ヤヨイさんは、彼が食べたいというパイナップルを求めて、マイナス20度の街を連日歩き回り・・・。
人間がどんなに愚かで、弱く、そして、どんなに純粋で、強いのか、胸がいっぱいになります。希望の力、感謝の力を実感できる、とても美しい物語。   
あなたは「子供の涙の重さ」、考えたこと、ありますか?


cover 海ちゃん、おはよう 椎名 誠 (著)
メルマガ:「sunameri の店長日記 vol. 25 (2004/6/17 発行)」で紹介。
実は9月におばちゃんデビューをひかえているsunameriです。弟の家に赤ち ゃんが生まれるのですー。弟夫婦は静岡に住んでいるので、あまり行き来もないのですが、この間、実家に行ったときに、孫の誕生を心待ちにしている 親から赤ちゃんの話をいーっぱい吹き込まれて、私もすっかりソノ気になっ てきたのです。(笑)
で、「海ちゃん、おはよう」。初めての赤ちゃんを迎えるパパの気持ち。とってもあったかくて、電車の中で読んでいたのに、泣けてきそうでした。私の弟もこんな体験するのかな、とか、私が生まれてきたときに、父はこんな風に思ったのかな、とか。もう、うるうる。家族がどんなにかけがいのないものか、ほのぼのと気づかせてくれる1冊です。


cover カリスマ体育教師の常勝教育 原田 隆史 (著)
(2004/6/7 ぶくぶく日記より。)
スクールウォーズばりの熱血体育教師、原田先生による著書です。日本一のなりかた、がわかります。すごいでしょ。とにかく、自分が日本一になる!と思い込んで(最初から諦めていたら絶対1番にはなれない)、あとは日本一になるにはなにをすべきか、具体的なアクションプランを書いて、書いて、書きまくって、あちこちに貼りまくるのだそうです。私もふだんから、ふと思ったことはなるべく書き留めるようにしています。不思議と、書き留めたアイデアとかって、後で実現できることが多いような気がします。ということで、ちょっと大変かな?ということも、まず宣言しちゃうのです。(笑)そしたら、きっと、実現できるハズ。きっとねぇ、私はこんな風に少しずつ少しずつ背伸びして、なりたい自分に近づいてると思うな。ふふふ。ちょっと気が大きくなっている夜です。


cover くさいはうまい 小泉 武夫 (著)
発酵の研究をされている小泉先生の著書。くさくておいしいもののお話なのですが、この先生、ほんとに食いしん坊で、おいしいと聞けばどこにでも行っちゃうし、ほんとになんでも食べちゃう。で、そのおいしさの表現がほんとに上手で、虫を食べる話なんて、(う、きもちわるー)と読んでいたのですが、途中から、なんだか生唾がでてきたりして、(うわ、私、やばいっ)って、はっと我にかえったり。
小泉先生の語り口も楽しい射のですが、食べ物って文化だなぁ、としみじみ思う1冊です。



のページ、ほんとにひさびさの更新となってしまいました。ごめんなさい!
実はこのページがきっかけで、年初から、ある雑誌の書評を書くようになりました。毎月、数冊の本の紹介文を書いてます。字数の制限のほかに、時間の制約、というのも私にとってはおおきなプレッシャーです。本だけでなく、同時に、映画、DVDの紹介も数本ずつ、これを資料をいただいてから1週間(ときには4、5日ということもありました!)で原稿として仕上げなくてはいけません。あぁ、ライターって、ほんとにたいへんなシゴトなんだな、と痛感。
月末から月初めの1週間は胃が痛くなるほど切羽つまるわけですが、不思議とやめたいという気持ちにはなりません。ふだんは思うこと、思うままに書いてるわけですが、いろんな制約の中でモノを書く、というのも独特の緊張感に伴う気持ちよさがあるような。(笑)
たまに私の文章が掲載されている雑誌を送ってもらってみると、きゃー(恥)と思うことばかりなのですが、少しずつ、活字向きの文章に近づけるべく、鍛錬の日々です。といいながら悲壮感はまったくなくて、世の中の新しい面が見えるようになった気分がして、楽しいです。
ということで、このページの更新が後回しになりがちですが、ご容赦を!
(うーんすごいオチだっ。笑。)

(2004/7/11)

cover 愛情生活 荒木陽子(著)
写真家アラーキー氏の奥様によるエッセイ。のびやかで、さっぱりしていて、いいこちゃんでもなく、本当に魅力的な女性です。残念ながら、若くして他界されているのですが、生涯、女であり続けたのだと思います。素敵なことと思います。
彼女もまた、自分にとっても本当に大切なことを知っているヒトなのでしょう。だから、夫のアラーキー氏が暴れん坊だったりしても、うまくやり過ごす、というか、自身も楽しんじゃってるのが、すごいなぁ、これぞ夫婦だなぁ、と。
私も私なりの愛情生活、少しずつ、積み上げていきたいなぁ、と素直に思ったり。きゃっ。


cover [プロ編集者による]文章上達<秘伝>スクール 村松恒平(著)
いろんな意味で"シビレル"一冊です。「秘伝メルマガ」と称するプロの文章感覚を伝授するメールマガジンをまとめたもの。読者からの質問に、プロ編集者村松氏が答える、という形式なのですが、ばっさばっさとめった切りしてくれるのです。イマドキ、こんなに徹底的にしかられることないよなぁ、と思うようなものもたーくさん。(読んでる私もしかられ気分でしゅんとした気分に。)でも、これが、なんとも気持ちいいのです。(注:Mじゃありません。)世の中にはこんなにまじめにモノ書きを目指しているヒトがいるんだ〜と感心するほど、たくさんのまじめな(ときに生真面目すぎるほどの)読者が必死に質問してくるのですが、不思議と文章の中に甘えみたいなにおいがすることと、もうタイヘン。(後半ではこれが楽しみになってきたりして。)
とにかく、文章書くことって、毎日を真剣に生きること、だなぁ、と。この本を読んで、文章を書くということが怖くなったし、怖いもの見たさ的な好奇心もまた湧いてきてしまいました。
そして、メルマガも大好きですが、やっぱりこういうモノは本で読むほうがいいなぁ、と痛感した1冊でもありました。


cover 薪ストーブの本 ウィリアム・ブッシャ/ステファン・モリス/バーモントキャスティングス(編・著)
憧れの薪ストーブ!(ちょっと今の季節にはそぐわないけど。)
スキーに行き、宿に薪ストーブがあったりすると、夜はもう、ストーブから離れることができません。ホンモノの炎の魅力、私の中にある"原始的な部分"にびんびんひびいてくるような感じがします。
山で木を切り出し、薪割りをし、それをストーブにくべて、暖をとる・・・、便利さと引き換えに、こんな生活を手放してしまった人間は、果たして幸せになったのだろうか、とちょっとおじさんぽく(笑)考えてしまいます。そして、今、私たちは、今までの便利で慌しい生活を続けるか、それをを見直すか、選択できる場面に立ち会っているように思います。インディアンじゃないけど、何代も先を見越して、今、自分たちがどういう行動を起こすべきなのか、などと考えてしまう一冊です。エネルギーや環境問題に興味のある方にとっても、とても考えさせられるものだと思います。


cover ニッポンキッチン 月刊「建築知識」増刊
キッチンって、すごく人間臭い場所、と思います。モダンなヒトはモダンなキッチン、和なヒトはやっぱり和なキッチン。私もなーんでも食べるし、フレンチやイタリアンも大好きだけど、やっぱり、白いごはんとおみそ汁、が1番ほっとします。だから、キッチンもやっぱりどこかに和な部分があるほうが好きです。
ということで、ニッポンキッチン。そこに水があり、火があり、野菜がある、という、なまなましさのあるステキなキッチンが紹介されています。
自分らしいキッチンを考えていると、自分の暮らし方、自分の行き方につながってきちゃんだよね。たぶん、これぞ完璧!なんて見つからなくて、日々、あーしよう、こーしようと積み重ねていくものなのでしょうね。


cover絵本フランスの頑固なレシピ 山本容子(著)
まるで山本容子さんと一緒にコルドンでフレンチを勉強しているような気分になれる本。大人でありながら、可愛らしさのある、山本さん、憧れる方も多いと思います。彼女と一緒にお料理なんてしびれちゃいそう。(妄想)
「最初の授業は悲鳴から始まった…」なんて、ぞくぞくします。そうです。ほんとのお料理って、鳥や魚をさばいたり、ちょっとグロいものなんですよね。(グロいなんて言っちゃいけないのかな。)その辺もすんなり消化して、学ぶ、ということに集中されている彼女の様子が目に浮かぶようです。
手書きの彼女のメモやイラストがまた楽しくて、なんども、なんどもページをめくってしまいます。毎回、見逃していたおちゃめなメモを見つけることができたりして、まさにひとつぶで2度おいしい本です。


cover フランス語はじめの一歩まえ 長谷川イザベル(著)
昨年秋にパリを訪れ以来、ほそぼそと(笑)フランス・ブームが続いてます。最近、NHKテレビ講座はさぼっていますが、こんな楽しい本はしっかりチェックしてます。
趣味の外国語の勉強って、文法がどーのとかよりも、やっぱりその言葉の背景にある文化とか、習慣とか、そういうところからはいったほうが楽しいんじゃないかと思っています。職場の同僚を"copain"(コパン)、日々のパンを分かち合うひとたち、と呼ぶ、なんて、なんだか素敵だよねぇ。
こんなんじゃ、いつになっても、フランス語、しゃべれるようにならないと思うけど、楽しみなんだもの。いいよねって。おばあちゃんになったころ、辞書ひきながらでも原書が読めたり、海外旅行でフランス人のひととちょっぴり挨拶なんてできたらいいじゃない〜、と夢みてます。フランス語云々よりも、読み物として、とても面白い本です。


cover フランス語で綴るグリーティングカード にむらじゅんこ(著)
フランス語、勉強したい!と思いながらも、文法からコツコツやるなんて、つまらないなぁ、と、独自の手法でとりくみ中です。で、グリーティングカード。
考えてみれば、グリーティングカードのメッセージって、すごくシンプルで、ストレートで、でもその言い回しは、その言葉独自の雰囲気があって、入門編にはぴったりだわ〜、と、ひとりにやにやしています。
素敵なイラストとともに、短いメッセージと、日本語の意味、カタカナで読みかたがふってあるのも嬉しいです。まだまだ本格的な発音を勉強する前の、フランス語の雰囲気を楽しみにはちょうどいい感じ。誰かに、フランス語のメッセージを書いたカード、送ってみたいなぁ。(どうせなら、少しはフランス語わかるるヒトがいいんだけどなぁ。)


cover デザインの原型 日本デザインコミッティー(制作)
2002年に開催された「デザインの原型」展に出展されたプロダクトがモノクロの写真で紹介されています。雰囲気のある素敵な本ですが、みょうなとんがった感がないのが、すごくいいです。
「なぜいま、原型なのか」なんていう座談会も、読み物として、すごく面白いです。
こういう本、大好きです。


cover デザインの素 小泉誠(著)
この本に出会うまで、コイズミマコト、というヒトを知りませんでした。が、あっという間に、彼の世界に魅了されてしまい、国立にある「こいずみ道具店」にまで行ってしまいました。やっぱり、実物をみてみたい!って。
こじんまりした道具たち、日本の街の暮らしのサイズだなぁ、と思いました。この「こじんまり」って悪い意味じゃなくて、なんだか落ち着くんだよなぁ、というサイズなんです。限られたスペースでも、のびやかに暮らせるんだなー、と。
私の考えるデザインって、まさに彼がやっていることがしっくりです。
さすがに国立には頻繁に行けないのですが、青山の「カギロイ」には近くに行くときは寄るようにしています。小泉氏の家具などをみることができます。プロダクトデザインって、ほんとに面白いです。


cover インテリアと日本人 内田繁」(著)
扱っているテーマの範囲が広く、各テーマの関連性をどう消化したらいいのかわからない〜なところが残念でしたが、日本の歴史、生活習慣から、インテリアデザイン論までざーっと理解できます。デザインに関する本を最近よく読みますが、デザイン論、という話になると、やっぱりちょっとややこして、素人にはつらいものがあります。
ただ、デザインって、おしゃれなヒトのもの、ではなくて、生活にぴったりくっついているものだと思うので、その辺をうまく理解できれば嬉しいなぁ、と思ってます。 デザイン本を読みあさる日々はまだまだ続きそうです。
そうそう、この本は、タイトルとか、表紙とか、マーケティング的にはすごくうまいと思います。本屋さんで見かけて、手にとらずにはいられなかったもの。(笑)


cover 櫻よ―「花見の作法」から「木のこころ」まで 佐野籐右衛門(著)
京都の植木やさんで、3代にわたり、桜守として、全国の桜の古木、銘木などを世話してきた佐野籐右衛門氏の話をまとめたもの。
ひとは桜が咲いている時期以外、その存在すら気にもかけないけれど、花が終わって、葉桜になり、夏を越え、葉を落とし、次の春の準備を始める、という、聞けば当たり前と思う、いのちの営みについて語られると、あぁそうだよな、と。桜の木に、きれいな花をありがとう、と声をかけたくなるような気分に。
桜をとおして、世の中をみている籐右衛門氏の、ときに辛らつな言葉が胸に迫ります。いのちを相手にシゴトをしてきたヒトだからこその重みなのだと思います。
今年は夏の桜並木をみる気分もちょっと違ってきました。たくさんのヒトに読んでもらいたい1冊です。


cover 園芸家12ヶ月 カレル・チャペック(著)
園芸好きの著者が自嘲的に語る園芸家の12ヶ月。除草に水撒き、土壌改良と、やるべきことは目白押し、かつ、天気はまったくもって思い通りにいかない。そんな中、やきもきしたり、体中どろんこになりながらも、園芸家はただただ自分の庭を愛す。なんともロマンチック!
雨が降ると、庭に雨が降ってると思う。日がさしても、たださしているのではない、庭にさしているいるのだ。日がかくれると、庭がねむって、今日1日のつかれをやすめているんだ、と思ってほっとする。
こんな風に思えるようになれたら、日々の暮らしはどんなに豊かなことか!園芸家の悪戦苦闘にげらげらと笑いながら、ふと、気持ちをもっていかれてしまうような、そんなエッセンスがたっぷりつまった1冊です。


cover 生きがいの創造 飯田史彦(著)
「生まれ変わり」を認めることで、自らの人生を積極的に生きよう、という気持ちになれる、という「生きがい論」を研究されている国立大学教授による著書。私自身、「縁」みたいなものをすごく信じているので、すんなり読むことができました。大切な家族を亡くされたり、自らが思い病気をわずらったりされている方にとっては、彼の著書が「救い」になるそうです。あまりに厳しい現実に直面すると「どうして自分だけがこんな目に・・・」と思うのは自然なこと。それを「自らが生まれてくる前に予定してきた試練」だというのです。とてもユニークな研究で、すんなりはいれるヒト、反発心を覚えるヒト、それぞれと思いますが、私自身は、こういう話、自然に感じたりするほうです。


cover 白洲正子(著)
<5/20発行 sunameriの店長日記より>
白州正子さん、ファンの方も多いと思います。私は彼女のきりりとした文章が大好き。きりりとした文章はどこからくるのかといえば、やっぱり、きりりとした生き方から、かなぁ、やっぱり。  
この「木」の本、私は文庫を買い求めたのですが、小さいながら、口絵の写真に、まず、うっとり。いろんな木のそれぞれの美しさ。そして、木へんの字が記す、20の木のお話。どれも身近な木なのに、意外に知らなかったーということも多く、毎日1つずつ、大切に読み進めています。全国の銘木の話や木工の話、いずれも、さわやかな木の香りがしてくるよう。読んでいると、すがしい気分になってきます。
実家の近くの通りはケヤキ並木でした。春の若葉、夏の青葉、秋の紅葉、冬、葉が落ちて空がひろがる感じ、と、四季折々、その並木はとてもきれいでした。ということで、私はケヤキが好きです。きっとひとそれぞれに木にまつわる物語があるんだろうな、と思いながら、ページをたどっています。


cover 植物との共生 ピーター・バーンハルト(著)
気軽にすらすら読める本ではありません。が、ひさびさにぐぐっとくる1冊でした。植物の不思議ないとなみが、なまなましいほどに描かれています。今まで私が意識してこなかった、新しい世界がある!というような、驚きと興奮がごっちゃにして、少しずつ、少しずつ、読み進めていきました。
たまにはマクロな視点で植物をながめるのも楽しそうです。


cover 庭木・街の木 岡部誠・堀越禎一(解説) 巽英明(写真)
街の暮らしのなかでも、たくさんの木や草花をみかけます。が、よくみかけるのに、名前がわからないものがたーくさん。で、買い求めた1冊です。ポケットサイズというのが持ち歩くのに◎だし、写真もきれいで、説明も図鑑ぽくなくて読みやすいのが気に入ってます。こんなふうに身近な草花の名前を知るだけで、なんだか、自分自身がすごく豊かになった気分。緑の多い、日本という風土に産まれてきたことに、思わず、感謝です。


cover ひとり暮らしのころは 津田 晴美(著)
先日、待ち合わせした友達から「ちょうど読み終わったところだから。」と貸してもらった本。インテリア・スタイリストの先駆けとして活躍中による著者が、東京にでてきて、学生生活を始めたころからの「くらし」をつづったエッセイ。すてきな友人に出会い、少しずつ、自分の暮らしに彩りをそえていくことを楽しむようになっていく様子にほのぼの。ひとり暮らしにぴったりなかんたんお料理のレシピなども載ってます。津田さんのファンだけでなく、ひとり暮らししたいな〜というひとにぴったりの一冊と思います。


cover スパイス名人宣言 朝岡 勇 (著)、朝岡 和子 (著)
メルマガ:「sunameri の店長日記 vol. 12 (2004/3/18 発行)」で紹介。
パッケージを見れば(あぁ!)と思われる方も多いと思います。朝岡スパイスの朝岡さん夫妻による、スパイス本です。実は私もまだ読み終わっていません。もったいないので、少しずつ読んでます。(笑) 見開きで2つずつのスパイスが順々に紹介されています。スパイスの特徴(見た目やにおい、味、似ているスパイスなど)や、どんなお料理に合うのか、また、それぞれのスパイスを使った簡単なお料理のレシピも載ってます。スパイスって、基本は植物で、はっぱだったり、種だったり、で、この本を読んでいると、なんだかそのスパイスが生えている場所に立ってるような気分にひたれるのです。あ、私も自然の一員!みたいな気分。1回、数ページ、と決めているので、「今日の分」を読み終えると、静かに本を閉じるのです。ココロ穏やかな、静かな気分で。スパイスのある暮らしってなんだかぴりっとするようで、とてもステキと思いませんか?あなたの暮らしにはどんなスパイスがありますか?



