が部屋にあふれだすと、あぁそろそろ +books の更新をしなきゃ、と焦ります。お正月以降、ばたばたと慌しかったためか、整理してでてきた本たち、ほっとする系が多かったかな。あと数冊、アップするつもりだったのだけど、なんだか集中力が途切れてきたので、今日はこの辺で閉店にします。近々アップしますので、お楽しみに〜。

(2005/4/10)

cover 世界で仕事をするということ グロ ブルントラント (著)
女性初のノルウェー首相、前WHO事務局長、というスーパーウーマンによる手記は、確かに、すごい!やっぱりスーパーウーマンだわ、と思う部分と、働く女性として共感する部分と、実際のところは半分ずつ。息子の死に際しての件は、読んでいて、胸がしめつけられるよう。母親としての自分、要職を持つ自分に揺れながらも、き然とふるまう様子に「プロ意識」の強さをみました。
訳者あとがきにある「ふつうのおばちゃんだった」という本音はなんだか嬉しく、勇気を与えられたような気がする。
21世紀、女性はもっともっと社会の表舞台にでて、自分らしく振る舞っていくべきと思う。そうすることで、社会は、あるべき姿に、少しずつ近づいていくのだと思う。


cover Room talk 岡尾 美代子 (著)
「afternoon tea」の公式サイトに連載されていたエッセイをまとめたもの、と知って納得。ほのぼのするスナップとエッセイは、「afternoon tea」のイメージにぴったり。
スタイリストらしい、モノやコトに対する雰囲気感の伝え方、にはしびれます。
FYI:岡尾 美代子さんのインタビュー記事(@cafeglove)


cover イギリスの住まいとガーデン―暮らしを楽しむエッセンス 川井 俊弘 (著)
家というのはその土地ならではの生活習慣が大きく影響を与えているもの。日本の家と比較すると恐ろしいほどに長寿のイギリスの家々、その暮らしかたに踏み込んで、まとめられた一冊。
コージーな雰囲気の作り方、庭やキッチンの使い方など、我々日本人の常識とはかけ離れているものの、参考になる部分もたくさんある。また、堅実なイギリス人たちは、取り敢えず、という感覚で家具を買わない、という件にはどきっとしつつ、本当に気に入るものが見つかるまではがまんする、ができてしまうことを、ちょっぴり羨ましくも思ったり。これから、家を作ろう、家を買おうとしているヒトにとって、頭をやわらかくするのに、非常に役だつ本だと思う。


cover マイ・ストーリー 山本 容子 (著)
sunameri の店長日記 vol. 42 (2004/10/20 発行)より
すてきだな、と思う、おとなの女性の1人、山本容子さん。本屋 さんで、ふだんのイメージとちょっと違った彼女の写真の表紙に 惹かれ、手にとった1冊です。
「マイ・ストーリー」 山本容子(著)
年齢を重ねた女性の美しさというのは、心の自由さ、とつながっ ているんじゃないかなぁ、という漠とした思いが、この本を読んで、確信に変わりました。
とにかく「私はこうだから・・・」と自主規制しちゃうヒトがい っぱい!と残念に思う今日この頃、彼女のように、そのとき、そ のときの思いで、情熱を傾け、つっぱしれること、ほんとにステ キと思います。
やりたいと思うことを実現するのに、必要なのは、お金でもない し、後押ししてくれる環境でもなくて、やりたいと思う、強い情 熱なんだ、ということ。その情熱が、知恵を働かせ、周囲を巻き込み、協力者を出現させて行くんだ、と。
自分の思いにすなおに生きてきたヒトは、年齢を重ねてもなお、 すがすがしく、自信に満ちた眼差しをもてるのだと思いました。 自分らしさ、をとことん追求してゆく彼女の生き方は、私たち女性が見習うべきこと、たくさん教えてくれているような気がします。
あなたは、最近、自分の思いにすなおに行動してる?


cover かんたん、おいしい!マクロビオティックはじめてレシピ 中島 デコ (著)
穀物菜食を基本とするマクロビオティック、焼き肉女王の異名をもつワタシ(笑)としては、ちょっと縁遠い感じもしますが、以前から強い関心をもっています。バリエーション豊かで彩り鮮やかなお料理のレシピも目を見張るものがありますが、冒頭、著者のデコさんご自身のマクロビオティックとのつきあいを綴ったもの、大変興味深かったです。本来の主旨からははずれてしまうかもしれませんが、お料理の1つとして、取り入れていく、というのもありかな、とも思っています。


cover なっちゃんレシピ 小島 奈津子 (著)
お料理って人柄がでるなぁ、ということを実感する一冊。楽しみながら料理をしている様子が伝わってくるようで、ページをめくっているだけで、ほのぼのとした気分になってきます。


cover しあわせの受け皿―暮らしに器とシンプル雑貨 石村 由起子 (著)
このところキツイなぁ、と思うと、勝手しまう雑貨本。こちらも、美しい写真をぼんやりながめるだけで、やさしいキモチがよみがえるような。器好きにはたまらないページもたっぷり。そのたたずまい含めて、いろいろ参考になりそうです。


cover 26枚のテーブルクロス―わが家のテキスタイルabc 堀井 和子 (著)
ハウスリネンを扱うお店の店長として、リネンものの本、折にふれて、チェックするようにしています。彼女のご主人と以前お仕事をご一緒させていただいたことがあったりして、勝手に身近に思っています。(笑)
北欧のテキスタイルを中心に、えー!っと思うようなものをテーブルクロスに使いこなしてしまうところはさすがです。いずれも、食卓のイメージがありき、だからできること、なのだと思います。
なんでも最初は「すてき」と思うことを真似ることから、といいます。彼女の布使い、身近に思うものから、自分の暮らしに取り込んでいけたら、と思っています。


cover テーブルの上のしあわせ 大橋 歩 (著)
彼女のイラストが大好きです。で、彼女の生活本もやっぱり好き。ギョーカイのヒトなのに、そんな気取りを感じさせてないところがすごい、と思う。こだわりまくりなのに、こんなにこだわっちゃうワタシって・・・という雰囲気がないところ。(笑)
気合いをいれずに作れそうなふだんのお料理のレシピも◎です。

 

好きの冬の夜。部屋の明かりを落として、ベッドに座り込み(もちろん足元はおふとんの中に)、あたたかな飲み物を傍らに、音楽もなし、ケータイの電源もオフ、あとはまぶたが重たくなるまで、文字たちとのたわむれの時間。こんな恍惚のひとときが、かんたんそうで、なかなか持てないもの。まだまだ他の誘惑に勝てない、へなちゃこな"本の虫"です。(笑)
冬休み最終日、気合いをいれて、本のページ、更新することにしました。私の小さな部屋、本に埋もれつつあるので、整理をしなきゃ、な状況。好きな本を好きなだけ手元に置いておける環境、早く手にいれたいです〜。