を読める通勤時間は忙しいときはなおさら、憩いのひととき。先週から猛烈に忙しくて、シゴト→ネル→シゴト、の日々でしたが、それでも、武田百合子さんの「富士日記」を読み、ほのぼのと励まされていました。最近、復活!図書館派で、富士日記も(上)(中)(下)と予約して、2週間ほど待って、やっと借りられたのですが、ぜんぜん読み終わらず、やっぱり文庫本を買おうかなぁという気分です。「富士日記」は特に、なのですが、旅に連れて行きたい、と思う本なのです。そうそう、本もこういうジャンルの分け方もありますね。旅に連れて行きたい本、通勤時間に読みたい本、ベッドで読みたい本、ソファで読みたい本、おトイレで読みたい本(!)・・・。(ふふふ)

(2004/2/17)

cover 捨てない生活―快適なドイツ流ライフスタイル クライン 孝子 (著)
シンプルライフは「永遠の目標」と書きましたが、ドイツでは徹底したシンプルライフが当たり前になっているようです。ゴミはしっかり分別した上、ゴミの収集にも費用がかかる、ということで、暮らしの中でゴミを減らす努力・工夫がなされているのだそう。子供のころからの教育に始まり、その徹底たるや、感心するばかり。
毎週、うんざりするほどのゴミをだしている私たち、学ぶべきことが多いと思いました。まずは、誰のため?なんのため?の包装なのか、消費者が意識をもつことが重要と思います。いくらすっきりしたインテリアに囲まれた生活をしていても、毎日どっさりゴミをだしているようでは、シンプルライフにはなりません。自分でできることから少しずつ、ゴミを減らす工夫、積み上げていきたいと思います。


cover 木立のなかに引っ越しました 高木 美保(著)
<sunameri の店長日記 vol.5 (2004/1/29 発行) より。>
図書館で借りた高木美保さんの「木立ちのなかに引っ越しました」を読みました。ご存知の方も多いと思いますが、女優の高木美保さん、数年前に 那須に移住をされ、農業に挑戦、最近は講演をされたり、エッセイを書かれたり、という活動をされてます。でも、この本は、田舎暮らしについて、 というよりも、彼女自身が自分を取り戻していく過程をつづったもの、と いう印象を受けました。
忙しさに自分をゆだねることで「充実してる」って思いこんでしまうことってありませんか? この本を読んでいて、自分自身を取り戻すのに、田舎暮らしが必要だ、ということではないんだな、思いました。自分なりのスピードで暮らして、 自分なりにものごとをよく考えることが大事なのだ、と。忙しくても、勇気 をもって、立ち止まらなきゃいけないときもあるんだな、と。  
そんなことを考えるきっかけを作ってくれる1冊です。  
彼女が初めて挑戦する野菜作りの話(トマト作りの話はじんときます)、家の近くで出会う動物たちの話、どれもくすっと笑っちゃいます。読んでいるうちに元気が沸いてきます。  
みなさんの暮らしのスピード、ちょうどいいですか?どうかな?


cover 玲子さんのリフォームでシンプルに暮らしたい 西村 玲子 (著)
おなじみ玲子さんによるリフォーム本。イラスト、写真をながめているだけでも楽しいです。すごくおかしかったのが、シンプルライフを掲げながら、あれも買いたい、これも新しくしたい、と物欲にかられ、各所で反省している玲子さん。なーんだ、玲子さんも仲間じゃーん、とにやにやしてしまいました。お金をかけず、モノも増やさず、シンプルライフを楽しみたい!というのは「永遠の目標」ということがよくわかりました。(笑)それでも、失敗談もたっぷり盛り込まれているし、インテリアの参考になるアイデアももりだくさん、とても参考になる1冊です。


cover キッチンをつくる前に読む本―料理研究家が「使い勝手」を考えて書いた台所づくり 荻野 ハンナ (著)
1988年出版とかなり古い本なのですが、中身は全然古くない!建築家ではなく、家庭で料理をする料理研究家によるもの、ということだけあって、いずれの話もリアリティがあり、かつ、リーゾナブル。ステキなキッチンを紹介する本や雑誌があふれるほどあるものの、自分が使う実感がいまいち湧いてこないものも多いなか、この本はうーんなるほど!と思うアイデアがたくさん。キッチンのリフォームなどを考えているひとの他、今のキッチンをどう便利にするか、にも参考になると思います。


好き、活字好きにとって、寒い夜というのは=幸せな夜、とも言えます。あたたかにして、ソファかベッドにころんとなって、気分な本を読むのって、まさに至福。
サラリーマンをやってると、ウィークディはなかなか時間がとれないので、そんな幸せな夜もそうそう過ごせず、図書館で10冊借りてきた本も読みきれず、すこし胸が痛いです。明日は読み終わらなかった本も一緒に返してこなきゃ、ふぅぅ。(ため息)
といいつつも、また図書館に行けば読みたい本がたーっぷりで、すぐにハッピィになっちゃうはず。ほんとに本好きでよかった。うふふ。

(2004/1/24)

cover 食は土にあり―永田農法の原点 永田 照喜治 (著)
まずは巻頭の野菜たちの写真の美しさに心を奪われます。(表紙のかぶもステキですよねぇ。)
永田農法で作られた「SKIP」の野菜、大好きなんです。いただくと、愛情がつまってるって実感できるのです。ほんとだよ。
そして、永田先生自身のバイタリティにはただただびっくりです。ほんとにステキな方と思います。彼の自然を大事にする哲学、先日のCWニコルさんの話にも通じるところがあり、あぁここに真実がある、と私は信じています。豊かな自然があれば、ヒトは幸せに生きられる、ということ。今、たくさんのモノに囲まれた私たちが、なかなか幸せを実感できないことと通じているように思うのです。
彼らのメッセージが多くのヒトに伝わり、大きな力になっていくことをココロから願っています。そして、私自身も、彼らを応援していきたいと思っています。


cover 和のうつわ―52人の作家とその作品 コロナ・ブックス 小林 真理 (編集)
こちらも図書館で借りた本です。でも、手元におきたいので、買いたいなぁ、と思ってます。
うつわは前から興味があるのですが、作家さんと作品をならべてみる機会なんて、めったいにないことなので、うわ〜という感じ。いくつかすごく好きと思ううつわがあったので、さっそくチェックしてみたり。
彼がお酒好きで、旅行の旅に蔵元めぐりをするのですが、そのモノが作られる場所を訪れるのってとても楽しいことです。きっと窯元めぐりの楽しさも同じなんだろうなぁと想像します。いってみたい窯元リストをつくって、いずれ、窯元めぐりの旅、してみたいです。


cover 天才アラーキー 写真ノ方法 集英社新書 荒木 経惟 (著)
写真のこと、少し勉強してみようと思い、図書館で本を探しました。高原植物の撮り方、などと一緒に置かれ、異彩をはなっていたこの本を借りてきてしまいました。
写真のテクニック云々よりも、彼の哲学が語られた1冊です。アラーキー氏、すごくまじめで、職人みたいなヒトです。彼のプロ意識、しびれます。そして、彼の愛情の強さ、ほんと、すごいと思います。やはり愛情の強いヒトだから、ステキな作品をうみだすことができるのだと思います。
写真の撮り方というより、生き方のアドバイスがたくさんつまった1冊と思います。


cover ことばの食卓 ちくま文庫 武田 百合子 (著)
武田百合子さん、私のなかで大ブームです。図書館で「富士日記」は貸出中だったので、 こちらのエッセイを借りてきました。1番最初の「枇杷」の話が1番好きです。
歳をとられて、弱音をはかれている件もあるのですが、それでも「私はうなぎが大好きなのに」とか言ったりしていて、あー私もきっとおばあちゃんになっても食いしん坊のままだろうなぁ、とか思ってしまいました。
楽しく読み進んでいるうちに、じわじわと日本の歴史が感じられてきます。戦争は戦場だけのものじゃないんだな、とか、切実に感じました。


cover 犬が星見た―ロシア旅行 中公文庫 武田 百合子 (著)
1/7のBBSに記載したもの、より。
+ + +
ほんとは +books のページの話なのだけど、更新はちょっと先になりそうなので、ぶくぶく掲示板にて。 武田百合子さんの「犬が星見た」を昨日、会社帰りの電車の中で読み終えました。ロシア旅行記なのですが、読んでいる間中、ずっと彼女と一緒に旅しているような気分でした。楽しいだけでなく、くたびれて、めんどうな気分になるのも一緒でした。 そして、彼女が旅を終えたとき、なんだか私も(やっと家に帰れる)というような錯覚をし、なんだかほっとしました。 そして、あとがきを読んだとき、あやうく、涙がこぼれそうになりました。 これから読む方のために内容は記しませんが、あぁ、人生をこんな風にとらえることができるんだ!と、不思議な感動で胸がいっぱいになりました。 ますます彼女のファンになってしました。ロシア旅行でわがままいっぱいだった(笑)彼のご主人にも興味が湧いてきました。ご主人の作品も読んでみようと思ってます。


cover 夢幻抄 白洲 正子 (著)
白州正子ファン初心者です。彼女のいさぎよい語り口、大好きなのですが、日本の古典について、教科書程度の知識しかない私には、ちょっと難しい本です。難しいと思いつつも読みつづけてしまうのが、本好きのサガ。わからないことも気にせず、さらさら読んでも気持ちがいいのだもの。ふふふふ。


cover オーダーメイドリビングキッチン―キッチンもインテリア 飯島 道春 (著)
Amazonでみつけて、がまんできずに買った本です。(笑)
期待通り素敵な本で、すっかりお気に入りです。(満面の笑み)
リビングキッチンというコンセプト、素敵と思いませんか?私自身、生活の中心は「食べること」なので、キッチンが主役の家、というのには共感を超えた、強い強いうなづきです。こんなヒトが、こんなキッチンを、あんなふうに使うんだろうな、とイメージがぐんぐん広がるキッチンばかり。夢は具体的にみることさえできれば、叶うものです。私も思い切り具体的に夢見るよう、がんばってます。(ぷぷぷ)


cover オーダーキッチン―思い切ってキッチン改造! 文化出版局 (編集)
上記のリビングキッチンの本を見つけた直後に図書館で発見した1冊。
ともに、「FORM ASH*BARN」という会社がてがけているようですね。
http://www.form-tokyo.com/index.htm
キッチンのようにそこでの行為が具体的に想像できる場所は、自分がどんなのが好きなのか、どんなのだと使いやすいか、とても考えやすいです。でもねぇ、なかなか夢のキッチンを実現するのは大変そう。でもでも私は負けない!知恵と勇気で(!)いつかは夢のキッチンを・・・。(遠い目)


cover 老いの道づれ―二人で歩いた五十年 沢村 貞子 (著)
彼女の著書、大好きなんです。たまたま図書館でみつけたこの本も、ページをめくるうちに、涙がこぼれそうになっちゃいました。あぁ夫婦ってこういうことなんだなぁ、って素直に感動しちゃいました。
エッセイというよりも、飾りのないことばでつづられたラブストーリーのようです。


に占拠されつつある私の部屋・・・。お正月休み中になんとか整理をしなきゃ、と焦ってます。(笑) 図書館みたいな本棚のある家に住むのが夢です。でも、本棚が大きくなったからといって、やっぱりいつかは限界がくるのでしょうね。って当然だね。この +books のページを更新しながら、それぞれの本を手元に残すか、アマゾン・ユーズトに登録するか、古本屋さんに持っていくか、を決めるようにしているのですが、これがなかなか濃ゆい作業なんだよねぇ。お気に入りの本は読み返しちゃったりして、ビジネスライクにやらないと全く進まないのです。お正月休みも残すところあと2日、本腰いれて片付けるぞーです。といいつつも、今年もすてきな本にたくさん出会えますように!という気持ちでいっぱいです。

(2004/1/2)

cover 生活大国イギリスの知られざる習慣―大人のためのスピリチュアルライフ 井形 慶子 (著)
もともと"目に見えないモノ" 〜 "勘"みたいなモノは大事にしたいと思っていました。なので、井形氏著作で、このタイトルをみた瞬間、うわーって感じ(笑)。本は私の腕の中に(笑)。そして、期待通りの興味深い話題満載の1冊でした。
もともと日本人にも、目に見えないモノを大切にする文化はあったわけで、感覚的にはわかる、という話が多いのはそういうベースがあるからと思います。 イギリスが現代でも、スピリチュアルライフをおくっているのなら、私たちにだって、まだまだ取り戻せることはあるはず。まさに、お金で買えない豊かさ、のヒントがぎゅっとつまった1冊と思います。


cover マダム・クロード 愛の法則 クロード・グリュデ(著) 伊藤緋紗子(訳)
1960〜1970年代のパリで最高級の売春宿を経営してきたマダム・クロードによる自叙伝。最終章には、「私は、不法な職業のおかげで大勢の人間の生活を助けました。」という件があります。彼女のビジネスにより、娘たち、そして、顧客たち、ホテルやレストランの主人、クチュリエ、車のディラー、香水や化粧品の販売員たち・・・と、多くのひとの役に立ち、誰にも迷惑をかけたことがなかった、と。自分の人生を振り返り、こんなセリフをはけたら、どんなにすがすがしいでしょう。
"一流"というものがどのように築かれていくのか、そして女性の幸せがどんなに多様なものか、赤裸々に描かれています。
いろいろな意味で非常に内容の濃い1冊と思いました。


cover 暮らしのアート―素敵な毎日のために 戸塚 真弓 (著)
私のパリ、ふだん着のパリ」「パリからのおいしい話」に続く戸塚真弓氏の著。これは、1993〜1994年に日経夕刊に連載されていたコラムをまとめたものだそう。著書のタイトルにもなっている「暮らしのアート 〜 Art De Vivre」というコトバは、私にとってまさに"ずっと探してたもの"でした。彼女のパリでの暮らしぶり、そんなに豪華なものでもないし、おしゃれなことばかりでもない、それでもステキと思ってしまうので、彼女が彼女なりに大切と思うことに手間隙をおしんでいないから。それを「暮らしのアート」とよぶのなら、私には私なりの「暮らしのアート」はきっとあるはず。いろんな方のステキを
少しずつまねながら、私なりのステキを作っていけたらと思ってます。


cover ビジネスマンの値段―転職で高くつく人、安くつく人 古田 英明 (著)
転職本、とくくってしまうのはもったいないような1冊。この著者には、エグゼクティブ・サーチ(ヘッドハンティング会社)の経営者というよりも、教育者のようなあたたかなまなざしを感じてしまう。終身雇用・年功序列の日本型サラリーマンのシステムが崩壊しつつあることは誰しも実感していながら、自分自身が、そこからどういう一歩をふみだせばいいのか、よくわからない、というのも実情と思う。私自身も、今後の自分のキャリアをどう構築していくべきか考える上で、とても参考になった。10年選手のサラリーマンは一読の価値ありの1冊と思います。


cover ビデオで世界を変えよう 津野 敬子 (著)
ビデオ・ジャーナリズムの歴史本とも言えるし、ワーキング・ウーマンの教科書ともいえる、迫力の1冊。1967年、単身でニューヨークにわたる著者・・・1967年ですよ!その根性に最初から脱帽なワタシ。そして、著者のいつでも前向きで、タフな姿、ほんとにかっこよくてしびれます。ジャーナリズムについてもいろいろ考えさせられる1冊。すごい本です。


covercover 女の直感が男社会を覆す―ビジネスはどう変わるか〈上〉・恋愛、家族はどう変わるか〈下〉 ヘレン・E. フィッシャー (著), Helen E. Fisher (原著), 吉田 利子 (翻訳)
タイトルと「社会は女性化しつつある」の帯に目がとまり、購入。ウェブの世界というのは、女性の構築する女性同士の人間関係に近いものがある、という件など、うーん面白いって感じ。今まで、社会的な自己実現の場がほとんどなかった主婦たちが、すっごいサイトをつくって、がんがん情報発信していたりするのに、私自身すごく励まされていたりします。一流企業がたっぷりお金使って作ってるサイトに負けないようなのがわんさか、だもの。というような実感もあったりするので、上巻は「よぉーし、これからは私たちの時代だぞ〜。」なんて、意気揚揚、鼻息荒く、読み進めていきました。ビジネスの現場での女性のありかた、について記された上巻に対して、下巻は結婚・恋愛が主題。こちらは、まぁまぁという感じ、かな。女性が読んで気持ちがすかっとする本じゃないかと思いました。


cover 検索にガンガンヒットするホームページの作り方―SEO(検索エンジン最適化)テクニックで効果的にPRしよう 渡辺 隆広 (著)
SEO=Serch Engine Optimaization、検索エンジン最適化、について記された本です。自分のサイトはお友達向け、ということで、好き勝手にやってきたわけですが(笑)、オンラインショップを始めるにあたり、まじめに勉強しなきゃ、と・・・。で、実際読み始めてみると、なかなか大変な内容。サイト自体の作り方など、基本的なことは抑えるようにして、あとは少しずつ積み上げ式で実践していくことにしました。「検索サイトにガンガンひっとする」にはやるべきこともガンガンあるのでした。当然か。SEOは旬なことには違いなく、やっぱりちゃんと追いかけていきたいと思ってます。何度も読んで勉強しなきゃ。


cover 大きな暮らしができる小さな家 永田 昌民 (著), 杉本 薫 (著)
随分前に図書館だったか、本屋さんの立ち読みだったか、さらっと読んで"よし"としていました。でも「沈黙の春」を読みながら、「センス・オブ・ワンダー」をもう一度、ちゃんと読み直したい、と思えてきたのです。
子供時代の思い出が、その後の人生にどんなに大きな影響を与えるかを思いながら、自分自身の子供時代の思い出をたどりながら、毎晩、数ページずつ、大切に読み進めました。
21世紀のおとなたち必読教本と思います。


cover 英国セント・キルダ島の何も持たない生き方―自分を幸せだと思う哲学 井形 慶子 (著)
「1本のロープと7人の友の絆があれば生きていける」という帯にイチコロでした。イギリス、スコットランドの西の沖にあるセント・ギルダ島。あまりに過酷な自然環境のもと、どうして人が暮らしていけるのか?と興味をそそられます。そして、いつのまにか、セント・ギルダの魅力にすっかり魅せられてしまいます。
「なにももたないという豊かさ」、言葉にしてしまうのが恥ずかしいような気持ちになりますが、ほんの数十年前まで、実際に存在していたことです。私たちの暮らしからはあまりに現実味のないことというだけで、世界中のあちこちで、いまだ存在している暮らしなのかもしれません。そして、今、私たちが学ぶべきことがたくさんたくさんあるように思えてなりません。 あとからあとから欲しいモノはでてくる。手に入れたからといって、喜びはあっという間に薄れてしまう。立ち止まって、ちゃんと考えなきゃいけないときが来ているのだと思います。そして、行動を起こさなきゃいけないときが来ているのだと思います。
たくさんの人に読んでもらいたいと思う1冊です。


cover パリから届いたエプロン ル・トイック 博子 (著)
オンラインショップでエプロンを扱うことになり、勉強(!)のために購入した本です。モデルさんがとってもステキで「手芸本」という感じがまったくしません!そして盛りだくさんのデザインにエプロン・ワールドの奥深さを実感しました。


cover 青木和子のふしぎなニードルワーク 青木 和子 (著)
NHKの番組でなんどかみかけたことのある青木和子氏。たまたまご主人と知り合いになり、彼女自身が身近に感じられるようになり、思わず買い求めた1冊。とにかく、その作品にびっくり!というのが感想。私のなかにあった「刺繍」という概念がふっとんだ感じ。(ふふふ。大袈裟でもないんですよ。)どの作品もとってもステキで、何度ページをめくっても、わくわくしてしまいます。と、この文章を書きながら、またページをめくったりしてます。刺繍の本というよりも、彼女のエッセイ+作品集という感じです。あたたかな感性にあふれた文章もステキです。


cover デザインの煎じ薬・全十三包―じわじわとデザインのことがわかる本 武正 秀治 (著)
webデザインからスタートして、デザイン関係の本をいろいろあさってきましたが、素人な私にすんなり"はいってくる"本になかなか出会えませんでした。そんな中、この本は"するするはいってきた"1冊です。(日本酒じゃないっちゅにー。ぷぷぷ。)
デザイン専門誌に連載されたコラムをまとめたものということですが、専門家よりも、素人が読んで「そうか!そういうことだったのか!」と思うことが満載。デザインというのは、おしゃれなモノを作ることではなく、ひとめみただけで使い途・使い方が理解できるものをつくりだしたり、 そのモノ自体の存在を正しく伝える形を与えたりすること、と理解しました。そういうことなら、自分なりにできるデザインというのもありかな、という気持ちになります。というよりも、日常生活にもデザインする場はたくさんあるように思います。日常品の置き場所とかからはじまるんじゃないかと。あれ?これって「煎じ薬」がじわじわ効いてきてるのかな。たいへん面白い本です。


cover メールマガジン・メーリングリストで思いきり売上を上げ アスカビジネス 加藤 恵子 (著)
メルマガの購読をしているヒト、結構多いと思います。私もシゴトに、プライベートに、10コくらい、もっとかな?のメルマガ購読しています。でも、自分が発行するとなると、急に敷居が高くなるような気がしませんか?
で、私もオンラインショップを立ち上げるにあたって、メルマガ発信しようと思って購入した1冊です。 実用書としてはとても優秀と思います。メルマガのしくみやその高価、実際の発行の仕方まで丁寧に記されています。私もこの1冊を読み終えて(私にもメルマガ発行できるかも)という気持ちになってきました。
メルマガの発信を考えている方にはおすすめの1冊です。


cover 日日雑記 中公文庫 武田 百合子 (著)
雑誌「ku:nel」に富士日記が紹介されていて、武田百合子氏に興味を持ち、買い求めたものです。(富士日記の上巻が売り切れだった・・・。)いたってフツーの日常がつづられているのですが、彼女の感性を通すと、なにもかもが、夕方の光みたいにオレンジ色にキラキラしてみえてくるのです。人生って楽しさ、おかしさに満ちてるな〜って感じがしてくるのです。"自分らしさ"というのがどういうことか、教えてくれる1冊と思います。今、読んでいる「犬が星見た」とかなり面白く、えへらえへら笑いながらページをめくっています。ふふふ。


好きならでは、ですね、とメールをいただきました。"本がないと、にっちもさっちも・・・"を目にとめて、このサイトを訪れてくださった方から、です。好きなジャンルこそ違っても、"活字中毒なヒト"はあちこちにいます。一見わからないだけに、お互いに(あ、このヒトもだ。)とわかる瞬間、なんとも嬉しいものです。
また、"そこそこくらい"な知人が読んでる本を目にして、思いがけず、彼(もしくは彼女)のココロをのぞいてしまったようでドッキリすること、ありませんか?
本自体も好きですが、"本を取り巻くヒトビト"というのも大変興味深いです。
今日みたいな雨の週末、読書するにはうってつけ、ですね。今ごろ、みなさんはどんな本を手にしているのでしょうか。

(2003/11/3)

cover センス・オブ・ワンダー レイチェル・カーソン 著
随分前に図書館だったか、本屋さんの立ち読みだったか、さらっと読んで"よし"としていました。でも「沈黙の春」を読みながら、「センス・オブ・ワンダー」をもう一度、ちゃんと読み直したい、と思えてきたのです。
子供時代の思い出が、その後の人生にどんなに大きな影響を与えるかを思いながら、自分自身の子供時代の思い出をたどりながら、毎晩、数ページずつ、大切に読み進めました。
21世紀のおとなたち必読教本と思います。


cover 沈黙の春 レイチェル・カーソン 著
あまりに有名な「沈黙の春」ですが、40年も前に出版されたものとは知りませんでした。家庭用洗剤を始め、薬品に対して盲目的に安全を信じてしまう私達への警鐘に思えてなりません。
まず、行動をおこさなければならないのは、製薬会社でもないし、行政でもなく、私達消費者。真実を知ることに、少しだけエネルギーをさくことで、まだまだ世の中をよくする余地はあるはず。一気に読むのがつらい、名著と思います。


cover 痴人の愛 谷崎 潤一郎 著
どうして今更タニザキなのか?自分でもちょっと不思議。会社帰りの本社さんで偶然手にした「痴人の愛」。旅行の電車で一気に読んでしまいました。文学作品といわれるものに、なんだかかび臭いようなイメージをもっていたのですが、くだらない思い込みしていたのが恥ずかしい。
あっという間に惹きこまれてしまいました。人間の弱さをついた物語、キライじゃないです。


cover 陰翳礼讃 谷崎 潤一郎 著
たまたまタニザキが並びましたが、読んだタイミングは1ヶ月くらい空いてます。こちらは、住まいのライティングについての本を集めたコーナーで手にとりました。女性のお化粧の話など、(へぇぇ、そんな考え方も面白いねぇ。)と思わずうなづいてしまったり。おトイレについての話も、あれは風流、こちらはいまいち、などと、真面目腐った顔で論じてるのがなんだか可笑しくって、くすくす笑いながら読みました。こんなに表現力豊かな"うんちくおじさん"が身近にいたら、きっと仲良しになるはず。ふふふ。表現力って、ココロの豊かさ、なのかも。


cover リアスの海辺から  畠山 重篤 著
旅先の盛岡の本屋さんで入手した本です。(盛岡の地図が印刷されたブックカバーがついてました。)三陸で養殖業を生業とする筆者による、森と海の物語。森の恵みがあってこそ、海が豊かになる、という話。こういう話、大好きです。
前半は三陸でのホタテの養殖を立ち上げる話、後半はリアス式海岸の原風景を求め、スペインを旅する話。魚介類満載で思わずよだれが・・・。
ローカルな話が中心なのに、読み終えてみると、地球が1つのつながりであることを感じさせてくれる、不思議な、そしてとてもステキな1冊です。


covercover 神の火(上)(下) 高村 薫 著
彼が古本屋で買ってきて読み終えて、処分しようとしているのを拾ったものです。彼女の本は初めてで、はまりそうな予感が的中、あっという間にのめりこんでしまいました。ごはんもいらないから、先を読みたいって感じ。
原発、スパイ、とハードな内容ながら、常にヒトのぬくもりが消えません。胸がきゅーきゅー締め付けられる感じ。他の作品も読みたいけど、またまた夢中になっちゃうことが予想され・・・。


cover もっと儲かりまっせ。 栗本 唯 著
「商社マンが虫けら以下になった日」が最初の章です。おもしろすぎ、です。やりテの商社マンが独立して、辛酸をなめつくしながらも、1つ1つビジネスの真髄を見つけてゆく物語。「買ってくれる人がいなきゃ始まらない」「日銭を稼げる商品をつくる」など、タイトルをみればあたりまえのことばかり。でもでも、現実のビジネスには、犯してしまいがちな落とし穴がいっぱい。サラリーマンであっても、意識しなきゃいけないビジネスのヒントが満載です。


cover 実際にオンラインで儲けている店25  伊藤 学 著
多くのオンラインショップが立ち上がり、多くのオンラインショップが消えていきます。その中で、実際儲けているオンラインショップ25社の、概要、経緯、苦労、販促・宣伝方法などをまとめた1冊。私も訪れたことのあるサイトもいくつかありました。
「これをすれば絶対儲かる」的なウルトラCなどないものの、各店それぞれにこらす工夫はいずれも興味深いです。失敗する店が多いからやらない、ではなく、成功する店もあるのだから挑戦してみよう、と思いたい。


cover 本に読まれて 須賀 敦子 著
なにがきっかけだったか忘れてしまいましたが、少し前に「須賀敦子ブーム」でした。数冊の本を入手。こちらは、本好きとしては放っておけないタイトルです。
あぁこんな書評が書けたらどんなにステキだろう、とうっとりするような1冊です。批評ではなくて、エッセイというか、書評自体に物語があるのです。彼女はどんな風に書評を書くのだろう。読んですぐ?しばらくほ放っておくと、ある日、文章のイメージがわいてくる?そもそも本の読み方が違うのかな?文章、上手になりたい!と久々に強く思った1冊でした。


cover 白州正子の生き方 馬場 啓一 著
一時期、あちこちの本屋さんに「白州本コーナー」がありました。(最近はブームも一段落という感じみたいですが。)で、ずっと気になりながらも、なんだかとっつきにくそうな恐いおばあさんの写真を遠巻きに見ていました。で、ある日、レジ前でこの本が目にとまり、 レジへ。(お店の思うつぼだー。)この時買った本はイマイチでしたが、こちらは◎。すっかり白州正子さま〜かっこいい〜状態です。彼女の著書を読もうと本屋さんを探すのですが、結構品切れが多いのです。アマゾンかbk1でごっそり買っちゃおうかなぁ。年末休みのお楽しみにしようかなぁ。(うっとり)


cover 森の暮らしレシピ  ホークスみよし 著
那須に暮らすステンシル作家の手作り生活エッセイ。写真がとてもきれいで、なんどもなんども繰り返しページをめくってしまいます。お料理の話はもちろんですが、那須ならではの(ゴミの)不法投棄や、お母様の介護の話なども盛り込まれており、かえってリアリティのある生活本になっている気がします。夢ばかりの甘い生活本もいいけれど、私はあえて苦いことも含めた編集者にざぶとん1枚!な気持ちです。


cover 向田邦子 暮しの愉しみ 向田 邦子/向田 和子 著
1年ほどまえに向田邦子ブームがありました。図書館に頻繁に通っており、向田邦子の棚を片っ端から借りて、読みました。なので、家に、彼女の著書は1冊もないのです。この本はネットでみつけて、ずっとお買い物かごにいれたままになってました。で、ある日、本屋さんでみかけて、がまんできずに買ってきました。きちんとシゴトをしながらも、暮らし自体を自分らくし楽しむ、あこがれの女性の1人です。


cover パリからのおいしい話 戸塚 真弓 著
パリ出張から戻ってから手に入れた本。この本にでてきた「ART DE VIVRE」は今まさに私のテーマとなりました。タイトルに惹かれて手にとったこの本、なんともしゃれた雰囲気にハート目な私。マリ・クレールに連載されていたエッセイをまとめたもの、と知り納得です。
私自身猛烈な食いしん坊を自負(?)しているのですが、彼女に共感するのは、食べ物だけでなく、食べることや、その準備の過程、素材がどこからきたのかにいたるまで興味が続いていること。どこどこの(お店の名前)のなんとか(お料理の名前)がおいしい、という話はお金があれば食べられるし、お金がなければ食べられないというだけ。本当に楽しいグルメ本は、どうしてそのお料理がおいしいのか、がきちんと記されているものだと思ってます。 みんながおいしいというから、ではなく、どうして自分がおいしいと感じたのか、が大事。そんな私の欲求を満たしてくれる彼女のエッセイ、大ファンになってしまいました。


cover 私のパリ、ふだん着のパリ 戸塚 真弓 著
昨日、アマゾンから届いたうちの1冊。がまんできずにその日にうちに半分。今朝早起きして残りの半分。大満足。こちらはお料理のことだけでなく、ファッションやインテリアにも話題が広がり、パリの暮らしをのぞかせてもらっているようで楽しい。あぁ、パリ行きたいなぁ。でも、フランス語、ちゃんと勉強しないと。


cover パリを歩きま専科 乾 昌明 著
出張前に買ったパリ本の1冊。初めての国を訪れるとき、るるぶなどではなく、しっかり文章がつづられた本を買います。実際、るるぶは便利なのだけど、文章が多いほうがなんだか得なような気がしちゃって・・・。(ふふふ)パリを愛する著者による、各エリアごとにつづったエッセイとスケッチ。行く前には(ここはこんなところかな。)と想像して、実際訪れたときは夢中、そして、帰ってきて、この本を開きながら、(あ、ここにいったんだ〜。)とにっこり。写真つきのガイドブックとは違った楽しさです。


cover ゴマのparisトラベルブック  Goma(ゴマ) 著
Gomaは名前くらいは聞いたことある、くらいでした。パリ本を探しているうちにこの本に出合い、パリのガイドというよりは、彼女たちの世界に惹かれて購入。この本のなかで紹介されていた本屋さんや食器屋さん、行ってみたいと思いつつも叶わず。(出張だっちゅーに!)帰国後、うっとり眺めることがことが多いかも。彼女たちの今後の活躍にも注目です。