(2005/1/4)

cover 24の家 建築家と建てた夢を育む住まい 鈴木 紀慶 (著), 白鳥 美雄 (写真)
建築家の立てた24の家。いずれも「思い」のぎゅっとつまった、美しい家ばかり。どんな家族がどんな暮らしをするんだろうと思いを馳せるのも楽しい。


cover 建築的思考のゆくえ 内藤 廣 (著)
「デザインってなんだろう」という好奇心に対して1つの答えを出してくれたのが本著。あるべきカタチを見出すこと、それが建築だったり、プロダクトデザインなんだろうな、ということ、この本を読む中で自分なりに納得できたような気がします。建築に「時」の要素を強く意識している、という件には、思わずぞくぞくしました。
大好きな五浦美術館が著者の手によるものと知り、ビンゴ!と、ちょっぴり感激。彼の建築作品、これから少しずつに行きたいです。


cover 木工の世界 早川 謙之輔 (著)
木という「生き物」を扱う木工というシゴトが語られた1冊。職人の世界の厳しさ、そこにある喜び、そして、ピンとはりつめた空気が伝わってくるようなキレのある文章にうっとり。造形を生業とするヒトというのは、こういう視点でもって、日々暮らしているんだなぁ、というのも新鮮で興味深く思いました。


cover 巨匠の宿 稲葉 なおと (著)
世界的にも著名な建築家や庭園家が手がけた名建築の宿を集めた1冊。美しい写真とともに綴られる素敵な宿での夜、そして、朝。四季折々を著者とともに旅しているような気分になれる。名建築といえども、古くなる建物を維持することはたいへんなこと。その価値を知り、その維持に努める人がいることを嬉しく思うし、応援していかなければ、と思う。


coverアメリカの61の風景 長田 弘 (著)
メルマガ:「sunameri の店長日記 vol. 47 (2004/11/25 発行)」で紹介。
大統領選挙の顛末をみながら、私のイメージするアメリカと、リアル・アメリカはずいぶんギャップがあるんだな、と思いました。で、大統領選挙とは次元が違うものの、リアル・アメリカを知りたいと求めた本がとっても素敵だったので、ご紹介します。
「アメリカ 61の風景」長田 弘(著)
詩人である長田氏のつづるアメリカの風景。一般的にアメリカをイメージする、ニューヨークやロスとは全然違う世界。美しい言葉でつづられるアメリカの景色を想いながら、人、だとか、歴史、自然、だとか、大きな普遍的なもの、を強く感じます。日々のいろいろにあくせくすることないよ、って、あたたかく、大きななにかに包まれるような気分に満たされてきます。こんな風におだやかな本は、一気読みするのがもったいなくて、 大事に大事に読んでます。(笑) 秋の夜長にぴったりな励まし本、アメリカのあんな一面、こんな一面にどきどきしてみませんか?


cover 庭の旅 白井 隆 (著), 白井 温紀, 小林 庸浩
世界の美しい庭について、写真とともに綴られるエッセイ集。著者と一緒に旅しているような気分にひたれます。庭について、公園について、そして、鎮守の森について、美しい写真を眺めながら考える、静かな時間が心地よく・・・。

cover 0歳からの母親作戦―子どもの心と能力は0歳で決まる 井深 大 (著)
晩年は幼児教育の研究をされていた井深大氏による著書。幼児教育のみならず、人間の能力の可能性を説いているように思えます。お母さんと赤ちゃんとのつきあい方は、大人社会での人とのつきあい方にも通じることはたくさんあるような気がしてなりません。本書を読んでいると、井深氏の大きな愛に包まれているようで、なんだか勇気が湧いてきます。


cover 健康と食事 ルドルフ・シュタイナー (著), 西川 隆範 (翻訳)
食べるということを哲学するのにぴったりな1冊。自分のカラダが宇宙の一部だと感じられたら、ふだんの食事や自分の健康についての考え方がちょっっぴり変わるはず。読みやすい本ではないけれど、私はこういう話、結構好きです。


cover 東京都・豆南諸島まるごと探検 山下 和秀 (著)
夏の八丈島ツアーで、八丈島空港のお土産やさんで購入した本。東京にこんなにワイルドなところがあったんだーと感動!興奮!船の上から世界を見ている著者の視野の広さにドキドキ。巻頭の美しい写真も必見。


cover 行列のできるメルマガ 高橋浩子(著)
今、週に2つのメルマガを発信しています。「継続は力なり」の思いでがんばっていますが、メルマガの本当の魅力、にはまだ到達できていないよう。
ということで、人気メルマガの著者のインタビューがまとめられた本書を購入。やっぱり成功者というのは、目的に向かって、知恵を絞るし、 努力もしてるなー。
はじめの一歩は踏み出しているので、これから、購読者数を増やす努力もしていかなきゃな、と思いました。
メルマガ発行までの手続きが詳しく説明されているので、メルマガを発信してみたいな、と思うヒトにもぴったりの1冊です。


cover レストランで最高のもてなしを受けるための50のレッスン フランソワ・シモン (著), 岡元 麻理恵 (翻訳)
フランスの高級レストランでの食事の楽しみ方について書かれたもの、を予想していたのだけれど、著者が料理批評家ということもあり、どちらかというとレストラン評に近いものに。その辛口ぶりが爽快、でも、高いお金をだしてこんな思いをさせられるのー、とレストラン恐怖症になってしまうかも。って、フランスの高級レストランなんて行く機会もないから、心配することないか。(笑) それでも、生業としてレストランをやっているヒトと、お客さんとの間にある、期待値のギャップを理解すること、これは外食を楽しむのには大事なことかも。


cover キッチンスペシャリスト 大倉祥子 (著)
新居のキチンプランを練るのに購入。キッチンに関する基本的な理論が網羅され、「そーなんだ」と気づかされることが満載。キッチンスペシャリストという資格の存在も初めて知りましたが、お料理好きの方なら勉強するのも苦にならないかも。


cover ポータル、プロバイダ別blogデザインカスタマイズ事典 外間 かおり (著)
イエヅクリのサイトで blog に挑戦したものの、cssに苦戦し、なかなか思うようにレイアウトが変えられない!ということで購入した本。そのロジックを理解しなくとも、マニュアル通りに修正をすれば、とりあえずは自分の思うことができるように。難しいことはよくわらないけれど、blog をカスタマイズしたい、というヒトには便利な1冊。


cover器つれづれ 白洲 正子 (著)
骨董の魅力を覗かせてくれる1冊。著者お気に入りの器の写真を眺めるだけでも楽しいけれど、その器、それぞれの歴史、そのカタチの所以など、「知ること」の喜び、を垣間見せてくれる。器のこと、もっともっと勉強したいな、という気分に。


cover 文章王―プロ編集者による文章上達秘伝スクール〈2〉 村松 恒平 (著)
メルマガ:「sunameri の店長日記 vol. 34 (2004/8/26 発行)」で紹介。
まずね、書くこと自体、すごく励まされるってこと、これはsunameriの持論です。私のまわりでも、ホームページはじめたり、ブログはじめたりするひとが増えてるけど、書くことで、自分の気持ちをすっとだせたりして、気が楽になること、多いんだよ。思いがけず、正しい自分を見出せたりすると、ほんとに嬉しいし。
で、励まし本の話。この本は、作家になりたいヒト、文章を書くことをシゴトにしているヒ ト、その他いろいろ書くことに疑問を抱いているヒトビトが、プロの編集者にいろいろ質問、それに答えてもらえる、というメルマガをまとめたものです。でね、この村松さん、とても筋のとおった考えをもっているヒトなので す。こんなヒト、なかなかいそうでいないなぁ、と、いつも感心(ハー ト目)なんです。愛があって、情熱があって、毒もあって。(笑) 真剣勝負のQ&A、読み物としても、本当に面白いし、へらへら読んでると、ぐさっとくる話がまぎれていたり。書くこと=人生?なーんて思えてくるほど。モノを書くとき、ヒトはどうしても、自分に向き合わざるをえない。そこには、いつも自分の好きな自分がいるわけではなくて、どちらかというと、嫌な自分と向き合わなきゃいけないことがたくさん。そんなとき、嫌な自分を好きな自分に変えたい!と思うことが、大事なんだと思う。嫌な自分が書いたことが残るのは、嫌だもんねぇ。書くということ、自分と向かうこと、生きるということ、いろーんなことを考えて、なんだか元気が湧いてくる、そんな励まし本です。あなたは、最近、なにか文章書いてますか?