を誰かに薦められて読むことは少ないです。自分自身の出合いを大事にしたいから。今、会社の研修の推薦図書を読んでいますが、いまいち・・・。やっぱり本とも「相性」があると思うのです。私も自分が感動した本など、友達に薦めたくなるのですが、よくよく考えてからにしなきゃ、だね。今は推薦図書と一緒に買った「白州正子」の本、かなりはまってます。

(2003/9/16)

cover 呼吸するネットワーク 竹村 真一 著
ネットワークは生きている。ケーブルとケーブルの先っぽに生身の人間 がいる。1対1ではなくて、多対多がつながっている。たくさんの人がつ ながっている。そこで行われるさまざまな試み。人間くさいものほど面 白い。一人歩きしがちな「IT」「ブロードバンド」の言葉をちょっと脇によけ て、人として、自分がなにに参加したいのか、静かに考えてみたくなる。


cover オキーフの家  クリスティン・テイラー・パッテン 著, マイロン・ウッド 写真, 江國 香織 翻訳
写真集と思って買ったのですが、とても文章の多い写真集でした。アメリ カの画家ジョージア・オキーフは不思議な魅力をもつ女性です。家という のは「ひととなり」をあらわすもの。彼女がどんな家に暮らすのか、それは ぜひ見てみたいと思ったのでした。そして、イメージ通り、シンプルでかつ 美しい家に、(あぁやっぱり)と、ただただうっとりするのです。


cover 私の好きな「暮らし」のかたち  雅姫 著
今、ものすごく人気があるという雅姫さんの生活本。自然体で経済的に も自立(子供服など扱うお店を経営。こちらも人気だそう。)、家族を大切 にしている様子に憧れるヒトも多いのだろうな、と納得。おしゃれで、あた たかくて、自分らしさがあって、と「今」を敏感にとらえることができるひと なのだと思います。彼女の人気の理由がわかるような気がしました。


cover 住んでわかった外断熱の家 大宮 健司 著
「住まい」関連本、何冊目かな。高気密、高断熱の家について、わかり やすく説明されています。ただ、こういうことって実際体験してみないと そのよさというのは実感できないもの。旅館やペンションなどで体験で きればいいなぁ、と思いました。


cover 雪山に入る101のコツ  中山 建生 著
昨年冬の大ブーム、ネイチャースキーの読本として購入しました。自然の接し 方というのは、社会生活の営み方、と共通する部分が多いと思います。 万全の準備と細心の注意、そして楽しむこと。こういうノウハウ本、結構 好きなんです。


cover 田園生活の教科書―辛口のカントリーライフ入門書  斉藤 令介 著
辛口だったかな?というのが素朴な印象。田舎暮らしを送るにあたって 必要な、あたりまえな(想像するに、だけど)ことが記してある本です。 パソコン1つで仕事をする今の自分にとって、多くの道具を使い、それを メンテしていくことに対しては畏敬の念すら覚えてしまいます。 田舎暮らしに憧れながらも、自分がどれほどの生活力があるのか、だん だん不安になってきます。


好きな私にとって、雨の週末も嬉しいものです。なんで雨の日って静かなんだろう。雨がいろんな音を吸収しちゃう?どうなんだろう。
さて、ずっとbk1派だったのですが、bk1でなかった本をamazonで購入して以来、だんだんamazonにはまりつつあります。読み終わった本を売ることもできて、もう2冊がお嫁入りしました。なんだか嬉しいものです。で、今度はamazonから本の表紙画像をもらって、amazonにリンクをはるようにしました。表紙画像を使いたかったこと&他のヒトのレビューなどみるのも楽しいんじゃないかと思ったので。本の表紙画像をクリックしてもamazonのサイトにとぶだけで、勝手に購入させられることはないのでご安心を。
最近また読書ブームで本をたくさん読んでます。順順にアップしていく予定です。

(2003/8/16)

cover ドライフラワーを飾る―デポー39のカントリーライフ デポー39 著
ドライフラワー、アンティーク雑貨を扱う老舗的な存在である「デポー39」による1冊。あまりバタくさいのは苦手なのですが、シンプ ル&ナチュラルの素敵な世界、ひたってしまいます。夜、寝る前 にベッドでページをめくると、やさしい気持ちで眠れます。 ドライフラワーが1種類ずつ、写真つきで説明されているのも、とても参考になります。やっぱりお花の名前も覚えないとね。


cover リネンが好き 前田 まゆみ 著
少し前から麻のベッドリネンに憧れていて(とっても気持ちがいい のだそう。)、ネットで手頃なものはないか、と調べているうちに、 この本と出会いました。 リネンを心から愛している筆者の気持ちがつたわってくるようなあ ったかな1冊です。生産地や麻の花の写真、お手入れ方法まで、 リネンにまつわるいろいろがぎっしりつまっています。 物語のある布を大切に大切に使っていくなんて、素敵な暮らし方 だと思いませんか! さすがにベッドリネンは高いので、キッチンタオルくらいから手にい れてみようかなぁ。


cover 遊び尽くし 窯焼きピザは薪をくべて バウムクーヘンピザ普及連盟 編集
「ソトコト」という雑誌で手作りの窯焼きピザの話題が取り上げられ ていました。学生時代はよくキャンプに行っていたので、薪で炊く ご飯のおいしさはよくよく知ってます。"ホンモノの火"で焼いたピザ なんて絶対おいしいはず! マンション暮らしの今は、うっとり夢みるだけですが、庭のある家に 住むようになったら、必ず、庭に石窯をつくって、パンやピザや焼い て楽しもうと思ってます。


cover 華僑の風水学―成功をもたらす開運法のすべて 鮑黎明 著
以前出張でよく香港に行っており、香港上海銀行や中国銀行の ユニークな建物のデザインは風水によるもの、と聞いていたので、風水戦争の話はとても興味深かったです。また、私たちが普段、感じがい いとか悪いとか感じることと、風水の関係はかなりあるようです。 現代科学で完全に解明されていなくとも、長い歴史からの経験値による"指針"は人類の資産の1つじゃ ないか、なんて思ったり。 私自身"自分が感じがいいと思うこと"を大事にしていることもあり、結構好きな分野です。もうちょっと勉強してみよっと。


cover 木の家に住むことを勉強する本 「木の家」プロジェクト 編集
多くのサラリーマンが一生かけてローンを払う「家」が、いわば住宅 メーカーの都合で作られたものばかり、というのは、考えてみれば 寂しい話です。人それぞれ、家族それぞれに価値観があり、生活 様式も全く違うはず。かくいう私もマンションのローンを払っているわ けですが、「住まい」について勉強するうちに、家作りもお金だけじゃ ない、という感じがしてきました。 ドジな私は、この本、2冊買っちゃったのですが、建材としての「木」 や、木造住宅の構造など、いろんなことが親切に説明されています。 また、実際に建てられた木の家もいくつか紹介されています。その どれもが素敵なんです。家の素敵さというのは、たくさんお金が払っ た、ということじゃないと思うのです。家族が幸せに暮らす姿をイメージしながら、知恵をしぼって作られた家というのは、家自体があたた かなのです。 家作りに限らず、心を込めるってこと、普段の暮らしに取り戻さなきゃと思います。とてもいい本です。


cover 自然の暮らしがわかる本 新田 穂高 著, 城ノ内 まつ子 著
田舎暮らしに憧れる私。ぜったい実現したい、と思う反面、10数年 東京でサラリーマンしてきた"なまちょろ"な私にできるかな?という不安もあります。以前、スキーの先生とお話したときに、「心配してても始まらないんだから、とにかく田舎に越して来なさい。」と言われました。ま、按ずるより産むが易し、かな。 この本は茨城の古い民家に移住した家族の話。ほんとに田舎の家 での暮らしで、楽しそうであり、たいへんそうであり。自分でなんで もやる!に賛成しながらも、果たして自分でできるのか?と不安に なり。 本を数冊読んで「よっしゃわかった。」というほど、暮らしというのは 簡単なものじゃないでしょうね。私の田舎暮らし計画、いつ実現するのやら・・・。


cover 100万円の家づくり―自分でつくる木の棲み家 小笠原 昌憲 著
サラリーマン生活もそこそこ長いのに、ほとんどまとまった貯金のな い私。自然素材の家に暮らしたいという夢があるものの、元手が・・・。 そこで「自分でやれば安くできるでしょう。」と考えていたところに、こ の本と出会いました。木組みによる在来工法は、ちょっと素人には ハードル高いのですが、きちんと仕組みが説明されているのをじっく り読んでいると、私にもできそう?という気持ちになるのです。 一時は筆者のところに修行に行って・・・などと考えていたのですが、さすがに無茶ということで、家族に却下されました。(当然か。) ということで、私が100万円で家を建てる、ということはないと思いますが、木造の家がどんな風にできているのかわかりやすく説明され た、とても勉強になる本です。



がまた私の部屋を占領してきました。読み終わった本、これから読む本、分けて置いてあるのに、気に入った本を読み返したりしているうちに、ごちゃごちゃになってしまう・・・。
最近のマイ・ブームは「住まい」を考える、です。環境、住宅関係の本を読み漁っています。痛感するのは自分自身の知識のなさ。学校で教わったことだけじゃ、快適に生きていくことはできないですね。身の回りのこと、ちゃんと勉強しないとね。


cover フランス仕込みの節約生活術128 脇雅世 著
料理研究家脇雅世氏による生活術指南。このテの本を読んで、3つか4つやってみようと思うことがあればもうけもの、と考えています。重要なのは実践するかどうか。
パワフルに生きる女性というのはおしなべて欲張り。あれもやりたい、これもやりたい。そのために時間のやりくりしたり、工夫したり。ちょっとした知恵が人生を豊かにするのだと思います。 私ももっともっと欲張りに生きていきたいです。


cover お茶しましょ 紅茶 監修:上野育実、平野由希子、伊藤栄里子
茶葉に始まり、ティーグッズ、お菓子のレシピまで、紅茶をもっと楽しむための本。絵本みたいにながめているだけでほわっとします。 基本的にはコーヒー派の私も、おいしくいれた紅茶の魅力にはさからえません。最近、ネットで購入したカップでミルクティーをいただくのにはまっています。紅茶ブーム。


cover紅茶のある食卓 磯淵猛 著
紅茶本第2弾。といっても、こちらは紅茶と一緒に楽しむお菓子やお食事の話が中心。磯淵氏の表現はグルメ本とはひとあじもふたあじも違って、なんだか身近な感じがうれしいのです。お隣で一緒にいただいているような気分にさせる文章。(すごい!)
イギリスやスリランカへの旅の話も興味深く、私もお茶を訪ねる旅、氏とご一緒したいなぁ、と思いました。


coverだからせっけんを使う 船瀬俊介 著
単なる好奇心ではじめたせっけん作り。使いはじめると、その心地よさにはっとします。今まで使っていた市販のせっけん、どこが違うんだろう?
ネットでせっけんについて調べるうちに、この本に出会いました。せっけんと中性洗剤の違い、ぜんぜん知りませんでした。せっけん、シャンプー・リンス、洗濯洗剤、食器洗剤と、いずれも身近なものなのに、自分の関心のなさを思い知らされました。世の中に多く出回っているもの、TVCMされているもので危険なものはないだろう、という思い込みの怖さを知りました。
モノを買うとき、手にとったモノがどこから来て、私が使ったあと、どこにいくのか、きちんと考えなきゃ、と思いました。もっと身近なモノへの関心を強くしなきゃ、と思いました。


cover英国十九世紀のボロ家を別荘に変えた 柳本正人 著
イギリスでイギリス人パートナーと暮らす柳本氏がロンドン郊外の海辺の町に別荘を持つという物語。私は、彼らがDIYで古い建物をリフォームするのだと思っていたのですが、そうではなく、多くの職人さんたちとリフォームをすすめていく話でした。
物件探しに始まり、職人さんを選び、彼らをおだて、すかしながら作業を進めます。中古市場の充実したイギリスならではの、ストーブやドアのアンティーク購入などの話はうらやましいかぎり。やっとこ完成した別荘での暮らし。充実感。 なんだか人生の縮図をみているようです。


cover小さな生活 津田晴美 著
インテリアコーディネイターという華々しいイメージの職業を生業とする著者の「小さな生活」をつづったエッセイ集。イメージとはうらはらに、けれんみのない、シンプルな「小さな生活」を送る著者。シンプルな暮らしをするには、お金はかからなくとも、知恵をしぼらなきゃ実現できません。もしくは、シンプルに到達するまでにたくさんのお金を使うことになるかもしれません。
人生というのはドラマチックな出来事の連続ではなく、小さな生活の積み重ねであることを実感してきた今日この頃、小さな積み重ねを大事にしていきたいとじんわり思います。


cover話しておもしろい環境学 C.W.ニコル、高木美保、今森光彦、尾上伸一、佐原真 コーディネーター:阿部治
那須に居を移した女優高木美保さんに興味があり、この本を入手しました。以前はつんとした美人の印象の強かった彼女、今もやはり美人に違いないのですが、優しさがあふれるような表情は、別人のよう。田舎暮らしが彼女に与えたものは何だったのでしょうか?「芸能界はナチュラルにみえて実はすべてつくられた世界」とさらりと言い切る彼女の強さにはっとさせられます。
環境学という、なんともお堅いタイトルがついていますが、高木美保さん始め、自然に魅かれた人たちが何を見て、何を感じているのか、彼ら自身の言葉で語られているとても読みやすい本です。なんだかなつかしいにおいがしてくるようです。


coverはじめてのアロマテラピー 監修:佐々木薫
エッセンシャルオイル、入浴・マッサージでの使い方、その効用など、美しいイラストと写真でわかりやすく説明されています。本を読んでいるだけで、優しい気持ちになってくるようです。 アロマテレピーワールド、はまってしまいそうな予感・・・。


cover森の暮らし 森からの旅 加藤則芳 著
著者は私のお料理の先生のだんなさま。先日遊びにいった八ヶ岳のログハウスがこのエッセイの舞台です。 先生の車について森にはいっていったときの興奮は忘れられません。無舗装のじゃり道をやぶをかきわけ車が進んでいくのです。森の中にグレーのログハウスをみつけたとき、思わず歓声をあげてしまいました。 そんなログハウスでの四季、先生の家族の育つ様をのぞかせてもらっているようで、読み進めてゆくうちに、なんだか切ない気持ちになってきました。


cover日本人の住まいを愛しなさい 山口昌伴 著
台所がキッチンへ、お便所がトイレへと、日本の住まいはここ数十年で大きく変わりました。果たして我々の生活は豊かになったのか、と問う本。 子供時代、夏休みに遊びにゆく田舎の家は、大きな縁側があり、台所は土間、トイレは外にありました。街の家にはない「闇」があちこちにひそむ、ちょっと怖い田舎の家。 著者がそのよさを見直すべきという土間の台所も、冬は本当に寒くて、夏はすえたような匂いがして、私にとっては自分が使いたいと思うような心地のよいものではありません。
住まいというのは暮らしそのものであり、そう理論通りにはいかないと思うのです。家にいる時間は子供、老人、女性が多いのに、家づくりを生業とするのは男性が多い。本当に暮らしやすい家がつくられているのか、よくよく考える必要があると思います。 先のせっけんの話も含めて、私たちは自分の暮らしについての関心が低いように思えてなりません。もっともっと自分の暮らしが快適になるよう、業者に対して口うるさくなるべきだし、自分自身も知恵をしぼらなきゃいけない、と思う。
日本の風土に昔の家がふさわしく出来ていた、という事実は認めつつ、現代の生活様式にあった住まいづくりを本気で考えていきたいと思う。


cover木とつきあう知恵 エルヴィン・トーマ:著 宮下千恵子:訳
「新月の木」は腐らない、虫がつかない、火も燃え尽きにくい。きこりの言い伝えで、迷信といわれていたことに、真実を見出し、製材業で成功したトーマ氏による著。ドイツではベストセラーになっているそう。
シックハウスが問題になっているものの、市場に出回る木材が有害化学物質まみれになっていることはほとんど知られていない。これもまた、我々消費者の関心の低さが根っこの問題のように思う。 私自身、最近になって住まいに興味を持ち始め、情報を集めるうちに、どうして我々が豊かさを実感できないのか、だんだんわかってきたような気がする。街でマンション暮らしをする我々にとって住まい=インテリでしかない。何でできているのかわからない箱の中の表面だけ取り繕って暮らしているようなもの。人生の半分なり、1/3なりを過ごす住まいについて、あまりに無防備すぎる。 コンクリに囲まれた空間で豊かさを実感できない、というのは自然の理にかなっている。防虫・防腐薬品漬けの木材に囲まれているのも同様。
この「新月の木」については科学的な証明がしきれていない、というのも余計に心をくすぐられる。 私たちは自分の暮らしの豊かさについて、もっと貪欲にならなきゃいけない。自然はお金持ちのためにあるわけではなく、ただただ存在しているわけで、それを使いこなすことこそ、人間の知恵を集結すべきことだと思う。


cover世界でいちばん住みたい家 赤池学・金谷年展 著
最近のマイブーム「住まい」の興味がいよいよ「家」に向かってきました。 この本は著者の奥様が33歳の若さで子供を残し、他界する、というショッキングなエピソードではじまります。子供のひどいアトピー含めて、新築の家の化学物質が奥様の死に関係していたのではないか、と著者は考えます。神戸の震災も、家の倒壊、火事による被災は「家」が問題だったのではと問い、彼の「家」の追求が始まり、ついには北海道の「木の家たいせつ」にたどりつきます。
この「木の家たいせつ」はオーナーの信念に基づき、材木の加工から、家の建築、メンテナンスまでを一環しておこなっています。非常にユニークなとりくみは、海外からも評価されているそう。 この家づくりがいいのか悪いのか、という評価は私にはできませんが、つくり手の顔が見えるモノ作り、というのは信頼できます。あまりにも機能分化が進んでしまった現代、モノ作りはつくり手と使い手がかけはなれてしまい、お互いの顔をみる術もなくなってしまいました。その結果、売れればよいという、無責任な商売が成り立ってしまったのだと思います。これは家づくりに限りません。最近の食品会社の不祥事も、問題の根源は同じではないかと思うのです。 作り手が、使い手の喜ぶ顔を見ることができれば、使い手が困るようなものを作るわけがないのです。 とにかく忙しい現代において、ちょっと立ち止まって考えることのできるヒトが増えれば、家づくりももっともっとよくなると思うし、快適な家が増えれば、人々の心にももっと余裕ができるのでは、と思う。


cover「いい家」が欲しい。 松井修二 著
「家」について考える本、第2弾。こちらはどちらかというと、家の構造をきちんと理解し、適切な業者を選ぶためのノウハウを記したもの。話題の「外断熱」についても、そのしくみがわかりやすく説明されています。また住宅、不動産業者がどうやって商品を売ろうとするのか、その発想も記されており、思わずうんうんとうなずいてしまいます。
家関係の本を読んでいると、消費者がどれほど「羊」が思い知らされます。無防備な羊がプロの業者に食べられてしまうのは当然です。学校で教えてくれる知識だけでは世の中を渡っていけない、ということを我々はもっと意識すべきなのでしょう。羊も武装して、プロの業者たちと渡りあっていかなきゃ、なのです。
「家」づくりは「人生」を築いていくことにとても似ているように思えます。住まいについて考えていくうちに、どう生きていくかを考えるようになります。 いい家を手にいれるには、自分がどう生きたいのか、具体的に分析して、自分にとっての「いい家」がどういう家なのか、を明らかにしていくことが一番大事と思いました。


cover安くていい家 平秀信 著
「家」について考える本、第3弾。こちらは家づくりの「コスト」にフォーカスしたものです。宴会のお店を選ぶとき、洋服を買うとき、我々はコストパフォーマンスをよくよく考えます。でも「家」のコストパフォーマンスを正しく評価する自信がありません。たくさんのオフィス、営業マンを抱えているところ、派手な広告宣伝をしている業者は、その分、割高になっていたり、材料費を削ったりしているだろう、ということは容易に想像されます。一方で、普段の生活で建築士や工務店との接点はなく、相性のいい業者に出会うのもそう簡単ではないはず。 この本は、家づくりのコスト構造をある程度理解することで、良心的な業者、そうでない業者を見抜きやすくなる、という発想でまとめられています。 世の中にはお金持ちでも満足できずに暮らすヒトもいるし、あまりお金がなくても豊かに暮らすヒトもいます。もちろん、お金をたくさんかければいいものを手に入れることは容易になるものの、必ず手に入るとは限らない、ということ。お金があまりなくても、いい家を手に入れることができること、がわかります。やはり大事なのは知恵と信念、になるのかなぁ。


cover産廃コネクション 石渡正佳 著
千葉県庁の行政担当者が記す産廃のしくみ。まずは著者の執念にびっくり。
自分の住まいやその周辺に産業廃棄物が埋められているなんて耐えられないと思いますが、私たちの暮らしが大量の産業廃棄を生んでいるのも事実。 企業も、産廃処理をお金で解決できると考えてはいられない状況になっています。正規の業者に費用を払っても、いくつかの過程を経るうちに、不法投棄場に向かってしまうことも避けられないのです。アングラ組織により大規模におこなわれる産廃処理、後手にまわる法規制ではどうにも対応できない状況になっているとのこと。 先日、GPSや衛星を使って産廃の不法投棄を監視する、というネット記事をみかけました。発生し続ける産廃は、投棄できる場所を探してさまよい続けるのでしょうか。
リユース、リサイクルを進め、廃棄物をださない、減らすような社会のしくみを作らない限り、産廃問題からは逃れることはできません。 個人個人が廃棄物に対するコスト意識を持つことがこれからますます重要になってくると思います。


cover深く息を吸って アンヌ=ソフィ・ブラスム著、河村真紀子訳
フランスの17歳の少女が著したベストセラー。初めは著者自身への興味で読み始めたのですが、あっという間にストーリーに引き込まれました。10代の頃の閉塞感を思い出します。つまらない人生を送ってしまうのではないかという不安。主人公シャルレーヌがはまってゆく罠を身近に感じるヒトも多いのではないでしょうか。衝撃的な内容に反して、読後感がなぜか爽やか。


coverアレンジメントを楽しむドライフラワー むーあん
ドライフラワーアレンジメントにすっかりはまってしまった私。むーあんというドライフラワー専門のお花やさんで花材を購入します。このお花やさんが作った本。同じ花材を使っても、作り手によって、まったく違ったものができてくるのがアレンジメントの面白いところです。ロマンチックなもの、クールなもの。下田さんによるナチュラルな雰囲気、とても素敵と思います。 今月から、このお花やさんで開催されているアレンジメントの教室に通いはじめました。ドライフラワーの香ばしい香りに囲まれてのレッスンで、私の心もまあるくまあるくなってきます。


coverドライフラワー雑記帳 藤島新 著
ジョーズハウスというドライフラワースクールを開いている藤島氏によるドライフラワーアレンジメントの本。本当にロマンチストなのは女性より男性、ということを実感します。多趣味な氏が作るアレンジメントはやはり多彩。私も自分の発想を自由に表現できるようになれたらどんなに素敵だろう、と思います。




最近読んだ本
ここのところ、本よりもパソコンってことが多いかな。といいつつも、夜寝る前や週末の朝など、ベッドで本を読むのは極楽気分。今は「オキーフの家」という写真集を読んでます。(文章が多い写真集なのです。)ひとりで老後を暮らす女性、素敵と思います。私はこれからの何十年かで、それができるような強さを身に付けられるかなぁ。

(2003/6/1)

顔に降りかかる雨 桐野夏生 著
小説も大好きなのだけど、読み始めると、寝食を忘れて・・・になってしまうのであまり手にとることがないです。特にこういうミステリー小説は。
彼が読み終えて捨てようとしていたところを拾った1冊。夜寝る前に読み始めるのはよくないと、机の上にしばらく放置されてました。そして、昨日、電車で那須まででかけるということで、旅のお供に決定。やっぱりあっという間に夢中になり、往復の電車、家に戻ってからも部屋にこもって読破。きの抜けたテレビドラマなんかより、よっぽど楽しいです。
どのテレビドラマも、なんて言わないけど、映画や小節みたいに作者の必死さが伝わるものってほんとに少ないと思う。ここまで楽しませてもらって、文庫本1冊の値段(それも古本屋で買ってきたものを私はもらっただけ・・・)で、ほんとにすまないねぇ、って。
彼女の作品は女性ファンが多いというのも納得。登場する女性は必ず(私もこういうとこあるなぁ)(あぁこういうコいるなぁ) と思わせるリアリティにあふれてる。そして私達の日常になさそうでありそうなドラマティックなストーリーが気持ちよく展開されていくから。
とってもおいしいご馳走をいただいたような満足感でした。


水は答えを知っている 江本勝 著
どこかの書評でみかけ一瞬興味を惹かれたものの、なんだかそのコメントがやたらベタベタした感じで敬遠していました。が、たまたま本屋さんでみかけ、パラパラページをめくるうち、家でじっくり読んでみようという気持ちになりました。
科学的なようでもあり、サブカルチャー的なようでもあり、どこかで(ほんとかなぁ)という気持ちもするのだけど、私の感性が「でも好き!」と反応しています。頭で理解しきれないことでもココロが受け入れるものは意味あることと信じます。なので、「ありがとう」という言葉をみせた水が美しい結晶をむすぶこと、素直にいいなぁ、と思います。
とにかく結晶の写真はとてもきれいなので、本屋さんでこの本をみかけたらページをめくってみてください。


コルシア書店の仲間たち 須賀敦子 著
なにがきっかけだったか忘れてしまったのだけど、私のなかで須賀敦子ブームがおこり、彼女の翻訳本、著書をまとめて買いました。先日読んだ「ブックストア」同様、この「コルシア書店」もコミュニティの重要な場であり、そこは著者の青春の舞台となっています。歯切れよい文章の合間にはっとするようなせつなさがのぞく、とても素敵な一冊です。どこかに湿り気のようなものを感じる女性ならでの文章も好きなのですが、須賀さんの文章は無機質なまでにからっとしているような気がします。それがなんとも心地よくて、私の須賀敦子ブームは継続中なのです。


島とクジラと女をめぐる断片 アントニオ・タブッキ 著 / 須賀敦子 訳
とても不思議な作家アントニオ・タブッキ、須賀敦子、クジラが題材、と気になる&好きな要素が3つも揃った本をみつけ、入手せずにはいられません。どうにもつかみどころがないのに、登場人物の息遣いが伝わるようなアントニオ・タブッキの世界に気持ちよくひたりました。いろいろ考えないで感じたままに楽しむこと、大事なことと思います。


本棚が見たい!3 川本武/甲斐武佳/野辺律子 著
作家、映画監督、他、著名人の本棚を拝見、インタビューをまとめたもの。(ダイヤモンド・エグゼクティブに掲載されていた。)私自身が他人の本棚に対して強く興味があって(これって変な趣味?)とちょっと心配だったのですが、仕事で知り合ったヒトが、他人の本棚を見てみたいという強い欲求がある、と話しており、意気投合、大盛り上がりしたことがあります。そのときは(あぁ私だけじゃないんだ)とほっとしました。
そんな本棚マニア(?)にはたまらない本があると知り、さっそく入手しました。そして、やっぱり本棚というのはそのヒトの人生を雄弁に語るものだと実感。ある意味、頭の中、胸の中の覗き窓みたいなものじゃないかと。本当に本の世界は深い。楽しくて、恐ろしい。
それにしても、レポーターがうらやましい〜。


あの娘は英語がしゃべれない! 安藤優子 著
キャスターの安藤優子氏。ファッション雑誌にも登場したりと流行のヒトです。ちょっと前、平井賢のラジオ番組にゲストとして彼女がでており、2人のやりとりがとてもフツウで楽しく好感度アップ。彼女が書いた英語本、すかさず手にとってしまいました。(相変わらず英語本には弱い私・・・。)
彼女の高校時代の留学体験をつづったもの。 那須だったか?日帰り旅行の電車の中でさくっと読み、爽やかな読後感を味わいました。
ビジネスウエポンに続き、また英語の勉強再開しようかなぁ、と思ったり・・・。


ビジネスウエポン 大前研一 著
1月の出張のとき、一緒だった友人からもらった本。(この出張は友人、知人から、本をあげたりもらったりがあって、結構嬉しかった。)
ビジネスパーソンとして身に付けておくべきことが"びしっと"書かれてます。日本のサラリーマン(ビジネスパーソンとはちょっと違う)がどんなに非力かを、これでもか、というほど熱く語ってます。
今の不景気って日本のサラリーマン社会の限界を示しているんじゃないかと思っているのである意味気持ちよくもあり、自分にとっては耳の痛いことばかり。

きっと彼のような真のビジネスパーソンとして働いている人間ってほんの一握りで、ほとんどが会社の中での政治に振り回されている"サラリーマン"がほとんどなんじゃないかな、なーんて思っている自分がイヤでしょうがないです。ふぅぅ。


海からの贈りもの  アン・モロウ・リンドバーグ 著 /落合恵子 訳
著者は初の大西洋横断単独無着陸飛行に成功した飛行家チャールズ・リンドバークの妻。彼女自身、女性飛行家として夫とともに冒険飛行を行っています。 そんな彼女が海辺での質素な生活の中からみいだす、女性の生き方の"本質"を記す名著です。
名著、名作と呼ばれる本というのは、独特の力強さみたいなものがあるように思います。"本質"という言葉が適切なのかどうかわからないのだけれど、他によい表現がみあたりません。きっと彼女が伝えたいことは"本質"なのだと思ったのです。
とても軽く読めてしまうのですが、これでいいのかな?と不安になりました。原書を読んでみたいなぁ、と思う1冊です。

 

最近読んだ本
昨夜、部屋のミニ模様替えをしました。部屋中が本棚からあふれた本だらけになってしまい、心が荒みそうだったからです。(部屋がちらかる→心が荒むの法則より)
私の部屋の本棚はすごく小さいので、1回読んで満足しちゃった本は古本屋さん行きとなります。生き残った本が本棚に並ぶわけですが、あっという間に本棚のスペースも足りなくなります。で、今までは本棚の本を再度見直して古本屋さん行きを選んでいたのですが、このやり方だと手元に残せる本がすごく少なくて、さすがに昨夜は(あれも残したい、これも残したいのに・・・)とだんだん悲しい気持ちになってきました。で、いろいろ考えて、お気に入りだけどあまり読む直すことはない本はクローゼット上の棚にしまうことにしました。本棚もすっきり、泣く泣くお別れ本も最小限に納めることができて、結構ハッピィー。いつか本棚がたっぷりある家に住みたいです。装丁のきれいな本はちゃんと飾れるような・・・。(遠い目)
ここのところ会社やめたい病が進行しているため、連日、飲み会、もしくは、定時帰り。で、家でゆったり本を読むこともあります。途中うとうとしたりして、最高です〜。

(2003/3/9)