cover 木と語る 佐野 藤右衛門 (著)
メルマガ:「sunameri の店長日記 vol. 33 (2004/8/19 発行)」で紹介。
庭づくりについて、京都の桜守こと佐野籐右衛門氏へのインタビューをまとめたものです。実は、彼(といってもおじいちゃんなんだけど)の大ファン。彼のねぇ、自分を「植木職人」と言い切っちゃうところ、そして、そのシゴトへのプロ意識、りりしくてステキ。そして、自分のシゴトを通じて、世界観をもっているところなんて、もぅシビレちゃう。(笑)草木だけじゃなく、土さえも、生き物であって、その気持ちになって、対 処のしかたを考えなきゃいけないと。自分はエアコンの効いた部屋にいては庭づくりなんてできない、まずはエアコンのスイッチを切って、木がどういう気持ちでいるか感じてみよ、と。どれだけ自分の暮らしが自然とかけ離れてしまっているかと、がつーんと効いてくる言葉ばかり。彼の言葉を追っているうちに、自分が自然の一部であることを実感、なんだかココロ強い気分に満たされてくるようで不思議です。もともと日本人が当たり前に持っていた「お天道さまに感謝」の気持ち、取り戻さなきゃ、と思ったり。あわただしい毎日でも、街路樹をふりかえったり、青空をあおいだり、そんなひととき、取り戻さなきゃ。


cover 東京日和 荒木 陽子 (著), 荒木 経惟 (著)
写真家アラーキー氏と奥様の陽子さんが綴る東京の風景。なぜか見慣れた景色が彼のファインダーごしには切なさが漂うんだろう。はかなさが漂うんだろう。同じ景色に、私はどんな言葉を連ねるんだろう。ぶらりと出かけてみたい気分になってくる1冊。


cover 白洲正子"ほんもの"の生活 白洲 正子、他(著)
キレ味鋭いエッセイなどにファンの多い著者の暮らしぶりをまとめた1冊。骨董好きだった彼女が愛した器や雑貨たち、なんだかどれもほっとする雰囲気をまとっているのが意外といえば意外かも。ヒトはいずれ命をまっとうして消えてしまうけれど、使っていたモノはずっと残っていくわけで、ある意味、残されたモノが、そのヒトとなりを語っていくんだなぁ、としみじみ。私も自分の納得のいくモノをきちんと選んで、使いこなして、暮らしていきたいなぁ。


cover 骨董の眼利きがえらぶ ふだんづかいの器 青柳 恵介, 芸術新潮編集部
食いしん坊が嵩じて、器に興味を持つようになりました。セットものの洋食器を揃えるよりも、ふだんづかいのできる手頃の値段の和食器との出逢いが楽しみで仕方ありません。この本は骨董やさんが自ら気に入ってふだんづかいする器を紹介するもの。どんな器がでてくるのか、どんな風に使われているのか、そして、骨董やさんたちはどんな食事をしているのか、あくなき好奇心を存分に満足させてくれます。「選ぶ眼」も大切ですが、「使いこなす」も鍛錬が必要だなぁ、と痛感。


cover 魔法のラーメン発明物語―私の履歴書 安藤 百福 (著)
メルマガ「sunameri の店長日記 vol. 36 (2004/9/9 発行)」で紹介
タイトル、装丁からして、おいしそう〜な、チキンラーメンの開発物語。ちなみに、今日の私のランチ、おにぎり1つとチキンラーメン(ミニ)とサラダ。かなりハッピィでした。著者は、若い頃からいろんな事業を立ち上げて、戦争も経験されて、チキンラーメンの開発をたったひとりで始められたのが40歳を過ぎてから、とのこと。ふだんの自分がどんなにあまったれかと、がつーんとゲンコツされるよう。ひとは食べることに満たされていれば穏やかに暮らしていける、という信念のもと、おいしくて、栄養もあり、大量生産ができるラーメンを作ろうと、朝から晩まで、自宅の庭に作った小屋の中で1年以上かけて研究を続けられた著者。その情熱、持続力がどこから来るのか、教えて欲しいです。今、起業をすることが、1つのファッションのようになっていますが、本来、志を実現し、社会的に認められることこそが起業なんだ、と。インスタント、大量生産、というコトバが持つ響き、なんだか、ネガティブにとらえがちだったこと、反省です。手軽においしい、は、ひとをハッピィ にするのです。大量生産できることで、多くのひとをハッピィにできるので す。志を持つこと、そして、モノを創りあげていくこと、のすばらしさを教えてくれる1冊です。元気のでないとき、ぜひ、読んでみて。


cover うちの器 高橋 みどり (著)
食のスタイリストである著者、携わった書籍が100冊を超えるという。そんな彼女の暮らしぶりがのぞける1冊。自分の好きなものへのこだわりが徹底していること、これって、生活の道具を揃えるとき、なかなかできそうでできないこと。あ、安い!とか、便利そう!とか、お店には誘惑がいっぱい。そんな誘惑に負けずに、この先ずっと一緒にいたいと思うモノたちだけを家に連れて帰り、大切に大切に使いきること。そんなまじめさがあふれている高橋さん、とってもステキと思います。

cover おいしいをつくるもの―而今禾=jikonkaの道具たち 西川 弘修 (著), 米田 恭子 (著)
西川さん、米田さんの暮らし振りは、21世紀型のライフスタイルの1つのモデルとも言えるのではないかな、と思います。ふるいものを自分たちらしく使いこなし、手作りをたいせつにするスロー・ライフ。ゆったりとした時間のなかに、都市部ではなかなか見つけることのできない豊かさが垣間見えます。


cover リネンと暮らす クニエダ ヤスエ (著)
70年代に、テーブルコーディネイターというシゴトを確立し、パイオニアとして活躍しつづけているクニエダさんによるリネンの本。リネンの歴史から、その使い方まで、美しい写真とともに紹介。ハウスリネンを扱うオンラインショップをやっていくにあたっての教科書の1つです。


cover センセイの鞄 川上弘美 (著)
メルマガ「sunameri の店長日記 vol. 37 (2004/9/16 発行)」で紹介。
久々に読んだ小説、ハートをぎゅぅっとわしづかみ、されちゃいました。
話題にあがることも多かったので、すでに、読まれたかたもいらっしゃるかと思います。でも、やっぱりこのコーナーで紹介したいくらい、私、とても励まされてしまいました。こんなステキな日常もあるってことに。孤独を愛しながらもやっぱりどこかで寂しいツキコさん、年代や立場の違いこそあれ、わかるわかる!とたくさんうなづける、とにかく身近なキャラクターです。そんな彼女がセンセイに再会し、愛し合い、別れていくまでのストーリー。フツーなツキコさんが見ている風景は私たちの風景でもあり、彼女の瞳を通すことで、あたたかさや、おだやかさや、ささくれや、がなんとも新鮮で、彼女と一緒にセンセイの言動にどきどきしたり、がっかりしたり。そうそう、恋をしてるって、こんな気分なんだよね〜って。(笑) ヒトを愛するって、他愛ないおしゃべりしたり、一緒にごはん食べたり、笑ったり、泣いたり、ケンカしたり、そういうことなんだよねぇ、と改め て思ったり。そんなことも、未来永劫続けていけるわけじゃないんだよね。だから、だからこそ、身近にいるヒトをちゃんと愛さなきゃ、なんだし、日常の風景も、きちんと味わわなきゃ。と、なんだか謙虚な気持ちにさせられてしまう、ラブ・ストーリーです。あ、これって、センセイからのメッセージ、なのかな?(笑)


cover ことばは届くか 上野千鶴子・趙韓惠浄(著)
メルマガ:「sunameri の店長日記 vol. 35 (2004/9/2 発行)」で紹介。
女性学を研究する2人の研究者の往復書簡をまとめたもの。女性学って?と思われる方も多いと思います。男性学、なんて、ないのに、そんな研究分野があること自体、不思議、ですよね。私も初めて 「女性学」というコトバに出会ったとき、そう思いました。でもねぇ、男性、女性と、分けて考えると、なんだか対立するグループみたいな印象を受けるけど、Aさん、Bさん、みたいに、それぞれの個性、ととらえると、いくつかある中の1つの考え方、生き方、と考えることもできて、結構、しっくりくるのです。国家とか、民族とか、世の中には対立の理由になるグループ分けがたくさんあるけれど、女性、という「個性」から見る世の中は、なにかこう、普遍的な、目指すべきもの、みたいなものがあるような気がするのです。愛すべき家族と、居心地のよい家で、おいしいものを食べて、安らかに眠る、みたいな。よくよく考えてみると、実はそれって、女性だけが求めているものでもないよな、と。戦争とよばれる国家や民族の対立から、仲良しグループ内でのもめごと まで、人間社会には争いごとが絶えないけれど、ひとりひとりが、ほんとに欲しいものはなにか?をつきつめて考えれば、もっと暮らしやすい、穏やかな生活を得ることって、案外、難しくないのかな、と思ったりし ます。読みやすい本ではないかもしれませんが、世の中の大きなうねりが語られるのを読み進めていくうちに、日々の小さな悩みが、ふっと解けてゆくような、じんわり励ましてくれる本です。自分のこと、今、この時代を構成する一員だ、なーんて考えたこと、ありますか?