ブックストア リン・ティルマン 著 / 宮家 あゆみ 訳
ニューヨーク74丁目にあった「ブックス アンド カンパニー」という本屋さんの物語。今、私達が欲しいのは、こんな本屋さんであって、こんなサービスに違いない!と興奮。古いビルの1、2階が店舗、2階にはソファがあり、そのソファにこしかけ、のんびりお気に入りの本を眺めることができ、店員さんはお客さんが欲しい本を親身になって探してくれたり(そのお客さんが自分の欲しい本がわかっていても、わかっていなくても!)、プレゼントのアドバイスもしてくれる。作家による朗読会があり、お気に入りの作家とこの小さな本屋さんで出会うこともできる。
本に限らず、今、私達が本当に欲しいのは、プロのアドバイスであったり、作り手との交流だと思うのです。みんなと同じものを自分も持ちたいとか、少しでも安く買い物したいとか、もうそういうことじゃないはず。
でも、残念なことに
ブックス アンド カンパニーは時代遅れ(の経営)を理由に多くのファンに惜しまれながら閉店してしまいます。時代というのは、どこに向かっているんだろう。本当に素敵なことを失って、何を得ようとしているんだろう。
私も、いつか、こんな心安らぐ、あたたかな空間をつくり、そこの女主人になりたい・・・。


なぜあの商品は急に売り出したのか  マルコム・グラッドウェル 著 / 高橋 啓 訳
2年程前に買った本で先日本棚から発掘、しおりが途中になっていたのでそこから読み始めたのですが、やっぱりこの本読んだなぁと思いだしつつも、面白くて最後まで読んでしまいました。
新製品が爆発的な人気となるのには、「口こみ感染」の影響が非常に大きい、という話。口コミってひらたく言えば、"仲間から仲間へ"という非常に原始的なコミュニケーション、というかメディア。爆発的な人気となった商品がどのように人気を得るに至ったかが記されてます。
興味深かったのは「150の法則」。150人を超える組織はうまくいかなくなる、という話。ゴア社(ゴアテックスの会社)は工場も150人を超えるとちょっと離れたところに別の工場を作り、2つに分けて運営し、それは事業部門も同様なのだそう。確かに、人数が増えると派閥ができたり、仲間意識が弱まったり、とデメリットは予想できます。でも、それを実践してしまうところが成功者たる所以なのでしょう。(コスト的には大きな工場、大きな組織にしておいたほうが安いはずだもの。)
ビジネス本としてはちょっと古いものの、再び読んで、また(なるほどなぁ)とうなづくことが多く楽しめました。

 

最近読んだ本
今日は家の本を整理して、一部を古本屋さんに持っていきました。ハードカバーの新書を数冊持っていっても、だいたい数百円。ちょっぴり複雑な気分だけど、家の本棚のスペースも限られているので、本当のお気に入りしか生き残れません。我が家の本達は厳しい競争社会の中で暮らしているのです。 今日更新した分では、村上春樹だけ古本屋さん行きかな。新しいし、村上春樹なら、いい値段がつくかも。
今日の本の整理の結果、全然読んでいない本、読みかけの本もいっぱいあることを発見。週末、静かに本を読む時間もちゃんと作ろうと決心しました。さっそく、今日は夕方1時間ほど、夕日のあたるお部屋でゆったり読書しました。すごい充実感を味わえます。贅沢気分も味わえます。とっても得した気分〜。

(2003/2/28)

ネイチャースキー 橋谷 晃 著
ネイチャースキーの入門書的一冊と思います。著者の橋谷さんと、私の初ネイチャースキーの先生、桃井さんの2人で「ネイチャースキー」という言葉を世に出したのだそう。
ネイチャースキーの楽しみ方から、服装や道具、スキー技術、地図の見方など、ひととおり説明されてます。読み物としては、橋谷さんが主催する木風舎のサイトにある、橋谷さんが新聞に連載されたエッセイのほうが楽しめると思います。
http://www.mokufusha.com/natureski/mainichi.html


自転車生活の愉しみ  疋田 智 著
自転車通勤者として有名な疋田さんの自転車通勤入門+アルファ。自転車王国(?)ドイツやオランダを訪れる+アルファの部分もかなり読み応えがあります。自転車通勤に憧れる私としてはうなづきまくりの一冊。前半の自転車通勤入門者への自転車の選び方、メンテナンスの仕方については、おたくっぽくないコメントが有り難い。自転車に関する本って実は少なくて、たまに見つけてもやたら専門的というかおたく向けばかり。こんなんでいいんじゃない〜みたいなゆるーいお勧めはなんだかほっとします。やっぱり春からは自転車通勤だよね〜と気持ちが盛り上がってしまいました。


町工場巡礼の旅 小関 智弘 著
日本の製造業を支える中小企業の戦士達をたたえる一冊(っておおげさか)。今の仕事で一番驚いたことは下請けにお願いしている仕事の多さ。すべて自社で開発、設計している商品なんてないんじゃないかと思うほどです。それが、この小関さんのお話の中からもたくさんでてきて、とても複雑な気持ちになりました。モノ作りをしていないメーカー。私達が毎日会社でやってることっていったい・・・。価値ある仕事とは?を考えさせられます。


バースデイ・ストーリーズ 村上 春樹 編訳
bk1のサイトでなんとなく購入しましたが、結論は(やっぱり村上春樹は好きじゃないなぁ)でした。誕生日をめぐる比較的新しい短編を集め、村上春樹が翻訳をしています。彼の言葉の操り方がしっくりこないというか、なんとなく痒い感じがしちゃうのです。なんでだろうなぁ。
でも、誕生日って、そうそうハッピィじゃないよなぁ、というところでは同感!の一冊でした。


あなたはコンピュータを理解していますか? 梅津 信幸 著
ものすごく面白い本です。でも、私は1回読み通しましたが、たぶん、ちゃんと理解はできていないように思います。また折に触れ、読み直してみたいと思ってます。
コンピュータのしくみを奇想天外な例えで説明してくれるのですが、おとぼけなイラストもおかしくって、電車でもぷぷぷっと笑いながら読んでました。でも、さらさら読んでいるとだんだん???が頭の中にたまってきて、数ページ戻らなきゃならなかったりします。それでも、とても面白く、好奇心をそそられてしまいます。
わからないヒトに本当のことを伝えたいって気持ちがひしひしと伝わってくる一冊です。

 

最近読んだ本
ひさびさの更新となりました。年末の東北旅行では夢中で本を読んでいました。雪というのは音を吸収するそうで、しんとした静けさのなかでの読書はとても集中できるのです。だんだんに酔っぱらったような感じになってきて、気持ちがいいのです。もし北国に暮らしていたら、冬の間中、本の虫になっていそう・・・。
このところ、よい本との出逢いが多いです。よい本との出逢いって、素敵な人と親しくなるのと同じくらいの喜びがあります。胸のなかがふわ〜っとあたたかく、熱くなるような感じ。
このページの更新は、いつもとっても時間がかかります。お気に入りの本のお気に入りの場所を読み始めちゃったり、そういえば・・・と引用されてた本をオーダーし始めたり。(もちろんbk1)
本とウェブって、とっても相性がいいと思います。テキストつながりってことかなぁ。本を読んでいて、あ、ネットにつながっていたらいいのにって思うことが結構あります。引用されていることをもっと調べたかったり、気に入った作家の本を片っ端から読んでみようと思うことも多いし。「本好き+ウェブ好き=あわせ技で大好き」 ってことかな。

(2003/2/10)

巨象も踊る ルイス・ガースナー 著 / 山岡 洋一・高遠 裕子 訳
IBM再生の物語。ガースナー氏はバリバリ秀才のエリートなのですが、 彼のやったことは奇をてらったことではなく、まっとうなことばかり。ただ 会社の中で正しいことをするって、実はとっても難しくて、なぜなら、正 しいことはどんどん変わっていて、最新の正しいこと、に対する認識は、 立場によって微妙に違ってきちゃうから。正しいことを実行するためには 多くの人を納得させうるロジックも大切だし、相容れないヒトが去ること にも耐えなきゃいけない。 とにかく信念のヒトなんだなーと。大企業のリーダーはほんと大変と思 うけど、信念があれば、山も動く、ということじゃないかと。


世界の果ての庭 ショート・ストーリーズ 西崎 憲 著
不思議な不思議な物語。著者は女性だと思ったほど、登場する女性がリアルで、どきっとしちゃうほど。ラストが楽しみでどんどん、どんどん読み進んでしまうのですが・・・。後味までも不思議なのです。


終戦のローレライ 上・下 福井 晴敏 著
年末の旅行で上巻、1月末の旅行で下巻を読みました。壮大なスケールで第2次世界大戦中の特攻、原爆、冷戦への幕開け〜戦後の復興を経て、現代へと描かれます。大戦での多くの犠牲から、我々が得たものはなんだったのかと考えさせられます。帝国海軍が主な舞台で、ある意味究極の上意下達の環境のなかでも、自分で考え動くことがいかに重要か、ひしひしとメッセージが胸に迫ります。
著者が自分とほぼ同年代というのもびっくり。魂削って書いているに違いないです。


夜と霧 新版  ヴィクトール・E.フランクル 著 / 池田 香代子 訳
非常に有名な書籍ということですが、たまたまbk1のサイトで目について購入しました。人間の本質、生きるということの本質について考えさせられる1冊。人間の弱さ、強さ、醜さ、美しさがつまっています。出遭えて良かったと心から思いました。おとなの教科書に指定されるべきと思います。おとなも読まなきゃいけない本ってたくさんあると思うのだけど、知らずして過ぎてしまうことがほとんどと思います。おとなの教科書指定みたいなのがあればいいのに。


研究力 有馬朗人 監修
随分前に買って、随分前から読み始めていたのに、なかなか読み終わらなかった本です。青色LEDの中村さんなど、10名の研究者が第一級の研究者になるための「研究力」を語ります。各分野の最先端の話も面白いし(難しくてよくわからないのもあったけど)、活躍する研究者のメッセージというのは示唆に富んでおり、ある意味、研究者に限らず、一般の社会人へのメッセージとも受け取れるのです。
どうして読み終わるのに時間がかかったのか?うーん、ちょっとでも疲れているときに読みはじめるとすぐに眠たくなっちゃうからなのでした。(研究内容の説明部分などが特に難関でした・・・。)


美味礼讃 海老沢泰久 著
辻調理師専門学校校長の辻静雄氏をモデルとした小説。おいしいものの話がこれでもか、これでもか、とでてきます。一方で、料理の世界の怖さ、も垣間見せられたり。情熱のないところには素敵なものは生まれない。当然か。


情報デザイン入門 インターネット時代の表現術 渡辺保史 著
今、結構興味をもっているのが「情報デザイン」。いろいろなとらえかたがあると思うのだけど、私は「伝えたいことを適切に表現する方法」と理解。いろんなところにいろんな情報があふれていて、でも、伝えたいことがうまく伝わっていないことがたくさんあって、それをうまく整理していくことって重要、と思ってます。
著者の渡辺氏の考えかたやその活動は共感できることが多く、うんうんとうなづきながら読みました。関連本をもうちょっと読んでみようと思ってます。


田園に暮らす 鶴田静 著
写真とエッセイと著者のレシピによる、とっても美しい文庫。 年末の東北旅行で立ち寄った本屋さんで見つけ、あっという間に読んでしまいました。憧れの田園生活です。


ニューヨーク流たった5人の大きな会社 神谷秀樹 著
サラリーマン社会というのは、その恩恵を受ける者にとっても100%は肯定し難いものと思います。不満を口にする人はは多いのに対し、自分の志を実現できるような会社を興してしまえる人というのはほんの一握りと思います。著者はそんな一握りの、勇気ある人。
不満と一緒に歩んでゆく人生、自分の志に向けて苦労しつつも挑戦を重ねてゆく人生、自分の一度きりの人生になにをすべきか、考えさせられます。


16歳のセアラが挑んだ世界最強の暗号 
セアラ・フラナリー/ディヴィッド・フラナリー 著 / 亀井よし子 訳
毎年アイルランドで開催されるイーサットで優勝したセアラの、数学への興味を持ち始めるところから、受賞後の大フィーバーまでの体験記。数学教師の父親の話は、高校の数学で落ちこぼれてしまった私にとっても興味深いものばかり。セアラも数学の面白さに気づき、イーサットに向けて、プロジェクトを進めてゆきます。 プロジェクトの内容を母親に説明しながら自分自身の理解を深めていったり、自分の興味の思うに任せてプロジェクトの目的からはずれてしまっていることに気づいたり、いわゆる秀才然としていないセアラが生き生きと描かれています。暗号ってこういうものなんだ〜と漠然と理解できたりもして、一粒で2度おいしい的な楽しさの1冊でした。


思うとおりに歩めばいいのよ ターシャ・テューダー 著
絵本画家ターシャ・チューダーの本。美しい写真と生命力あふれる言葉がつづられた本。彼女のように自分の生きかたに確信をもてたら、どんなに素敵だろうと思います。「価値のある良いことは、時間も手間もかかるもの」という言葉は胸にしみました。

 

最近読んだ本
(ほとんどが社内ですが)仕事ではいろんなヒトに会います。若い頃は、好き/嫌い が一番最初の自分の中での分類でしたが、最近は、強い/弱い
という分類をしているように思います。相手の 芯の強さ/弱さ がまずもって気になります。ぶいぶいいばっていても自信のなさの裏返しのヒトは、私の分類上 弱いヒト です。ほわんとしていても 強いヒト に分類される人ももちろんいます。
いろんな本を読みますが、物語の主人公となるひとはいずれも 強いヒト です。著者自身のメッセージを具現化するわけですから当然といえば当然かもしれないけど。私が本が好きなのは、本の世界ではいつも 強いヒト に会えるからかもしれません。

(2002/11/17)

だれかのいとしいひと
著者: 角田 光代
久しぶりに恋愛小説を読みました。そしてやっぱり小説の世界っていいなぁとしみじみ思いました。
マスメディアの語る恋人像はなんだかんだいって「ほら、レンアイすると幸せでしょう」みたいで、でも、実際のレンアイなんて、小さなひっかかりだらけで、 ちくちくずきずきすることがいっぱい。ほんの一瞬のぽぉっとした感じを求めて、ひとはぶつかったり、はなれたり、試行錯誤なのだと思うのです。
この「だれかのいとしいひと」は大量生産で均一化されたレンアイではなく、ひとつずつ手作りの、ちょっとカタチがゆがんだようなレンアイがいくつもつづられています。自分の心の奥にある、ちくちくずきずきを思わず思い出しちゃうようなお話です。 一見平和な世の中で、やっぱりみんな必死になにかを探してる、と思えてたりもして、なんだか勇気づけられたりもするのです。
こういうヒトのココロを温める小説を書ける作者が羨ましく思います。素敵なシゴトです。


この地球で私が生きる場所 海外で夢を追う女たち13人
編: 朝日新聞 日曜版編集部
ふつうの女性とスーパーウーマンといわれる女性との違いはどれだけ自分の目の前のハードルを乗り越えてきたか、だと思うのです。女性ということ自体がハードルになることもまだまだ多いし、異文化で暮らすというのも高いハードルに違いありません。社会のハードルというのは必ず逃げ道や回り道があるので、ムリして超えなくても生きていけるようになってます。でも、やんごとなき事情があったり、意地であったり、ムリしてハードルを超えて、また超えて、の繰り返しでふつうの女性がゆるぎない自己を確立して、自分の人生を確立してゆくのだと思います。目の前のハードルというのは高くても低くても、その時点で自分に与えられた試練のようなもので、やっぱり逃げちゃいけないのです。海外に高飛び(!)することがチャレンジだというわけでなく、日々の暮らしの中の困難をひとつずつ解決していくことが大事と思いました。


編集者の学校
編: 講談社Web現代
編集者からライターまで、第一線で活躍する30名強のメンバーが「編集・編集者」について熱く熱く語ります。編集者に限らず、仕事をしていく上での心構えみたいなものがたっぷりつまっています。編集者にせよ、ライターにせよ、彼らの言うほどに仕事に心血注ぐことができたら、どれほどに人生は充実するだろうと思います。
後半の電子出版の話題もとても興味深かったです。