cover 雪とパイナップル 鎌田 実(著)
メルマガ:「sunameri の店長日記 vol. 31 (2004/8/5 発行)」で紹介。
ベラルーシ(白いロシア)という美しく、貧しい国の少年アンドレイは、重たい白血病と闘っています。そんなアンドレイの希望をかなえるべく、ヤヨイさんは、彼が食べたいというパイナップルを求めて、マイナス20度の街を連日歩き回り・・・。
人間がどんなに愚かで、弱く、そして、どんなに純粋で、強いのか、胸がいっぱいになります。希望の力、感謝の力を実感できる、とても美しい物語。   
あなたは「子供の涙の重さ」、考えたこと、ありますか?


cover 海ちゃん、おはよう 椎名 誠 (著)
メルマガ:「sunameri の店長日記 vol. 25 (2004/6/17 発行)」で紹介。
実は9月におばちゃんデビューをひかえているsunameriです。弟の家に赤ち ゃんが生まれるのですー。弟夫婦は静岡に住んでいるので、あまり行き来もないのですが、この間、実家に行ったときに、孫の誕生を心待ちにしている 親から赤ちゃんの話をいーっぱい吹き込まれて、私もすっかりソノ気になっ てきたのです。(笑)
で、「海ちゃん、おはよう」。初めての赤ちゃんを迎えるパパの気持ち。とってもあったかくて、電車の中で読んでいたのに、泣けてきそうでした。私の弟もこんな体験するのかな、とか、私が生まれてきたときに、父はこんな風に思ったのかな、とか。もう、うるうる。家族がどんなにかけがいのないものか、ほのぼのと気づかせてくれる1冊です。


cover カリスマ体育教師の常勝教育 原田 隆史 (著)
(2004/6/7 ぶくぶく日記より。)
スクールウォーズばりの熱血体育教師、原田先生による著書です。日本一のなりかた、がわかります。すごいでしょ。とにかく、自分が日本一になる!と思い込んで(最初から諦めていたら絶対1番にはなれない)、あとは日本一になるにはなにをすべきか、具体的なアクションプランを書いて、書いて、書きまくって、あちこちに貼りまくるのだそうです。私もふだんから、ふと思ったことはなるべく書き留めるようにしています。不思議と、書き留めたアイデアとかって、後で実現できることが多いような気がします。ということで、ちょっと大変かな?ということも、まず宣言しちゃうのです。(笑)そしたら、きっと、実現できるハズ。きっとねぇ、私はこんな風に少しずつ少しずつ背伸びして、なりたい自分に近づいてると思うな。ふふふ。ちょっと気が大きくなっている夜です。


cover くさいはうまい 小泉 武夫 (著)
発酵の研究をされている小泉先生の著書。くさくておいしいもののお話なのですが、この先生、ほんとに食いしん坊で、おいしいと聞けばどこにでも行っちゃうし、ほんとになんでも食べちゃう。で、そのおいしさの表現がほんとに上手で、虫を食べる話なんて、(う、きもちわるー)と読んでいたのですが、途中から、なんだか生唾がでてきたりして、(うわ、私、やばいっ)って、はっと我にかえったり。
小泉先生の語り口も楽しい射のですが、食べ物って文化だなぁ、としみじみ思う1冊です。



のページ、ほんとにひさびさの更新となってしまいました。ごめんなさい!
実はこのページがきっかけで、年初から、ある雑誌の書評を書くようになりました。毎月、数冊の本の紹介文を書いてます。字数の制限のほかに、時間の制約、というのも私にとってはおおきなプレッシャーです。本だけでなく、同時に、映画、DVDの紹介も数本ずつ、これを資料をいただいてから1週間(ときには4、5日ということもありました!)で原稿として仕上げなくてはいけません。あぁ、ライターって、ほんとにたいへんなシゴトなんだな、と痛感。
月末から月初めの1週間は胃が痛くなるほど切羽つまるわけですが、不思議とやめたいという気持ちにはなりません。ふだんは思うこと、思うままに書いてるわけですが、いろんな制約の中でモノを書く、というのも独特の緊張感に伴う気持ちよさがあるような。(笑)
たまに私の文章が掲載されている雑誌を送ってもらってみると、きゃー(恥)と思うことばかりなのですが、少しずつ、活字向きの文章に近づけるべく、鍛錬の日々です。といいながら悲壮感はまったくなくて、世の中の新しい面が見えるようになった気分がして、楽しいです。
ということで、このページの更新が後回しになりがちですが、ご容赦を!
(うーんすごいオチだっ。笑。)

(2004/7/11)

cover 愛情生活 荒木陽子(著)
写真家アラーキー氏の奥様によるエッセイ。のびやかで、さっぱりしていて、いいこちゃんでもなく、本当に魅力的な女性です。残念ながら、若くして他界されているのですが、生涯、女であり続けたのだと思います。素敵なことと思います。
彼女もまた、自分にとっても本当に大切なことを知っているヒトなのでしょう。だから、夫のアラーキー氏が暴れん坊だったりしても、うまくやり過ごす、というか、自身も楽しんじゃってるのが、すごいなぁ、これぞ夫婦だなぁ、と。
私も私なりの愛情生活、少しずつ、積み上げていきたいなぁ、と素直に思ったり。きゃっ。


cover [プロ編集者による]文章上達<秘伝>スクール 村松恒平(著)
いろんな意味で"シビレル"一冊です。「秘伝メルマガ」と称するプロの文章感覚を伝授するメールマガジンをまとめたもの。読者からの質問に、プロ編集者村松氏が答える、という形式なのですが、ばっさばっさとめった切りしてくれるのです。イマドキ、こんなに徹底的にしかられることないよなぁ、と思うようなものもたーくさん。(読んでる私もしかられ気分でしゅんとした気分に。)でも、これが、なんとも気持ちいいのです。(注:Mじゃありません。)世の中にはこんなにまじめにモノ書きを目指しているヒトがいるんだ〜と感心するほど、たくさんのまじめな(ときに生真面目すぎるほどの)読者が必死に質問してくるのですが、不思議と文章の中に甘えみたいなにおいがすることと、もうタイヘン。(後半ではこれが楽しみになってきたりして。)
とにかく、文章書くことって、毎日を真剣に生きること、だなぁ、と。この本を読んで、文章を書くということが怖くなったし、怖いもの見たさ的な好奇心もまた湧いてきてしまいました。
そして、メルマガも大好きですが、やっぱりこういうモノは本で読むほうがいいなぁ、と痛感した1冊でもありました。


cover 薪ストーブの本 ウィリアム・ブッシャ/ステファン・モリス/バーモントキャスティングス(編・著)
憧れの薪ストーブ!(ちょっと今の季節にはそぐわないけど。)
スキーに行き、宿に薪ストーブがあったりすると、夜はもう、ストーブから離れることができません。ホンモノの炎の魅力、私の中にある"原始的な部分"にびんびんひびいてくるような感じがします。
山で木を切り出し、薪割りをし、それをストーブにくべて、暖をとる・・・、便利さと引き換えに、こんな生活を手放してしまった人間は、果たして幸せになったのだろうか、とちょっとおじさんぽく(笑)考えてしまいます。そして、今、私たちは、今までの便利で慌しい生活を続けるか、それをを見直すか、選択できる場面に立ち会っているように思います。インディアンじゃないけど、何代も先を見越して、今、自分たちがどういう行動を起こすべきなのか、などと考えてしまう一冊です。エネルギーや環境問題に興味のある方にとっても、とても考えさせられるものだと思います。


cover ニッポンキッチン 月刊「建築知識」増刊
キッチンって、すごく人間臭い場所、と思います。モダンなヒトはモダンなキッチン、和なヒトはやっぱり和なキッチン。私もなーんでも食べるし、フレンチやイタリアンも大好きだけど、やっぱり、白いごはんとおみそ汁、が1番ほっとします。だから、キッチンもやっぱりどこかに和な部分があるほうが好きです。
ということで、ニッポンキッチン。そこに水があり、火があり、野菜がある、という、なまなましさのあるステキなキッチンが紹介されています。
自分らしいキッチンを考えていると、自分の暮らし方、自分の行き方につながってきちゃんだよね。たぶん、これぞ完璧!なんて見つからなくて、日々、あーしよう、こーしようと積み重ねていくものなのでしょうね。


cover絵本フランスの頑固なレシピ 山本容子(著)
まるで山本容子さんと一緒にコルドンでフレンチを勉強しているような気分になれる本。大人でありながら、可愛らしさのある、山本さん、憧れる方も多いと思います。彼女と一緒にお料理なんてしびれちゃいそう。(妄想)
「最初の授業は悲鳴から始まった…」なんて、ぞくぞくします。そうです。ほんとのお料理って、鳥や魚をさばいたり、ちょっとグロいものなんですよね。(グロいなんて言っちゃいけないのかな。)その辺もすんなり消化して、学ぶ、ということに集中されている彼女の様子が目に浮かぶようです。
手書きの彼女のメモやイラストがまた楽しくて、なんども、なんどもページをめくってしまいます。毎回、見逃していたおちゃめなメモを見つけることができたりして、まさにひとつぶで2度おいしい本です。


cover フランス語はじめの一歩まえ 長谷川イザベル(著)
昨年秋にパリを訪れ以来、ほそぼそと(笑)フランス・ブームが続いてます。最近、NHKテレビ講座はさぼっていますが、こんな楽しい本はしっかりチェックしてます。
趣味の外国語の勉強って、文法がどーのとかよりも、やっぱりその言葉の背景にある文化とか、習慣とか、そういうところからはいったほうが楽しいんじゃないかと思っています。職場の同僚を"copain"(コパン)、日々のパンを分かち合うひとたち、と呼ぶ、なんて、なんだか素敵だよねぇ。
こんなんじゃ、いつになっても、フランス語、しゃべれるようにならないと思うけど、楽しみなんだもの。いいよねって。おばあちゃんになったころ、辞書ひきながらでも原書が読めたり、海外旅行でフランス人のひととちょっぴり挨拶なんてできたらいいじゃない〜、と夢みてます。フランス語云々よりも、読み物として、とても面白い本です。


cover フランス語で綴るグリーティングカード にむらじゅんこ(著)
フランス語、勉強したい!と思いながらも、文法からコツコツやるなんて、つまらないなぁ、と、独自の手法でとりくみ中です。で、グリーティングカード。
考えてみれば、グリーティングカードのメッセージって、すごくシンプルで、ストレートで、でもその言い回しは、その言葉独自の雰囲気があって、入門編にはぴったりだわ〜、と、ひとりにやにやしています。
素敵なイラストとともに、短いメッセージと、日本語の意味、カタカナで読みかたがふってあるのも嬉しいです。まだまだ本格的な発音を勉強する前の、フランス語の雰囲気を楽しみにはちょうどいい感じ。誰かに、フランス語のメッセージを書いたカード、送ってみたいなぁ。(どうせなら、少しはフランス語わかるるヒトがいいんだけどなぁ。)


cover デザインの原型 日本デザインコミッティー(制作)
2002年に開催された「デザインの原型」展に出展されたプロダクトがモノクロの写真で紹介されています。雰囲気のある素敵な本ですが、みょうなとんがった感がないのが、すごくいいです。
「なぜいま、原型なのか」なんていう座談会も、読み物として、すごく面白いです。
こういう本、大好きです。


cover デザインの素 小泉誠(著)
この本に出会うまで、コイズミマコト、というヒトを知りませんでした。が、あっという間に、彼の世界に魅了されてしまい、国立にある「こいずみ道具店」にまで行ってしまいました。やっぱり、実物をみてみたい!って。
こじんまりした道具たち、日本の街の暮らしのサイズだなぁ、と思いました。この「こじんまり」って悪い意味じゃなくて、なんだか落ち着くんだよなぁ、というサイズなんです。限られたスペースでも、のびやかに暮らせるんだなー、と。
私の考えるデザインって、まさに彼がやっていることがしっくりです。
さすがに国立には頻繁に行けないのですが、青山の「カギロイ」には近くに行くときは寄るようにしています。小泉氏の家具などをみることができます。プロダクトデザインって、ほんとに面白いです。


cover インテリアと日本人 内田繁」(著)
扱っているテーマの範囲が広く、各テーマの関連性をどう消化したらいいのかわからない〜なところが残念でしたが、日本の歴史、生活習慣から、インテリアデザイン論までざーっと理解できます。デザインに関する本を最近よく読みますが、デザイン論、という話になると、やっぱりちょっとややこして、素人にはつらいものがあります。
ただ、デザインって、おしゃれなヒトのもの、ではなくて、生活にぴったりくっついているものだと思うので、その辺をうまく理解できれば嬉しいなぁ、と思ってます。 デザイン本を読みあさる日々はまだまだ続きそうです。
そうそう、この本は、タイトルとか、表紙とか、マーケティング的にはすごくうまいと思います。本屋さんで見かけて、手にとらずにはいられなかったもの。(笑)


cover 櫻よ―「花見の作法」から「木のこころ」まで 佐野籐右衛門(著)
京都の植木やさんで、3代にわたり、桜守として、全国の桜の古木、銘木などを世話してきた佐野籐右衛門氏の話をまとめたもの。
ひとは桜が咲いている時期以外、その存在すら気にもかけないけれど、花が終わって、葉桜になり、夏を越え、葉を落とし、次の春の準備を始める、という、聞けば当たり前と思う、いのちの営みについて語られると、あぁそうだよな、と。桜の木に、きれいな花をありがとう、と声をかけたくなるような気分に。
桜をとおして、世の中をみている籐右衛門氏の、ときに辛らつな言葉が胸に迫ります。いのちを相手にシゴトをしてきたヒトだからこその重みなのだと思います。
今年は夏の桜並木をみる気分もちょっと違ってきました。たくさんのヒトに読んでもらいたい1冊です。


cover 園芸家12ヶ月 カレル・チャペック(著)
園芸好きの著者が自嘲的に語る園芸家の12ヶ月。除草に水撒き、土壌改良と、やるべきことは目白押し、かつ、天気はまったくもって思い通りにいかない。そんな中、やきもきしたり、体中どろんこになりながらも、園芸家はただただ自分の庭を愛す。なんともロマンチック!
雨が降ると、庭に雨が降ってると思う。日がさしても、たださしているのではない、庭にさしているいるのだ。日がかくれると、庭がねむって、今日1日のつかれをやすめているんだ、と思ってほっとする。
こんな風に思えるようになれたら、日々の暮らしはどんなに豊かなことか!園芸家の悪戦苦闘にげらげらと笑いながら、ふと、気持ちをもっていかれてしまうような、そんなエッセンスがたっぷりつまった1冊です。