最近読んだ本の中では大ヒットの一冊でした。


海馬
著: 池谷 裕二、糸井 重里
さて、今週は「海馬」という脳についての本を読んでました。海馬の研究をしている池谷さんという方(学者さん)とコピーライターの糸井重里さんの対談の形でまとめられた1冊です。どこかの書評に「糸井がしゃべりすぎー」とあって、確かにしゃべりすぎかなとは思ったものの、内容的にはなかなか面白いのです。
まず「脳は疲れない」ということ。脳のほとんどの部分は働いていないので、いくら頭を使っても脳は疲れないのだそうです。考え事たくさんして疲れを感じるのは、目だったり、肩こりだったりするだけで、脳はいくらでも働けるのだそう。というより、遊んでいる部分がものすごーくたくさんあっていくら使っても疲れたりしないのだそうです。つまり、目だとか、体のリフレッシュさえできれば、頭はいくらでも使えるそうです。ふぇぇ、という感じ。
また、脳というのは自分に都合のいいように物事をとらえてしまう性格を持っているので注意、とか、実は歳をとると物忘れが激しくなるというのは迷信で30歳以降頭は良くなってくるとか、面白くて、かつ感心、納得してしまう話が目白押しなのです。なんだか自分の可能性が広がるようで、勇気が湧いてきます。この池谷さんという方は私とほぼ同年代で、あぁここにも同世代のすごいヒトがいるんだぁ、と嬉しくなります。最近会社でも、若手で活躍してるなぁ、と思うヒトが同期だったりすることが多く(バブル時代の入社なので同期が異常に多いというのも事実)、なんだかすごく誇らしげな気分になるのです。優秀な同世代が活躍している、ということ自体が自分の"資産"のような気持ちがするのです。これって、幸せな思い込みかなぁ、とちょっと思ったりするのですが、ま、誰にも迷惑かけずにいい気分になってるわけだから、いいでしょ。私も自分らしく、世の中に貢献したいなぁ、と思います。
(10月20日のぶくぶく日記より)


プロになるための文章術
著: ノア・リュークマン 訳: 池 央耽
うまい文章というのは何千何万通りもあるが、だめな文章というのはある程度パターン化しており、これを回避することで、文章力はかなり向上する、という話。
会社で読むメールにしても、いい文章、まずい文章の差は歴然で、仕事への影響も計り知れないと思っています。悪い例がこれでもか、とあげられ、それを読むと、自分の書く文章にも見当たることがいっぱいあってドキドキひやり。読み手を思いやることを忘れるな!は当たり前ながら一番大切なことと痛感しました。


<弱さ>のちから
著: 鷲田 清一
哲学者である著者が「ホスピタリティ」を求めて、尼さん、学校の先生、ゲイバーのママ(!)、性感マッサージ嬢(!!)、セラピストらをめぐる旅。 サービス業のプロたちの語る言葉は、べたべたではなく、ちょっと距離をおいたような愛に満ちているように感じました。 愛情はサービスをうける相手ではなく、自分の仕事に対するプロ意識に向けられているようにも感じました。だからこそ、サービスをうける相手は息苦しさを感じずに自分らしくいられるのではないかな。
題名の<弱さ>を意識することなく読み終えてしまいました。


最近読んだ本
自分の記録が一番の目的だったりするこのコーナーも、たまにお友達から反響があったりして、ちゃんと更新していかなきゃ、と思います。ここのところ精神的に余裕がなくて、あまり読書も進みませんでした。(通勤時や寝る前に本を開くものの、そのまま考え事したり、眠っちゃったりすることが多かったのです。)
出張があるので、買ったままになっている本達をごそっと持っていこうと思います。重いのだけど、ハードカバーを何冊も持ち込んじゃいます。飛行機の中って、結構集中して本が読めるんだもの。
さて、今回はやわらかめの本が多いです。今年は「丁寧に暮らす」というのがひとつのテーマなので、"暮らし本"もよく読んでます。家事ってなんとなく雑用っぽい感じがするのだけど、実はちゃんとやれば効率よくできるし、気持ちよく暮らせる環境も簡単に作れたりするのです。「丁寧に暮らす」から「美しく暮らす」を目指したいと、相変わらず野望いっぱいの私です。

(2002/9/24)

木に学べ 法隆寺・薬師寺の美
著者: 西岡 常一
西岡さんの語り口でつづられた一冊です。読みながら、誇り高き職人、という言葉が思い浮かびます。ものごとの本質をみることの大切さを痛感させられます。木を買うのではなく山を買え、木を組むには人を組む、など、代々、棟梁へ口伝えされてきたという言葉は、まさに人生哲学のようでもあります。お金のために働くのではなく、ほんものを作るために働く、お金はそのあと、と言い、実際そうやって生きてしまうところがすごい。耳障りのいい言葉を吐く人はたくさんいるければ、実際、言葉どおりに生きるひとはそうはいないもの。
自分にとってのシゴトってなんだろう、と考えてしまいます。


なんでもない話
著者: 青木 玉
幸田露伴を祖父とし、幸田文を母とする作者のエッセイ。日常のささいなひとこまを美しく、温かく切り取る感性は、やはり遺伝なのでしょうか。忘れていた子供時代のひとこまを思い出し、切なくなるようなくだりもありました。


イギリス式お金をかけず楽しく生きる!
著者: 井形 慶子
まだまだ日本は消費社会をずんずん進んでいるように思います。自分のその中で快適な、でも、少しだけ違和感のある生活をしているわけです。最近「少しだけの違和感」について、自分なりにひもといていきたい、思っています。
この本は会社帰りにふらっと本屋さんでみつけたもの。装丁がきれいで、目にとまりました。 生活を大事にする、というのは、あたりまえのことなのだけれど、慌しい日々の暮らしの中でついつい忘れてしまうこと。この本を読み進めてゆくと、自分の親がやっていたこと、親に言われてきたこともあったりして、めんどくさい、とか、けちくさい、とか思っていた自分が幼稚に思えてきます。自分自身にとってなにが大切なのか、ちゃんとわかるようになれば、手間をかけること、節約することも、当然のこととして受け入れられるようになるのでしょう。
とても読みやすいのだけれど、いろいろ考えさせられる一冊でした。


英国スタイルの家事整理術 おしゃれに、すっきり生活
著者: 佐藤 よし子
旅先の本屋さんで買った文庫です。著者がイギリスの家政学校で学んだイギリス式の家事についての哲学からその実践までが記された1冊です。家事というのはどうしても、便利さなどを優先してしまうのですが、本来、家族やその家を訪れる友人が快く過ごせるための環境作りをすることであって、まずは気持ちを入れることが1番、とのこと。
一杯のお茶を丁寧に入れることができなくて、他のことをうまくやれるわけがない、というのは本質と思います。家事うんぬん以前に、日々の暮らしのココロ構え、みたいなものを見直さなきゃ、と思いました。


暮らしの哲学
著者: ロジェ=ポル・ドロワ 訳: 工藤 妙子
「この本は気晴らしの本です。」とあります。日々の暮らしの中での自分ルール、自分願掛け、みたいのは誰しもあると思います。「自分の名前を呼んでみる」「寝転んで夜空を眺める」とはじまる101の方法が記されてます。
夜寝る前などに、面白そうなものをいくつか読みます。気が向くと、自分でやってみたりします。
自分の生活を楽しいものにするには、お金も時間もそんなに必要ないことがわかります。


あの人の暮らしかた
著者: 津田 晴美
インテリアデザイナーのエッセイ集です。映画や洋書などが紹介されたり、「女という生きモノは・・・」なんて話もあります。
ヒトは、親に育てられるだけじゃなくて、好きな映画や本にも育てられるのだと思います。好きなものに育てられて、だんだん、そのヒトらしさ、が強くなってゆくのだと思います。



bk1で買った本 【 第3弾: 2002/6 購入分】
本が大好き、といいながら、週末時間があるときに落ち着いて本を読むことは少ないような気がします。忙しいとき、通勤途中やベッドにはいってから眠りにつくまでの間、お掃除の途中(!)などに、自分でも、はっとするほど集中して本の世界にひたってしまうことがあります。休日前の夜など、眠る前に数ページだけ・・・と思って開いた本を1冊読みきってしまい、朝方になっていたり、というのは、私にとってはとても幸せなひとときです。 そうそう、あとは本屋さんで過ごす時間も大好き。海で泳いでいるような気分になります。自分の思うまま、どこにでもいけるような開放感。(うっとり)
今日は6月にbk1で買った本を紹介します。まだ、1ページも開いてない本もあるんだけど。あんまり放っておくと興味が別の方向にいっちゃうんだよねぇ・・・。少しあせったり。

(2002/8/24)

ホームページ・ユーザビリティ  顧客をつかむ勝ち組サイト32の決定的法則
著者: ヤコブ・ニールセン、マリー・タヒル
いろいろとフクザツな今の時代「ユーザビリティ」の重要性に注目しています。ホームページはいまやネット上の「顔」とも言えるモノ。ぱっと見た目(デザインとは呼べないと思う)の斬新さばかりを追うことで、一番大事な「伝えたいこと」が見えなくなっているホームページの多いこと!そもそも「伝えたいこと」などなくて「ホームページくらい作らなきゃ」というのがにじみでているのも多いのが実情だけど。
ホームページに限らず、「誰かに自分のやりたいことを伝える」という社会活動の基本的な行為についてのガイドラインにもなるような本です。進んだり、戻ったりしながら読んでいます。


慮る力 できる人には顧客の心をつかむ「慮る力」がある
著者: 岡本 呻也
「おもんばかる」力、です。シゴトをしていると、デキル人の定義もいくつかあることがわかってくるワケですが、ヒトのココロをつかむことができる、というのも重要な要素と思います。人格者とかいうと大仰な感じがするのですが、もっと身近なところでも、(あ、このヒトの力になりたいな)とか(このヒトとシゴトすると気持ちいいなぁ)と思うことはときたまあって、たぶん、そう感じさせるヒトに共通しているものなのでしょう。とても地味な見えにくいモノだと思います。
私自身が「配慮や思いやりに欠ける」と指摘されることが多いので、ふむふむと読みいってしまいました。前半部分は能書き(失礼!)が延々と・・・という印象ですが、後半の、各界で活躍しているヒトのインタビューは結構うなづけるものが多かったです。


琉球布紀行
著者: 沢地 久枝
7月の沖縄旅行に際し、「沖縄本を読もう」と購入した一冊です。沖縄の染織作家を訪ねる中に、沖縄の歴史、文化、社会があちこちに垣間見え、まさに複雑な織物をみたような読後感を味わいました。沖縄の美しさは、南国の明るさと人間の哀しさが微妙なバランスでもって存在しているものと思います。沖縄伝統の染めを継承していくために何十年も苦労を重ねる夫婦の話など、さらっと読み流すことができません。安くて手軽なモノが当然となりつつある今の世の中で、伝統は守り続けていって欲しい、と、気安く言ってはいけないような気持ちになります。本当に良いモノを守ってゆくために、自分が今なにができるか、考えてしまいます。


個人ホームページのカリスマ 月刊5億ヒットの秘密
著者: 金田 善裕
数百万のアクセス数のある巨大サイトの作者達が取材され、サイトの概要とともに紹介された一冊。こんなこじんまりしたサイトでも、そこそこ更新を行い、メンテナンスしていけるのは、好きだからこそ、であって、結構手間ヒマのかかるもの。この規模が大きければ、そのメンテナンスの大変さは想像を絶するものと思います。実際、自分の寝る時間を削ってサイト運営している作者も多く、さもありなん、と思いました。ただ、やっぱり彼らもまた、ネットの世界に魅了され、そこでも生きていたい!という強い意志があってのこと。大企業がお金をかけて提供するサービスとは一味もふた味もちがった、ある意味、ネットならではの世界、が彼らによって作られていることを確信しました。


この国で女であるということ 
著者: 島崎 今日子
(2002/6/30のぶくぶく日記より)
昨日は「この国で女であるということ」という本を一気に読んでしまいました。今、日本の各界の第一線で活躍する女性に、その生き方をインタビューしたもの。「自分らしい生き方」を追求していくには努力するのは当然、ということに尽きる一冊でした。会社で生き残っていくためになんでもやる自分、やらざるをえない状況を、ときに(なんだか哀しい・・・)と思ったりするのですが、そんな考えは自分への甘えでしかない、と気づきました。もっともっと志を高くもって、邁進していきたい、と素直に思えました。これってすごく健全な気持ちと思う。(なんだか嬉しい。)


怪網倶楽部
著者: 唐沢 俊一
ひとことでいえば「エログロナンセンス」サイトをよくぞ探してきたなぁ、という一冊。ただ、ネットの世界でこの「怪しさ」は欠くことのできない魅力のひとつであることは紛れもない事実。あまりにばかばかしくて、通勤電車の中で(ぷっ)とふきだしてしまうこともあったり。ほんとに・・・。


Emily 
著者: Cosmic Devris
bk1の書評で「心が病んできたらエミリー」とありましたが、私にはこの書評はとても違和感がありました。Emilyこそ、女性の真の姿そのものじゃない!と私は思ったから。空想の世界を愛するのはやっぱり女性だし、自分の気に食わないヤツにいじわるしたい(そして、実際にいじわるしちゃったり)というのも女性ならでは。Emilyをココロかおなかの奥底に追いやって、どこまで笑顔をふるまえるか、が女性の実力でしょう。やっぱり。 私なんか、しょっちゅうEmilyが表面化してしまい(というかEmilyそのものになってるかも・・・)周囲のひとびとをひかせてしまうのです。
それにしても、この作者、すごいと思います。何者なんでしょう・・・。


気品のルール
著者: 加藤 ゑみ子
お行儀コンプレックスな私。このテの本にはどうにも弱いのです。(おいおい、Emilyの話の次に"気品"とは・・・と突っ込みたくなるでしょうね。)先の「慮る力」ではないのですが、知識とか、(女性では特に重要な)美しさ/かわいらしさ、というのは努力努力しかないのですが、やっぱり限界はあります。そうなると、もうちょっとほかの「技」で生き抜くしかない、ということになるのです。
生きる力というのは体力や経済力、といろいろありますが、私は「志」というのも重要だと思います。この「気品のルール」を読んで、また、この思いを強くしました。この「ぴんとした感じ」を得るべく、私の精進は続くのです・・・。(笑)


 

bk1で買った本 【 第2弾: 2001/6〜2002/2 購入分】
ひさびさに「本」のページをupできました。bk1で購入した本も、以下の1.5倍くらいあるのですが、読破していないもの、まだ、ページもめくっていないもの、結構たくさんあります。少しずつ興味が移ろっていくので、(早く読まないと)というプレッシャーもある一方で、(こんなに読みたい本があるぅ)と幸せ感もあったりします。ここのところ熱心に図書館通いしていたのですが、雨の日が多くなってきたので、しばらく図書館はお休みにしました。
(週末雨だと自転車にのれず、図書館にいけなくなって、期限通りの返却ができなくなるため。)家の「積読」本を片付けようと思っていたのですが、金曜日にちょっと本屋に寄ったら、またまた読みたい本に遭遇。3冊増えてしまいました。(うーん、これまた幸せ。)
もうちょっとこまめにこの「本」のページもupしていきたいものです。数ヶ月前に読んだ本の感想書くのって、結構たいへん。すごく感動した本でも、しばらくたつと「どこに感動したのか」があいまいになってきたりして。自分が情けない感じがしてくるので、これを避けるためにも、さくさく感想つづっていきたいと思いました。
(2002/5/19)

たのしい不便 大量消費社会を超える
著者: 福岡 賢正著
先週、夢中になって読んだ一冊です。自転車通勤を目論見ながらも、周囲からの「危ないからやめなさい」コールで二の足を踏んでいる私にとって、こういう本を待ってたよぉ〜、状態。前半は著者の体験ルポで、後半は有識者との対話、という構成で、この後半の対話も心の隅にくすぶっていたもやもやを明快な言葉で問題提起してもらえたみたいで、うんうんうなづきながらぐんぐん読みました。
私自身がなにを実現していけるのか、まだまだ勉強が必要と思いました。でも、自分が感じている疑問を共有できるひとが世の中にいる、ということがわかって、なんだか心強く感じました。


スローフードな人生!
著者: 島村 菜津
最近ちょっとしたブームの「スローフード」「フローライフ」という言葉。超食いしん坊の私としては、この手の話題に思わず食指が動いてしまうのです。「スローフード」発祥の地イタリアでのルポが中心なのですが、生つばのみながら読みすすめていくうちに「食べること」についてしみじみ考えさせられます。「ブランドなんていらない」につながる消費至上主義への疑問もまた、私達ひとりひとりがよくよく考えて、自分なりの答えをだしていかなければならないなぁ、と思いました。