cover 生きがいの創造 飯田史彦(著)
「生まれ変わり」を認めることで、自らの人生を積極的に生きよう、という気持ちになれる、という「生きがい論」を研究されている国立大学教授による著書。私自身、「縁」みたいなものをすごく信じているので、すんなり読むことができました。大切な家族を亡くされたり、自らが思い病気をわずらったりされている方にとっては、彼の著書が「救い」になるそうです。あまりに厳しい現実に直面すると「どうして自分だけがこんな目に・・・」と思うのは自然なこと。それを「自らが生まれてくる前に予定してきた試練」だというのです。とてもユニークな研究で、すんなりはいれるヒト、反発心を覚えるヒト、それぞれと思いますが、私自身は、こういう話、自然に感じたりするほうです。


cover 白洲正子(著)
<5/20発行 sunameriの店長日記より>
白州正子さん、ファンの方も多いと思います。私は彼女のきりりとした文章が大好き。きりりとした文章はどこからくるのかといえば、やっぱり、きりりとした生き方から、かなぁ、やっぱり。  
この「木」の本、私は文庫を買い求めたのですが、小さいながら、口絵の写真に、まず、うっとり。いろんな木のそれぞれの美しさ。そして、木へんの字が記す、20の木のお話。どれも身近な木なのに、意外に知らなかったーということも多く、毎日1つずつ、大切に読み進めています。全国の銘木の話や木工の話、いずれも、さわやかな木の香りがしてくるよう。読んでいると、すがしい気分になってきます。
実家の近くの通りはケヤキ並木でした。春の若葉、夏の青葉、秋の紅葉、冬、葉が落ちて空がひろがる感じ、と、四季折々、その並木はとてもきれいでした。ということで、私はケヤキが好きです。きっとひとそれぞれに木にまつわる物語があるんだろうな、と思いながら、ページをたどっています。


cover 植物との共生 ピーター・バーンハルト(著)
気軽にすらすら読める本ではありません。が、ひさびさにぐぐっとくる1冊でした。植物の不思議ないとなみが、なまなましいほどに描かれています。今まで私が意識してこなかった、新しい世界がある!というような、驚きと興奮がごっちゃにして、少しずつ、少しずつ、読み進めていきました。
たまにはマクロな視点で植物をながめるのも楽しそうです。


cover 庭木・街の木 岡部誠・堀越禎一(解説) 巽英明(写真)
街の暮らしのなかでも、たくさんの木や草花をみかけます。が、よくみかけるのに、名前がわからないものがたーくさん。で、買い求めた1冊です。ポケットサイズというのが持ち歩くのに◎だし、写真もきれいで、説明も図鑑ぽくなくて読みやすいのが気に入ってます。こんなふうに身近な草花の名前を知るだけで、なんだか、自分自身がすごく豊かになった気分。緑の多い、日本という風土に産まれてきたことに、思わず、感謝です。


cover ひとり暮らしのころは 津田 晴美(著)
先日、待ち合わせした友達から「ちょうど読み終わったところだから。」と貸してもらった本。インテリア・スタイリストの先駆けとして活躍中による著者が、東京にでてきて、学生生活を始めたころからの「くらし」をつづったエッセイ。すてきな友人に出会い、少しずつ、自分の暮らしに彩りをそえていくことを楽しむようになっていく様子にほのぼの。ひとり暮らしにぴったりなかんたんお料理のレシピなども載ってます。津田さんのファンだけでなく、ひとり暮らししたいな〜というひとにぴったりの一冊と思います。


cover スパイス名人宣言 朝岡 勇 (著)、朝岡 和子 (著)
メルマガ:「sunameri の店長日記 vol. 12 (2004/3/18 発行)」で紹介。
パッケージを見れば(あぁ!)と思われる方も多いと思います。朝岡スパイスの朝岡さん夫妻による、スパイス本です。実は私もまだ読み終わっていません。もったいないので、少しずつ読んでます。(笑) 見開きで2つずつのスパイスが順々に紹介されています。スパイスの特徴(見た目やにおい、味、似ているスパイスなど)や、どんなお料理に合うのか、また、それぞれのスパイスを使った簡単なお料理のレシピも載ってます。スパイスって、基本は植物で、はっぱだったり、種だったり、で、この本を読んでいると、なんだかそのスパイスが生えている場所に立ってるような気分にひたれるのです。あ、私も自然の一員!みたいな気分。1回、数ページ、と決めているので、「今日の分」を読み終えると、静かに本を閉じるのです。ココロ穏やかな、静かな気分で。スパイスのある暮らしってなんだかぴりっとするようで、とてもステキと思いませんか?あなたの暮らしにはどんなスパイスがありますか?



を読める通勤時間は忙しいときはなおさら、憩いのひととき。先週から猛烈に忙しくて、シゴト→ネル→シゴト、の日々でしたが、それでも、武田百合子さんの「富士日記」を読み、ほのぼのと励まされていました。最近、復活!図書館派で、富士日記も(上)(中)(下)と予約して、2週間ほど待って、やっと借りられたのですが、ぜんぜん読み終わらず、やっぱり文庫本を買おうかなぁという気分です。「富士日記」は特に、なのですが、旅に連れて行きたい、と思う本なのです。そうそう、本もこういうジャンルの分け方もありますね。旅に連れて行きたい本、通勤時間に読みたい本、ベッドで読みたい本、ソファで読みたい本、おトイレで読みたい本(!)・・・。(ふふふ)

(2004/2/17)

cover 捨てない生活―快適なドイツ流ライフスタイル クライン 孝子 (著)
シンプルライフは「永遠の目標」と書きましたが、ドイツでは徹底したシンプルライフが当たり前になっているようです。ゴミはしっかり分別した上、ゴミの収集にも費用がかかる、ということで、暮らしの中でゴミを減らす努力・工夫がなされているのだそう。子供のころからの教育に始まり、その徹底たるや、感心するばかり。
毎週、うんざりするほどのゴミをだしている私たち、学ぶべきことが多いと思いました。まずは、誰のため?なんのため?の包装なのか、消費者が意識をもつことが重要と思います。いくらすっきりしたインテリアに囲まれた生活をしていても、毎日どっさりゴミをだしているようでは、シンプルライフにはなりません。自分でできることから少しずつ、ゴミを減らす工夫、積み上げていきたいと思います。


cover 木立のなかに引っ越しました 高木 美保(著)
<sunameri の店長日記 vol.5 (2004/1/29 発行) より。>
図書館で借りた高木美保さんの「木立ちのなかに引っ越しました」を読みました。ご存知の方も多いと思いますが、女優の高木美保さん、数年前に 那須に移住をされ、農業に挑戦、最近は講演をされたり、エッセイを書かれたり、という活動をされてます。でも、この本は、田舎暮らしについて、 というよりも、彼女自身が自分を取り戻していく過程をつづったもの、と いう印象を受けました。
忙しさに自分をゆだねることで「充実してる」って思いこんでしまうことってありませんか? この本を読んでいて、自分自身を取り戻すのに、田舎暮らしが必要だ、ということではないんだな、思いました。自分なりのスピードで暮らして、 自分なりにものごとをよく考えることが大事なのだ、と。忙しくても、勇気 をもって、立ち止まらなきゃいけないときもあるんだな、と。  
そんなことを考えるきっかけを作ってくれる1冊です。  
彼女が初めて挑戦する野菜作りの話(トマト作りの話はじんときます)、家の近くで出会う動物たちの話、どれもくすっと笑っちゃいます。読んでいるうちに元気が沸いてきます。  
みなさんの暮らしのスピード、ちょうどいいですか?どうかな?


cover 玲子さんのリフォームでシンプルに暮らしたい 西村 玲子 (著)
おなじみ玲子さんによるリフォーム本。イラスト、写真をながめているだけでも楽しいです。すごくおかしかったのが、シンプルライフを掲げながら、あれも買いたい、これも新しくしたい、と物欲にかられ、各所で反省している玲子さん。なーんだ、玲子さんも仲間じゃーん、とにやにやしてしまいました。お金をかけず、モノも増やさず、シンプルライフを楽しみたい!というのは「永遠の目標」ということがよくわかりました。(笑)それでも、失敗談もたっぷり盛り込まれているし、インテリアの参考になるアイデアももりだくさん、とても参考になる1冊です。


cover キッチンをつくる前に読む本―料理研究家が「使い勝手」を考えて書いた台所づくり 荻野 ハンナ (著)
1988年出版とかなり古い本なのですが、中身は全然古くない!建築家ではなく、家庭で料理をする料理研究家によるもの、ということだけあって、いずれの話もリアリティがあり、かつ、リーゾナブル。ステキなキッチンを紹介する本や雑誌があふれるほどあるものの、自分が使う実感がいまいち湧いてこないものも多いなか、この本はうーんなるほど!と思うアイデアがたくさん。キッチンのリフォームなどを考えているひとの他、今のキッチンをどう便利にするか、にも参考になると思います。


好き、活字好きにとって、寒い夜というのは=幸せな夜、とも言えます。あたたかにして、ソファかベッドにころんとなって、気分な本を読むのって、まさに至福。
サラリーマンをやってると、ウィークディはなかなか時間がとれないので、そんな幸せな夜もそうそう過ごせず、図書館で10冊借りてきた本も読みきれず、すこし胸が痛いです。明日は読み終わらなかった本も一緒に返してこなきゃ、ふぅぅ。(ため息)
といいつつも、また図書館に行けば読みたい本がたーっぷりで、すぐにハッピィになっちゃうはず。ほんとに本好きでよかった。うふふ。

(2004/1/24)

cover 食は土にあり―永田農法の原点 永田 照喜治 (著)
まずは巻頭の野菜たちの写真の美しさに心を奪われます。(表紙のかぶもステキですよねぇ。)
永田農法で作られた「SKIP」の野菜、大好きなんです。いただくと、愛情がつまってるって実感できるのです。ほんとだよ。
そして、永田先生自身のバイタリティにはただただびっくりです。ほんとにステキな方と思います。彼の自然を大事にする哲学、先日のCWニコルさんの話にも通じるところがあり、あぁここに真実がある、と私は信じています。豊かな自然があれば、ヒトは幸せに生きられる、ということ。今、たくさんのモノに囲まれた私たちが、なかなか幸せを実感できないことと通じているように思うのです。
彼らのメッセージが多くのヒトに伝わり、大きな力になっていくことをココロから願っています。そして、私自身も、彼らを応援していきたいと思っています。


cover 和のうつわ―52人の作家とその作品 コロナ・ブックス 小林 真理 (編集)
こちらも図書館で借りた本です。でも、手元におきたいので、買いたいなぁ、と思ってます。
うつわは前から興味があるのですが、作家さんと作品をならべてみる機会なんて、めったいにないことなので、うわ〜という感じ。いくつかすごく好きと思ううつわがあったので、さっそくチェックしてみたり。
彼がお酒好きで、旅行の旅に蔵元めぐりをするのですが、そのモノが作られる場所を訪れるのってとても楽しいことです。きっと窯元めぐりの楽しさも同じなんだろうなぁと想像します。いってみたい窯元リストをつくって、いずれ、窯元めぐりの旅、してみたいです。


cover 天才アラーキー 写真ノ方法 集英社新書 荒木 経惟 (著)
写真のこと、少し勉強してみようと思い、図書館で本を探しました。高原植物の撮り方、などと一緒に置かれ、異彩をはなっていたこの本を借りてきてしまいました。
写真のテクニック云々よりも、彼の哲学が語られた1冊です。アラーキー氏、すごくまじめで、職人みたいなヒトです。彼のプロ意識、しびれます。そして、彼の愛情の強さ、ほんと、すごいと思います。やはり愛情の強いヒトだから、ステキな作品をうみだすことができるのだと思います。
写真の撮り方というより、生き方のアドバイスがたくさんつまった1冊と思います。


cover ことばの食卓 ちくま文庫 武田 百合子 (著)
武田百合子さん、私のなかで大ブームです。図書館で「富士日記」は貸出中だったので、 こちらのエッセイを借りてきました。1番最初の「枇杷」の話が1番好きです。
歳をとられて、弱音をはかれている件もあるのですが、それでも「私はうなぎが大好きなのに」とか言ったりしていて、あー私もきっとおばあちゃんになっても食いしん坊のままだろうなぁ、とか思ってしまいました。
楽しく読み進んでいるうちに、じわじわと日本の歴史が感じられてきます。戦争は戦場だけのものじゃないんだな、とか、切実に感じました。


cover 犬が星見た―ロシア旅行 中公文庫 武田 百合子 (著)
1/7のBBSに記載したもの、より。
+ + +
ほんとは +books のページの話なのだけど、更新はちょっと先になりそうなので、ぶくぶく掲示板にて。 武田百合子さんの「犬が星見た」を昨日、会社帰りの電車の中で読み終えました。ロシア旅行記なのですが、読んでいる間中、ずっと彼女と一緒に旅しているような気分でした。楽しいだけでなく、くたびれて、めんどうな気分になるのも一緒でした。 そして、彼女が旅を終えたとき、なんだか私も(やっと家に帰れる)というような錯覚をし、なんだかほっとしました。 そして、あとがきを読んだとき、あやうく、涙がこぼれそうになりました。 これから読む方のために内容は記しませんが、あぁ、人生をこんな風にとらえることができるんだ!と、不思議な感動で胸がいっぱいになりました。 ますます彼女のファンになってしました。ロシア旅行でわがままいっぱいだった(笑)彼のご主人にも興味が湧いてきました。ご主人の作品も読んでみようと思ってます。


cover 夢幻抄 白洲 正子 (著)
白州正子ファン初心者です。彼女のいさぎよい語り口、大好きなのですが、日本の古典について、教科書程度の知識しかない私には、ちょっと難しい本です。難しいと思いつつも読みつづけてしまうのが、本好きのサガ。わからないことも気にせず、さらさら読んでも気持ちがいいのだもの。ふふふふ。


cover オーダーメイドリビングキッチン―キッチンもインテリア 飯島 道春 (著)
Amazonでみつけて、がまんできずに買った本です。(笑)
期待通り素敵な本で、すっかりお気に入りです。(満面の笑み)
リビングキッチンというコンセプト、素敵と思いませんか?私自身、生活の中心は「食べること」なので、キッチンが主役の家、というのには共感を超えた、強い強いうなづきです。こんなヒトが、こんなキッチンを、あんなふうに使うんだろうな、とイメージがぐんぐん広がるキッチンばかり。夢は具体的にみることさえできれば、叶うものです。私も思い切り具体的に夢見るよう、がんばってます。(ぷぷぷ)


cover オーダーキッチン―思い切ってキッチン改造! 文化出版局 (編集)
上記のリビングキッチンの本を見つけた直後に図書館で発見した1冊。
ともに、「FORM ASH*BARN」という会社がてがけているようですね。
http://www.form-tokyo.com/index.htm
キッチンのようにそこでの行為が具体的に想像できる場所は、自分がどんなのが好きなのか、どんなのだと使いやすいか、とても考えやすいです。でもねぇ、なかなか夢のキッチンを実現するのは大変そう。でもでも私は負けない!知恵と勇気で(!)いつかは夢のキッチンを・・・。(遠い目)


cover 老いの道づれ―二人で歩いた五十年 沢村 貞子 (著)
彼女の著書、大好きなんです。たまたま図書館でみつけたこの本も、ページをめくるうちに、涙がこぼれそうになっちゃいました。あぁ夫婦ってこういうことなんだなぁ、って素直に感動しちゃいました。
エッセイというよりも、飾りのないことばでつづられたラブストーリーのようです。


に占拠されつつある私の部屋・・・。お正月休み中になんとか整理をしなきゃ、と焦ってます。(笑) 図書館みたいな本棚のある家に住むのが夢です。でも、本棚が大きくなったからといって、やっぱりいつかは限界がくるのでしょうね。って当然だね。この +books のページを更新しながら、それぞれの本を手元に残すか、アマゾン・ユーズトに登録するか、古本屋さんに持っていくか、を決めるようにしているのですが、これがなかなか濃ゆい作業なんだよねぇ。お気に入りの本は読み返しちゃったりして、ビジネスライクにやらないと全く進まないのです。お正月休みも残すところあと2日、本腰いれて片付けるぞーです。といいつつも、今年もすてきな本にたくさん出会えますように!という気持ちでいっぱいです。