日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ
著者: 森下 典子
きつけのお稽古に通いはじめて何年かたって、やっぱり着物をきる機会が少ないので、お茶をやってみようかな、と思っていたこともあり、この本を読んでみました。お茶の世界の奥深さにぐーっと憧れが強くなりました。お茶の教室はたくさんあるので、かえってどこにいけばいいのか迷っているのですが、この本を読んで、慌てて始めることもないかな、と思えてきました。きっとこれもご縁のものと、のんびり先生探しをしようと思っています。


春になったら莓を摘みに
著者: 梨木 香歩
海外生活の経験のない私にとって「外国で暮らす」ということはまさに未知の世界。著者の英国での留学生活での出来事を読んでほのぼのしたり、???(よく理解できない話もあったり)となったり、です。


逃げてゆく愛
著者: ベルンハルト・シュリンク 訳:松永 美穂
「朗読者」の作者の短編集ということで、さっそく買い求めました。彼の描く、切なくて、哀しくて、どこかで体温を感じるような、そんな世界が大好きです。繰り返し読んでも新鮮に楽しめるのも嬉しいです。
私は「甘豌豆」という話が一番好きです。


マザーズ・ワーク
著者: レベッカ・マサイアス 訳: 田中 志ほり
ビジネスを立ち上げ、成功させた女性の物語。本当に壮絶な内容に、読んでるハナから降参したい気持ちになります。でも、ビジネスの成功でなくても、自分でなにかを成し遂げるための心がけ、という意味でも、なかなか考えさせられる一冊です。(自分の根性のなさを痛感・・・。)


スピード・クリーニング
著者: ジェフ・キャンベル / ザ・クリーン・チーム 訳:アントラム栢木利美
年末の大掃除の前にこの本を読みました。さすがにプロのいうことは納得できることばかり。おかげでもりもり大掃除をして、家中ピカピカになりました。


文房具と旅をしよう
著者・デザイン: 寺村 栄次 / 浅井 良子
「文房具」をテーマにした北欧を中心とした旅。北欧にはとっても心惹かれているのですが、長時間の飛行機がネックなんだよねぇ。くぅぅ。


Fuckin’ blue film
著者: 藤森 直子
現役SM嬢のネット上の日記がまとめられたもの。「大企業の部長さんが"縛られることで初めて解放される"なんて〜」不思議なんだけど、なんだかわかる世界が描かれています。どぎつい話もあるのに、なんだか彼女の愛があふれているのが伝わってくるような、ほんとに不思議な一冊。


ブランドなんか、いらない
著者:ナオミ・クライン 訳:松島 聖子
かなりボリュームがあるので、実はまだ読破できていないのですが、ぞっとしながら読み進めています。感想は改めて・・・。


自宅に置けるぞWebサーバ
著者: 塩見 豊久〔ほか〕著
う〜ん、早く実現したい。


「聞く技術」が人を動かす
著者: 伊東 明
じっと聞くことって、実はとっても難しいんだよね。苦しいときに限ってどうでもいいことしゃべりまくっちゃったりして自爆したり。そうそう、本当にそうですって気持ちで読みました。


失敗の本質
著者: 戸部 良一〔ほか〕
日本の敗戦の原因を解くというヘビーな内容。どうして?と思うこともある一方で、こういうはまりかたってあるなぁ、と思うこともあって、薄ら寒いものもありました。成功体験の本よりも、心に響く感じがします。痛いところにこそ「本質」って隠れているのかもしれない。


人月の神話 増訂版
著者: フレデリック・P・ブルックス,Jr. 滝沢 徹〔ほか〕訳
「ソフトウェア開発」とはが記された一冊。ソフトウェアもやっぱりモノづくりであって、それがどれほど困難なモノかを痛感させられます。


101歳、人生っていいもんだ
著者: ジョージ・ドーソン / リチャード・グローブマン 忠平 美幸訳
生きることに大切なことがぎゅっと凝縮されている一冊。自分がちっちゃくちっちゃく感じてきます。


キモノ文様事典
著者: 藤原 久勝
ものごとを理解するするのには、まずは「名前を知ること」から。日本語の美しさにうっとり。


雨の名前
著者: 高橋 順子 写真:佐藤 秀明
「雨」にもいろんな種類があるって、知っているようで、ちゃんとは知らない。言葉も写真も本当に美しい本。気がむいたとき、パラパラとめくっては、ほのぼのしています。


ギークス ビル・ゲイツの子供たち
著者: ジョン・カッツ 訳:松田 和也
出張の飛行機の中でこの本を読んだのですが、思わず涙がでてしまいました。「社会性」は十分に持っていないコンピューターおたく(ギーク)の2人組が田舎から都会にでてきて、成功していく物語。「社会性」は必要、というのは当然だけど、勉強が得意なコもいるし、運動神経のよいコもいる、というのと同じに、他人とのコミュニケーションが得意じゃないコもやっぱりいるのだと思う。それをはなからダメだ、というのではなく、やっぱり彼らなりの良さをのばしていけるような、そんな懐の広い社会が早くできることを望みます。メールでもケイタイでも、別のツールで補完できるなら、それでいいじゃない、みたいなのも、私はありだと思います。心温まる物語です。◎。


タフ・ネゴシエーターの「人を見抜く技術」
著者: 山田 修
転職を繰り返し、キャリアアップしてきた著者が「人を見抜く技術」を説いています。が、やっぱりこういうものはノウハウ本読んで学ぶものじゃぁないなぁ、と思いました。やっぱり自分で身をもって学ばないとね。


職人を泣かせて建てた三〇〇年住める家
著者: 荻原 博子
金融ジャーナリストの著者が「クリ」の木にほれこんで自分の家を建てる物語。大工さん、建築家とのやりとり、費用のこと、次々と発生する難問に奮闘する姿がコミカルでもあったりして、楽しく読みました。自分の家を建てる、ということの意味を考えさせられる一冊です。


有能な女はなぜ、無能な男ほど評価されないのか
著者:ゲイル・エバンス 訳:桜田 直美
男性の読者も多い、と聞いて読んでみました。まだまだ会社組織は男社会で、小さなことでため息つくこともやっぱりあります。すごくできるヒトだなぁと憧れていた女性が会社を去っていたっりして寂しく思うこともたくさんあります。会社組織の中での男女間の小さな行き違いをどう回避するかが具体的に記されており、そうそうこういうことあるある、とうなづきながら読みました。なかなか面白かったです。


それがぼくには楽しかったから
著者:リーナス・トーバルズ / デイビッド・ダイヤモンド 訳:風見 潤
同年代だからなのか(それくらいしか共通点がみつからない!)かのリーナス氏の感性、言葉はすんなりココロに響いてきます。彼のように自分の能力を世界規模で伸ばしていけるヒトが、これからの社会をひっぱっていくように思います。大企業がメディアや行政に圧力をかけていく社会よりも、魅力的な個人への同調が大きな力になって動いていく社会のほうが健全だと思うから。ネットワーク技術が個人と個人とつなぐことで新しい力を発揮して、社会が自然に正しい方向に進んでいけばいいなぁ、と強く思います。リーナス氏のやりかたはとても自然に感じられて、なんだか勇気が湧きました。


サイバースペース時代の経営パラダイム
著者: 利根川 孝一 編
うちの会社のトップ推薦図書ということで読んでみましたが、教科書みたいであまり興味をそそられず・・・。「根性」で読破したものの、う〜ん。



本。子供の頃から図書館は大好きでした。公立図書館や学校の図書館は時間があると通っていました。
今の家は自転車で10分弱くらいのところに区立図書館が2つあります。いづれも歩くとちょっと遠くて、雨の季節になると期限とおりに本を返すことができなかったりして、足が遠のきます。最近陽気もいいので、週末図書館に行くのが楽しみの1つです。
もともと小説は女性が書いたものが好きなのですが、最近のマイブームは小池真理子、向田邦子、有吉佐和子です。小池真理子は年末に「欲望」という小説を読んで(ぐっ)ときて関心が高まっています。向田邦子は以前から読もう読もうと思っていていよいよ機が訪れた、という感じ。有吉佐和子は以前から好きで、今行ってる図書館にまだ読んでいない本が結構あったのを発見してまた火がついた、という感じ。
私は気に入った本を見つけると、その作家の作品を片っ端から読んでいきます。こういう読み方は右脳を刺激するってなにかで読んでへぇ〜と思ったことがあります。私の場合、左脳の刺激のほうがが必要なんだけど・・・。
ということで、今日は先週読んだ小説の感想など。

(2002/2/24)

危険な食卓
著者:小池真理子
日常生活にひそむ”殺意”をえがいた短編集。読んでいるとゾクリとするのに、なぜか爽快な気分になります。あぁ、こういう感性って女性ならでは、と思うシーンがいくつもでてきて、うなづきながら読みいってしまいます。


隣の女
著者:向田邦子
もともと向田邦子は読もう読もうと思っていたのですが、このタイトルをみた瞬間、あぁ読みたい、と強く思いました。なにげないけど、どきっとするタイトル。こちらも短編集。テレビの脚本家と思うからか、情景がやけにリアリティがあって、なまなましさ、が迫ってくるよう。上の「危険な食卓」が日常にひそむ”殺意”なら、こちらは日常にひそむ”悲しさ””せつなさ”。やっぱり伝説の人。すごい。


私は忘れない
著者:有吉佐和子
彼女の世界も大好き。どこがいいんだろう、と、午後ひとしきり考えたのだけど、うまく説明できません。少なくとも、彼女の小説にでてくる芯の強い女性が好きというのは間違いありません。(彼女の作品の魅力はそれだけじゃないんだけど!)
この「私は忘れない」は南の孤島黒島をえがいたものです。昭和34年に朝日新聞に連載されていたそう。こんなに面白い小説が連載されていたら、毎朝、新聞を読むのが待ち遠しいことでしょう。
私自身が「島の生活」に憧れがあるので、この小説にぐっとのめりこんでしまったのもあると思います。



bk1で買った本 【 第1弾: 2000/7〜2001/4 購入分】
大好きな本屋さんサイト「bk1」。なぜ好きかというと、本好きな人がやってる本屋さんだってことがちゃんと伝わってくるような気がするから。便利だとか、中間コストがかからないとか、ネットのお店のいいとこはいろいろ言われているけど、私は店員さんの気持ちがちゃんと伝わってくるかどうか、が一番大事と思ってます。bk1は本が包装されてくる袋の犬の絵も好きでポイントアップだったりするのですが。
ということで(?)、今回は私がbk1で買った本を紹介。(2002/2/3)


e‐Bizプロデュース e‐ビジネスのためのWebサイトプロデュース論 (SCC books)
著者: Jules Yoshiyuki Tajima 出版:エスシーシー

社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由
著者: 板倉 雄一郎 出版:日経BP社
(スナメリのつぶやき)
自分の失敗談を本にしちゃんなんて、男らしいっ。自分に自信があるからこそ、なのだと思います。時代の先を行き過ぎてしまったといわれていますが、 ビジネスの難しさ、バランス感覚の大切さを痛感させられます。


ブロードバンド社会がやってくる! 衝撃の超高速インターネット
著者: 中野 明  出版:PHP研究所

おこしやす 京都の老舗旅館「柊家」で仲居六十年
著者: 田口 八重  出版:栄光出版社
(スナメリのつぶやき)
子供の頃から自己主張が強くて「相手の気持ちを考えなさい」といつもいつも怒られていました。なので、「気遣い、心遣い」に対しては強いコンプレックスがあります。著者の八重さんはプロ意識でもって「気遣い、心遣い」を体得し、これを日々の仕事に生かし続けた、ということ。日々のささいなひとこまひとこまを真剣に送ること、この積み重ねの大切さ。私のコンプレックスも克服できるチャンスがあるような気がしてきます。


これまでのビジネスのやり方は終わりだ あなたの会社を絶滅恐竜にしない95の法則
著者: リック・レバイン〔ほか〕  倉骨 彰訳 出版:日本経済新聞社
(スナメリのつぶやき)
著者の方たちのテンションに置いてけぼりをくったような感じ、というのが率直な読後感。

ホワイトカラーのプロジェクト・マネジメント イシュー・マネジメントの実践技法
著者: 飯久保 広嗣 監修 デシジョンシステム編 出版:生産性出版

恋すること
著者: フランチェスコ・アルベローニ著 泉 典子訳 出版:草思社

ねむい幸福
著者: 有吉 玉青  出版:幻冬舎
(スナメリのつぶやき)
友達の話だ、と聞いたとしても違和感がないくらい、リアリティのある物語。


藤野真紀子シンプルモダンスタイルブック
著者: 藤野 真紀子編  出版:文春ネスコ

立原家の食卓 素食こそ美食
著者: 立原 光代  出版:講談社
(スナメリのつぶやき)
最近「グルメ」という言葉に食傷気味なこともあり、「素食こそ美食」には強く惹かれるモノがあります。手に入れにくいモノにお金を積んでいただくよりも、ありきたりのモノを丁寧にいただくことの大切さを痛感させられます。なんども読み返したい一冊。


ノンデザイナーズ・デザインブック
著者: Robin Williams  吉川 典秀訳 出版:毎日コミュニケーションズ

マネックス証券松本大が語るeに挑む
著者: 松本 大  武田 信二インタビュー・構成 出版:ワック
(スナメリのつぶやき)
ホンモノの天才はいうことがわかりやすいです。いろんなメディアに登場しながら、いつでも、どこでも、わかりやすい。 彼のようなわかりやすいリーダーのもとで仕事をする、というのはどんなにすがすがしいだろう、と思えてなりません。

雷にうたれて死んだ人を生き返らせるには
著者: ゲイル・アンダーソン=ダーガッツ  堀内 久美子訳 出版:DHC
(スナメリのつぶやき)
懐かしいような温かさと、ぞっとするような冷たさと両面をもつ物語。温かさと冷たさって、人間そのものの両面性とも言えるのかな。

文章をダメにする三つの条件 (丸善ライブラリー 327)
著者: 宮部 修 出版:丸善
(スナメリのつぶやき)
えとえと、結局のところ3つの条件ってなんだったっけ?と思い、再び本を手にとってみました。そうそう、3つの禁止事項(文章を書く際に気をつけなければいけないこと)がありました。@文章の意図がつかめない事実や印象の羅列。A読み手が退屈する理屈攻め。B読み手の興味をひかない一般論。そうそう、これって文章書くときだけじゃなくて、話をするとき、プレゼンするときの基本だなぁ、と感心。あたりまえのことがあたりまえにできないことが「なんかうまくいかない」の根本にあったりするんだよね。(じんわり。)


コンサルタントの秘密 技術アドバイスの人間学
著者: G・M・ワインバーグ 木村 泉訳 出版:共立出版
(スナメリのつぶやき)
「ライト、ついてますか」の続編、続々編となんとかがんばって読んできたものの、しっかり消化するには、何度か読まないとムリそう。気がつくと、ひたいにしわ寄せて読んでたりするものの、なんだか「本質」をついてそうな気がしてなりません。なかなかおもしろい本です。


ビジネスマンのための「知的ミーハー思考」のすすめ
著者: 文月 敏雄 出版:PHP研究所
(スナメリのつぶやき)
うーん、内容もちょっとミーちゃん、ハーちゃん的な軽いノリで、よみやすいといえば、そうだけど、いまいちモノ足りなかったような気も・・・。


スーパーエンジニアへの道 技術リーダーシップの人間学
著者: G・M・ワインバーグ 木村 泉訳 出版:共立出版

プロフェッショナルWebプロデュース プロとしてのWebサイト制作の基礎
(SCC books)

著者: Jules Yoshiyuki Tajima 出版:エスシーシー

ライト、ついてますか 問題発見の人間学
著者: ドナルド・C・ゴース ジェラルド・M・ワインバーグ 木村 泉訳 出版:共立出版
(スナメリのつぶやき)
問題とはなにか?について平易な文章で記されているのが、なんだか哲学書のようにも思えてくる不思議本。この不思議な魅力のとりこになってしまい、続編といわれる「スーパーエンジニアへの道」、「コンサルタントの秘密」 まで、思わず読み進んでしまいました。なんだか”あとひき”なのです・・・。

運命綺譚 (ちくま文庫)
著者: カーレン・ブリクセン 渡辺 洋美訳 出版:筑摩書房

バベットの晩餐会 (ちくま文庫)
著者: イサク・ディーネセン 桝田 啓介訳 / 出版:筑摩書房

(スナメリのつぶやき)
学生時代にこの映画をみて、心が震えた。あまりに映画の印象が強烈で(もう10年もたつというのに!)、映画の場面を追っていくような読み方になってしまった。人間の強さを考えてしまう物語。