(2004/1/2)

cover 生活大国イギリスの知られざる習慣―大人のためのスピリチュアルライフ 井形 慶子 (著)
もともと"目に見えないモノ" 〜 "勘"みたいなモノは大事にしたいと思っていました。なので、井形氏著作で、このタイトルをみた瞬間、うわーって感じ(笑)。本は私の腕の中に(笑)。そして、期待通りの興味深い話題満載の1冊でした。
もともと日本人にも、目に見えないモノを大切にする文化はあったわけで、感覚的にはわかる、という話が多いのはそういうベースがあるからと思います。 イギリスが現代でも、スピリチュアルライフをおくっているのなら、私たちにだって、まだまだ取り戻せることはあるはず。まさに、お金で買えない豊かさ、のヒントがぎゅっとつまった1冊と思います。


cover マダム・クロード 愛の法則 クロード・グリュデ(著) 伊藤緋紗子(訳)
1960〜1970年代のパリで最高級の売春宿を経営してきたマダム・クロードによる自叙伝。最終章には、「私は、不法な職業のおかげで大勢の人間の生活を助けました。」という件があります。彼女のビジネスにより、娘たち、そして、顧客たち、ホテルやレストランの主人、クチュリエ、車のディラー、香水や化粧品の販売員たち・・・と、多くのひとの役に立ち、誰にも迷惑をかけたことがなかった、と。自分の人生を振り返り、こんなセリフをはけたら、どんなにすがすがしいでしょう。
"一流"というものがどのように築かれていくのか、そして女性の幸せがどんなに多様なものか、赤裸々に描かれています。
いろいろな意味で非常に内容の濃い1冊と思いました。


cover 暮らしのアート―素敵な毎日のために 戸塚 真弓 (著)
私のパリ、ふだん着のパリ」「パリからのおいしい話」に続く戸塚真弓氏の著。これは、1993〜1994年に日経夕刊に連載されていたコラムをまとめたものだそう。著書のタイトルにもなっている「暮らしのアート 〜 Art De Vivre」というコトバは、私にとってまさに"ずっと探してたもの"でした。彼女のパリでの暮らしぶり、そんなに豪華なものでもないし、おしゃれなことばかりでもない、それでもステキと思ってしまうので、彼女が彼女なりに大切と思うことに手間隙をおしんでいないから。それを「暮らしのアート」とよぶのなら、私には私なりの「暮らしのアート」はきっとあるはず。いろんな方のステキを
少しずつまねながら、私なりのステキを作っていけたらと思ってます。


cover ビジネスマンの値段―転職で高くつく人、安くつく人 古田 英明 (著)
転職本、とくくってしまうのはもったいないような1冊。この著者には、エグゼクティブ・サーチ(ヘッドハンティング会社)の経営者というよりも、教育者のようなあたたかなまなざしを感じてしまう。終身雇用・年功序列の日本型サラリーマンのシステムが崩壊しつつあることは誰しも実感していながら、自分自身が、そこからどういう一歩をふみだせばいいのか、よくわからない、というのも実情と思う。私自身も、今後の自分のキャリアをどう構築していくべきか考える上で、とても参考になった。10年選手のサラリーマンは一読の価値ありの1冊と思います。


cover ビデオで世界を変えよう 津野 敬子 (著)
ビデオ・ジャーナリズムの歴史本とも言えるし、ワーキング・ウーマンの教科書ともいえる、迫力の1冊。1967年、単身でニューヨークにわたる著者・・・1967年ですよ!その根性に最初から脱帽なワタシ。そして、著者のいつでも前向きで、タフな姿、ほんとにかっこよくてしびれます。ジャーナリズムについてもいろいろ考えさせられる1冊。すごい本です。


covercover 女の直感が男社会を覆す―ビジネスはどう変わるか〈上〉・恋愛、家族はどう変わるか〈下〉 ヘレン・E. フィッシャー (著), Helen E. Fisher (原著), 吉田 利子 (翻訳)
タイトルと「社会は女性化しつつある」の帯に目がとまり、購入。ウェブの世界というのは、女性の構築する女性同士の人間関係に近いものがある、という件など、うーん面白いって感じ。今まで、社会的な自己実現の場がほとんどなかった主婦たちが、すっごいサイトをつくって、がんがん情報発信していたりするのに、私自身すごく励まされていたりします。一流企業がたっぷりお金使って作ってるサイトに負けないようなのがわんさか、だもの。というような実感もあったりするので、上巻は「よぉーし、これからは私たちの時代だぞ〜。」なんて、意気揚揚、鼻息荒く、読み進めていきました。ビジネスの現場での女性のありかた、について記された上巻に対して、下巻は結婚・恋愛が主題。こちらは、まぁまぁという感じ、かな。女性が読んで気持ちがすかっとする本じゃないかと思いました。


cover 検索にガンガンヒットするホームページの作り方―SEO(検索エンジン最適化)テクニックで効果的にPRしよう 渡辺 隆広 (著)
SEO=Serch Engine Optimaization、検索エンジン最適化、について記された本です。自分のサイトはお友達向け、ということで、好き勝手にやってきたわけですが(笑)、オンラインショップを始めるにあたり、まじめに勉強しなきゃ、と・・・。で、実際読み始めてみると、なかなか大変な内容。サイト自体の作り方など、基本的なことは抑えるようにして、あとは少しずつ積み上げ式で実践していくことにしました。「検索サイトにガンガンひっとする」にはやるべきこともガンガンあるのでした。当然か。SEOは旬なことには違いなく、やっぱりちゃんと追いかけていきたいと思ってます。何度も読んで勉強しなきゃ。


cover 大きな暮らしができる小さな家 永田 昌民 (著), 杉本 薫 (著)
随分前に図書館だったか、本屋さんの立ち読みだったか、さらっと読んで"よし"としていました。でも「沈黙の春」を読みながら、「センス・オブ・ワンダー」をもう一度、ちゃんと読み直したい、と思えてきたのです。
子供時代の思い出が、その後の人生にどんなに大きな影響を与えるかを思いながら、自分自身の子供時代の思い出をたどりながら、毎晩、数ページずつ、大切に読み進めました。
21世紀のおとなたち必読教本と思います。


cover 英国セント・キルダ島の何も持たない生き方―自分を幸せだと思う哲学 井形 慶子 (著)
「1本のロープと7人の友の絆があれば生きていける」という帯にイチコロでした。イギリス、スコットランドの西の沖にあるセント・ギルダ島。あまりに過酷な自然環境のもと、どうして人が暮らしていけるのか?と興味をそそられます。そして、いつのまにか、セント・ギルダの魅力にすっかり魅せられてしまいます。
「なにももたないという豊かさ」、言葉にしてしまうのが恥ずかしいような気持ちになりますが、ほんの数十年前まで、実際に存在していたことです。私たちの暮らしからはあまりに現実味のないことというだけで、世界中のあちこちで、いまだ存在している暮らしなのかもしれません。そして、今、私たちが学ぶべきことがたくさんたくさんあるように思えてなりません。 あとからあとから欲しいモノはでてくる。手に入れたからといって、喜びはあっという間に薄れてしまう。立ち止まって、ちゃんと考えなきゃいけないときが来ているのだと思います。そして、行動を起こさなきゃいけないときが来ているのだと思います。
たくさんの人に読んでもらいたいと思う1冊です。


cover パリから届いたエプロン ル・トイック 博子 (著)
オンラインショップでエプロンを扱うことになり、勉強(!)のために購入した本です。モデルさんがとってもステキで「手芸本」という感じがまったくしません!そして盛りだくさんのデザインにエプロン・ワールドの奥深さを実感しました